食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

チャンピオン鹿をゲットだっ♪

猟期が始まったというのに用事があったり仕事だったりでなかなか猟に行けず、初猟以来の猟行。

朝の5時前に起き出して猟場へと向かうのは辛いものがあるのですが、その辛さが楽しくもあります。
車を運転しながらモグモグとサンドイッチを頬張り、上る朝陽を眺めると高揚感と相まって「大人の遠足」という感じです♪


猟場へと着き「見切り」を始めます。
2016.11.06チャンピオン鹿1

狩猟を始めた当初は、先輩ハンター方の見切りとその結果が面白いように一致するのをみて
「すごい!こんな特殊技術が現代に残っているなんてある意味奇跡だ!!」
と思ったものです。

それから猟期のほとんどすべての休日を費やして先輩ハンターの方々と山を歩き、ふじを飼って勢子役として山の中を駆け回って思ったことは
「まだまだオレは歩き方が足りないな・・・。先輩方はもっともっとたくさん山の中を歩いて色々なことを本当によく知っているもんな」
ということでした。

まぁ、今年はふじが婚活中なので、再度初心に帰ってしっかりと見切りの技術を磨こう。

ちなみに上の写真のように多数の獲物がドカドカと移動している猟期解禁すぐは「大きな群れがだいたいこっち方向に行っている」とか「足跡があり過ぎてはっきり分からん」という感じになります(笑)。


2ラウンド終了してたくさん獲物は出たのですが、獲れたのは小さめのメス鹿が1頭のみ。
2ラウンド目に出た大きなイノシシに逃げられたのが残念!


続く3ラウンド目。
2016.11.06チャンピオン鹿2
私は尾根近くから延びる通し(けもの道)と、

下から登ってくる通しが合流する地点で待ち受けます。
2016.11.06チャンピオン鹿3
効率よく小さめの山を攻めることが多いとはいえ射手の数には限りがあるので、出来る限り一人が複数の通しをカバーできる場所に陣取ります。

「ここは例年鹿の多い場所だけど、足跡を見る限りでは今年は鹿が少なくイノシシが多いな。イノシシが出る感じ・・・。
そして山の異変を一早く察知して早抜けしたり、ハンターがイノシシに気を取られている間に別の場所から鹿が抜け出すんじゃないかな」
などとシミュレーション。


射手の配置が終わり勢子長が猟犬を放って巻き狩り開始!

待場で銃に弾を込めますが、これが夏場に汗が付着した弾で金属部分が錆び錆び。
「ちょっと不安だ・・・。こんな錆びた装弾で本当に問題なく弾が出るのだろうか!?暴発とか起こしたら事故になるぞ。ドキドキドキ・・・」
(↑こんな弾を使っちゃ事故につながるので使っちゃダメ)



俊足の猟犬たちはあっと言う間に包囲網を通過し、射手の背後の山で獲物を発見しての起こし鳴きを始めます。
「しまった!イノシシは待場の背後にいた・・・」

しかたなく勢子長が猟犬を呼び戻していると、私の前からわずかなカサカサ音。
「来た・・・」

立派な角を持った大きなオス鹿が2頭、辺りの様子をうかがいながらゆっくりと通しを下ってきます。
「よし、まったくこちらの存在には気付かれていない。ギリギリまで引き付けて・・・」
視線だけで雄鹿の姿を追いますが、30メートルほどの場所で下のけもの道に向かって方向を変えます。

「ダメだ、これ以上は遠ざかるだけだ」
2016.11.06チャンピオン鹿6

ドガッ!
「よかった、まともに弾が出た!(←バカ)。でもハズレ・・・」

ドガッ!
「中った感じ。でも致命傷ではなく走られた・・・」

ドガッ!
「ハズレ。ダメか・・・」

走り下る鹿から視線を逸らさずに、空になった銃にすぐに次弾を装填。
銃を構えようとすると鹿が倒れるのが見えました。

「なんとか一頭だけでも倒せた。ホッ!」
2016.11.06チャンピオン鹿4

その後に獲物が出ていないことをしっかりと確認し、血抜きのために近寄ろうと鹿の通った後を下ると、かなり濃厚な獣臭。
「くさっ!発情臭がすごいな」


その後、何頭か獲物が出たようで親父もオス鹿をゲット♪
この日は3頭の鹿を授かりました。


猟隊の方と共にヒイヒイ言いながら引き出し、改めて眺めると立派な角。
山中で見た時はそんなに大きくは見えなかったけれど、相当に大きなオス鹿でした。
2016.11.06チャンピオン鹿5
(身長170センチの私と比較してこれくらい)

「こりゃあデカいな。オレ達の猟場で獲れた鹿の中で過去最高にデカい!」
「ああ、間違いなくチャンピオン鹿だ」

「ありがとうございます。 3発撃ってなんとか一発中った感じですが倒せてよかった」

例年猟期が始まっても初獲物をゲットするのは遅い私ですが、今年は早めに立派な獲物に恵まれました。
やたっ!


