イングリッシュポインターのミックはもう12歳。

(前回の鳥猟の時の写真。写真左の白黒の犬がミック)
「我が家に来てくれてサンキュー(3・9)」という意味から「ミック」という名前になりました。
「オレが狩猟を始めた時には4歳で猟犬として伸び盛りの時期だったけど、もうだいぶん顔の周りが白くなっちゃったね・・・」
ミックはとても穏やかで優しい性格。
ブリタニースパニエルのジャン(写真右)がやって来た時も「未去勢のオス犬同士を庭にフリーで飼うけど大丈夫かな・・・」とも思っていたのですが、まったく問題なくやんちゃなジャンを弟として迎え入れ、ケンカをすることもなく仲良くやっています。
「しかしもう12歳だし、猟ではあまり無理をさせられない年齢になったね」
と思ったりもしているのですが、10歳を超えて
池の周囲をラウンドして吠え啼いて鴨を追い出す猟芸を覚えたりとまだまだ発展途上の最中♪
そして全国的に冷え込んだ今週の週末、久しぶりに大物猟がお休みになったので鳥撃ちにGO!
強風が吹き雪の舞う山間部を獲物を求めて移動します。
「うう、寒い。猟期らしい気候になったけれど、こんなに冷え込んだのは久しぶりだ」
ある池で数羽の鴨を落として2頭の猟犬に回収を任せます。
最近では寒さに強く氷の張った水の冷たさもモノともしないジャンが水面に浮かんだ獲物、粘り強く探索するミックが藪の中や山間部という風に自然と回収の役割分担ができていました。
しかしこの日は違いました!

「今日は兄ちゃん(私の事ね)が来ているからな。いいとこ見せなきゃ♪」
ジャバ~ン!と自ら水に飛び込むミック。
「ビックリした。寒さに弱いからいつもは水の中はジャンに任せっきりで泳ごうともしないのになぁ」
と親父。

驚く親父と心配そうに見つめるジャン。
30秒もしないうちに獲物に到着。

えぐれた池の淵を鴨を咥えて登ってきます。
「まだまだワシもバリバリの現役だもんね!」すぐにバスタオルで体を拭いてやり、ねぎらいの言葉をかけてあげます。
「うんうん、しっかり見てたよ。すごくカッコよかった。サンキュー、ミック♪」
ガタガタと震えながらも誇らしげなミックを見ると、少し涙が出てきました。
ありがとう、ミック。
まだまだこれからも一緒に頑張ろうな♪
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ジャンもたまには花を持たせてやるか!
って思っているかも。(^ω^)
いいなぁ〜。
うちの場合、せっかく出したのに、
また外しやがって!って。
(/ _ ; )
私も読んでいて、涙が、、、。
猟犬の先生も言っていましたが、年齢に関係なく頑張るのが猟犬であり、
それが出来なくなると、犬自身が苦しむことになるので、出来る限りの課題を与えてあげたほうが精神面での健康が保たれると。
まだまだご活躍、期待していますよ!
そこが可愛いんですけどね♪
「あ~あ、またハズレだよ・・・」
と、呆れ顔で見られるのはこちらも一緒です(笑)。
それにしてもミックも12歳です。
早いものだと思い、いつまでもミックとジャンとふじと猟を楽しみたいと思いつつも、それは無理なことなのだと再確認できます。
愛するワンコ達との一瞬一瞬を大切にしたいと思います。
そうですね~。ミックはジャンのお守りが大変そうですが、仲良く遊ぶことと猟に行くことが元気の秘訣のようです♪
活躍できないと「ショボ~ン」とめげていますけど(笑)。
ミックは本当に穏やかで優しい性格なんですよ。
震えながらも一生懸命回収してくれた姿を見て涙出ましたよ。