「船に乗せてくれ♪」
専業漁師をしている兄貴に連絡。
「う~ん、今年は鯛があまり釣れてないんだよね。アジもダメだし・・・」
「釣れるに越したことはないけれど、大海原で船に揺られて釣糸を垂らすだけでストレス解消になるからそれだけでいいんだ」
という訳で、親父と一緒に兄貴の所へ向け出発!

獲物と釣り方は鯛を狙ってタイラバ。

タイラバと呼ばれるルアーを着底させて巻き上げ続けるシンプルな釣り。
しかしこれがなかなかに奥が深く難しい釣りです。
スーーー・・・、トン(タイラバ着底)。巻き巻き巻き・・・。
トン。巻き巻き巻き・・・。
トン。巻き巻き巻き・・・。
時折グッと重くなり竿先から魚の暴れる感覚が伝わってきます。

美味しいアコウ。

アオナ。
そうしていると兄貴に大きなアタリ!

おお、立派な真鯛だ♪

さすが!
マトウダイなんかも釣れます。

変わった風貌ですが、白身の美味しい魚です♪
しかし本命の真鯛はなかなか渋く、大きなものは兄貴の釣り上げた1枚のみ。
「昼過ぎに潮が変わる。それからが勝負時間だ」
と兄貴。
午後からの潮変わり。
アラカブやアコウなどの底物の活性も活発になり、次々と釣れ始めます。

「魚の食いが立ってきたな・・・」

ナブラが沸いて鳥山も立ち、にわかに海上が活気付きます。
魚というものは不思議なもので、食い気がない時は目の前に仕掛けを落としても全く反応しません。
ところがひとたび活性が上がり食い気が立つと遠くから追っかけてでも食いついてきます。
潜った時に見ていると、岩礁の岩影に身を潜めていた魚たちが一斉に出て来て捕食活動が始まる感じ。
「さあ、デカい鯛よ来いっ!!」
大鯛が食いつくことを信じてひたすら巻き上げていると、引っ手繰られるようなアタリ!
「うおっ、来たぞっ!!!」強烈な引き。
ひたすらリールから出ていくライン。
ゴツゴツと頭を振るような引き。
「これは真鯛に間違いない!」
引き込まれそうになる竿を立てて魚をいなしながら、少しずつ巻き上げます。
しかし何度も巻き取った数倍の長さのラインが出て行き、また巻き上げるの繰り返し。
「サメなんかも結構頭振って抵抗するんだよね~。もしかしたらサメかも・・・」
「サメでもいいからとりあえず姿だけは見たい!」
ヒーヒー言いながら巻き続けます。
だいぶん巻き上がってまだ結構な深さがある魚体をチラリと見ると、兄貴がすぐに持っていたタモ網を別の大きなタモ網に握り替えます。
「そんな大きな鯛なのか・・・。よっしゃ、絶対獲っちゃる!!」
水面近くになると最後の抵抗。
なんとか凌いでタモ入れ。
で、上がった獲物は~、
ブリ(笑)。73センチ。
誰だよ~、「真鯛に間違いない」なんて言ったの。
全然引きが違うじゃん!
とは言え相当に引いたので楽しめました♪
結局真鯛は不発だったけれど、根魚系はクーラー満タン!

はぁ~、楽しかった♪
兄貴、ありがとう!!
今日も自然の恵みに感謝です。
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磯釣りだと鯛系は三段締め、青物は横走りしますよね。
明日はニライ、カナイと会うのかな?
(^ω^)
え!?私の腕が未熟なだけですかね(笑)?
ニライカナイちゃんとは無事会えましたよ♪