私の愛車三菱ストラーダは平成10年式で、もう18年も乗っている年季の入った相棒。

ちなみに両手両足を使って運転するマニュアル車。
左足でクラッチを踏み、右足でアクセルを吹かしながら左手でギアチェンジ。右手でハンドル操作。
この「操作している感」が好きなんですよね~♪
そのストラーダを運転しながら猟から帰っている最中のこと。
「およ?サイドブレーキランプが点いている・・・」

インパネに光る警告灯。
「サイドブレーキを下ろし切っていなかったのか?」
試しにサイドブレーキを操作しますが、サイドブレーキを下げ忘れた等の異常はなく完全に下りています。
「走っている時に加速が鈍いとか、ブレーキを引き摺っている感覚はなかった。電装系の異常だな・・・。
はっきり見たことはないけれど、こんなのはサイドブレーキを下ろした時か上げた時にプッシュスイッチに当たって点灯しているだけの簡単な構造のはず」
信号待ちの時にサイドブレーキの隙間に手を入れて探ってみます。

「ん~、ないな。この辺りにあるはずだけど・・・」
信号待ちのたびに指を伸ばしてみますが、それらしきものが分かりません。
そして赤信号になったばかりの大きな交差点に差し掛かった時に、少し奥まで手を差し入れてみます。
手の甲までカバーの隙間に突っ込んで弄りますが分からず。
青に変わる信号機。
「ちっ!時間切れだ」
しょうがなくニュートラル状態のギアを入れようと左手を引き抜こうとしますが、その瞬間愕然となります。
抜けませんっ!写真を見ていただければ分かると思うのですが、プラスチックカバーの隙間にゴムが入っていて、そのゴム部分が内側に折れ曲がって釣り針の「返し」のようになって手が抜けなくなったのです。
少しずつ動き出す前方車両。
何度も引き出そうと左手に力を込めて引き抜こうとしますがダメ。
抜けずっ!!
プチパニック!!こんな時に自分のバカさ加減が出るのでしょう。
瞬時に頭の中に浮かんだのは問題の解決策などではなく、サルの映像ですね。
壺の中に豆を入れて置いたら、中の豆を掴んでコブシが抜けなくなるというバカなおサルさん(笑)。
今思うと冷静に右手でギアを入れて発進し、安全な場所までエスケープするか、少なくともその場でハザードランプだけでも灯すべきでした。
しかしその時に私が取った行動は、抜けない手を何度も何度も工夫もなく引き出そうとするだけ・・・。
ついに私の前に停車した車が動き出します。
しかし当然ながらギアが入っていない私の車は1ミリたりとも動くことはできません。
「どうする?しかし入ったのだから物理的に出ないはずはない。(と思う)」
変な覚悟を決め、渾身の力を込めて左手を引き抜きます。
ムキーッ!!スポッ!

手の皮が剥けて血が出ています。(後日撮影)
痛がっている暇などはなく、すぐにギアを入れて発車。
「ホッ。ちょっと血が出たけどなんとかなったぞ・・・」
傷自体はかすり傷でした。
それに何より、事故になるような重篤なトラブルじゃなくて良かった。
ちなみに後で見るとサイドブレーキのスイッチはレバーの前方にあり、スイッチの取り付け金具が壊れた状態でした。

いやぁ~、今回ばかりは焦っちゃったなあ(笑)。
自分のバカさ加減にかなり反省です。
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サイド検知のスイッチ故障の場合だけでなく、ブレーキオイル減少時にもサイドブレーキランプが点灯しますので、念のためご確認を。
これからも更新楽しみにしています。
この場面でこの馬力で走りたい!が自分でコントロールできる操作感が好きです。
トヨタの初代RAV4で今年は20年目に突入です。
小回り効いて街乗り楽ちん、フルタイム四駆で山の雪道もしっかりと走ってくれます。ちなみに走行距離39万Kmです。
お互い大事に乗っていきましょう。
事故にならなくて良かったですね。
あれ以上の変態はありません
今回のは魔がさしたという普通人の域であると存じます(笑)
おお、そんな理由もあるのですね。
オイル交換に行って、ついでに点検してもらいます。
これからもよろしくお願いします♪
まあ、理由は色々ですが、大半は自分のバカさ加減にムキっとなっています・・・。
先日、とある場所で「なぜ狩猟にはマニュアル車が向いているのか?」について話す機会があったのですが、適当な私は「何となく・・・」なんて言う適当な答えしかできませんでした。
次回は島根賢人さんのコメントを模範解答にいたします(笑)。
余裕って大切ですね。
事故などが無くて良かったです♪
おお、こんな場所にも獣害が!!
ほぼ完璧にふじの毛なんですけどね(笑)。
水に入ったのは自分の意志でしたが、今回のは意図せざるものだったので焦りましたよ。
まぁ、事故もなく良かったです♪