それからこの鹿を解体しますが、
「うわっ、なんじゃこの鹿の皮の硬さ!刃物が入らん!!」
「この皮の厚みはまるでイノシシの鎧(大きなイノシシの肩の分厚い皮)だ!」
などという悲鳴が聞こえてきます。(私は違う獲物を捌いていた)

いただいたお肉も相当に硬そう(笑)。

「まあ、これだけ硬そうな鹿肉なんて滅多に手に入らないから調理方法を工夫してみよう。上手くやれば旨味は強いんじゃないかな・・・」
という訳で、ちょっと料理が楽しみです♪


今日も自然の恵みに感謝です。


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コメント
ウキュ、ウキュキュッ!(自分だけズルイわよッ!!)
婚活中のふーちゃん、カワイソス( ノД`)

じゃんさんがふーちゃん置いてきぼりにして、一人で北海道のエゾジカ狩りに行っちゃうなんて…(;´д`)
2016/11/08(火) 06:04 | URL | 槍のナガサKI #-[ 編集]
でかっ
頭外して スケルトンですね
2016/11/08(火) 06:48 | URL | デビラ #mQop/nM.[ 編集]
No title
おめでとうございます、角の根元はハンドル材に十分な程太いですね!
こちらも種を残したいですが、3頭いると面倒見るのが精いっぱいなので、子犬はしばらく先になりそうです。。。
2016/11/08(火) 07:34 | URL | 中谷 #pP7x6iYY[ 編集]
No title
大物ゲットおめでとうございます!
その鹿の重さはどのくらいですか?
食べられるお肉は何キロぐらいになるのでしょうか。
2016/11/08(火) 09:23 | URL | 小倉の人 #-[ 編集]
見ただけで硬そう。(≧∇≦)
料理の腕の見せどころですね!
2016/11/08(火) 09:31 | URL | 坪ちゃん #JalddpaA[ 編集]
うわ~でかい鹿!
こんなのがとれるなんてうらやましいです(> <)
2016/11/09(水) 07:05 | URL | オイノコ #-[ 編集]
槍のナガサKI さん
ふーちゃんは山行きの洋服や狩猟ベストをクンクン匂っては悲しい顔をします(笑)。
私が猟に行く時は「山に行くのね!分かってるわよ♪」と目をキラキラさせます。
泣けます(笑)。

いえ、立派な日本鹿なんですよ。
2016/11/09(水) 21:49 | URL | じゃん #-[ 編集]
デビラさん
我が家には立派なスケルトンがあるので、この鹿角は勢子長に持って帰っていただきました。
勢子役あっての巻き狩りですからね♪
2016/11/09(水) 21:51 | URL | じゃん #-[ 編集]
中谷さん
ご活躍のようですね♪

私も勢子役としてまだまだ未熟なのに繁殖となると・・・、と悩みましたが、そんな悠長なことを言っていられない現実があるようです。
お互いに頑張りましょう!

いつか遊びに行かせてください♪
2016/11/09(水) 21:54 | URL | じゃん #-[ 編集]
小倉の人さん
この鹿は軽く70kg以上ありそうでしたが、この日は秤が無かったのではっきりとはわかりません。
鹿は内臓などが大きいので歩留まり悪いんですよね。。。
2016/11/09(水) 21:57 | URL | じゃん #-[ 編集]
坪ちゃんさん
「かたっ!こりゃどうにもならないから犬のエサだな」
とならないように頑張ります(笑)♪
2016/11/09(水) 22:01 | URL | じゃん #-[ 編集]
オイノコさん
やりました~♪
デカったですよ!

でもお肉は硬そうです(笑)。
2016/11/09(水) 23:12 | URL | じゃん #-[ 編集]
No title
料理レポ!
ものすごく楽しみにしています!!
大きいのでシチュー等の煮込みになるんですかね。
2016/11/10(木) 08:32 | URL | 名前未記入 #-[ 編集]
名前未記入さん
楽しみにしていただきありがとうございます。
今のところ長期熟成か圧力鍋調理かなぁ、と考えています。
「薄切りのタタキ」とかもいいですね♪
2016/11/11(金) 01:23 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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