「今度、小豆島で環境省主催の狩猟フィールドセミナーを行うんです。そこでの銃猟の講師をお願いできませんか?」
香川県で開催された「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が終了し、関係者で催されたささやかな打ち上げの最中にそんな依頼をされました。
「オレみたいな狩猟歴も浅いサラリーマンハンターなんかでいいんですか?他にも適任者がたくさんいると思うんですけど・・・」
2年ほど前に熊本県で初めて開催された
前回のフィールドセミナーの時(←フィールドセミナーが何かはこちらの記事に書いていますが、簡単に言えば未経験者及び初心者のための狩猟実地研修)も思ったのですが、やっぱり不思議に思い自分の書いた記事を読み返したりしました。
「そうだよなぁ。オレ自身がハンターになりたくなかったのに、こうやってハンターやっているもんな。なぜ!?」
しかし最近ある人から聞いた言葉を思い出します。
「すべての出来事は必要で必然でベストなタイミングで起こるんだよ」
悩んだのですが、結局ありがたく引き受けることにしました。
小豆島と聞いて「橋が通っているから車で行けるな」等と大ボケの勘違いをしていたのですが、それは淡路島でした。小豆島へは高松から高速船に乗り込む必要があります。

「学生時代に2回ほど行ったことあったけど、その時はバイクを乗せてフェリーで渡ったっけ。大昔なのですっかり勘違いしてた(笑)」
フィールドセミナーは土日2日間の日程で、金曜日夜には高松入り。

(高松の商店街に昔からある調理器具の専門店。見るのが楽しかった♪)
主催者関係の一部の方と晩御飯をご一緒します。
「じゃんさんは平日はお勤めされて週末は猟に行って、キツイとか辛いとか思わないんですか?」
「はい、正直な話キツくて辛いことは多いですね」
「それでもブログ書かれていますよね。夜中に・・・」
「はい、そうですね。毎年帯状疱疹になったり、今年は眼球震盪になったり・・・。体調壊してまでバカですね。ハハハ」
「一体何故そこまで出来るんですか?」
そこでお酒が回り始めてボンヤリとし出した頭で少し考えます。
「う~ん、そうですね。何故でしょう」
「・・・」
「たぶん狩猟が好きなんでしょう」
「それだけですか?」
「あとはオレが教えていただいている先輩ハンターの皆さんが
本物だからだと思います。世の表には出てこないけれど
圧倒的な本物。
その先輩ハンターの皆さんもたくさんの先達ハンター達から脈々と教えを乞い、山野でたくさんの経験を積んで今があるんです。そんな先輩方から教えていただいてもらっているんだから、キツイとか辛いとか言っている時間はないと思うんですよ。実際にご高齢の方も多いですしね。
先輩ハンターが何度も繰り返す武勇伝を嫌がる若者が多いのも理解できますが、そんな話を聞いていると実際に自分が危機的な状況に陥った時に咄嗟に反応できたりします。実際に命が助かった事もありました」
「・・・」
「明日からのセミナーでは、よかったらそんなことも含めて話していただければ・・・」
「自信ないですけど頑張ります(笑)」
そうしてやってきました小豆島。
オリーブと『二十四の瞳』の舞台となった島。

さあ、ここで何が待っているんでしょうか。
続く。↓淡路島へ行っていたらおもしろかったのに!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
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次に行く機会があったら海も楽しみたいですね♪
乗り慣れない公共交通機関なので少し疲れました。
でも楽しかったですよ。
体調は今は問題なく元気です♪