先日、半分死にそうになりながら獲ってきたウナギを捌きました。

ちょっと今回は試したい調理方法があって、実践してみたかったんですよね~。
以前、アナゴのかば焼を作った時に思ったのですが、切り分けずに一本丸まま焼くとふっくらとしてとても美味しかったのです。
その事を
ブロ友でプロの川漁師でもある川ガニさんにお会いした時に話すと
「うん、それは間違いない。切り分けて焼くと身の水分が飛んでしまうからふっくらと焼けない。そして網を使って焼くと、金網で炭火の遠赤外線が妨げられるから香ばしく焼けないんだ。今度試してみたら違いが分かると思うよ」
と教えていただいたのです。
で、今回は比較の為に網焼きのものと串焼きのものを作ってみました。
まずはいつもの網焼き。

小さなものは少しカリッと焼いて、レモン塩でいただきます。

「ハフハフハフッ!」
熱々のものを頬張ると、小さいと言えども口中にウナギの脂の旨味が広がります。
「いや~、充分美味いっ!!ビールが進む♪」
次はお待ちかねの串焼きのかば焼き。

こうやって見ると、かなりヘタクソな串打ちですね。
『串打ち三年、裂き八年、焼き一生』という鰻職人の格言がありますが、素人がやって上手くいくものではないのがよく分かります(笑)。
下焼きで表面を焼いて、タレを塗って再度焼き上げます。

そしてドキドキの実食・・・。
パクッ。
「うおっ!こんなに違うのか!?」表面はカリッと香ばしく、中はフワッと脂が染み出てきます。
(餌が豊富で素材が良いので)今までも自分の獲ってきた鰻はかなり美味いと思っていましたが、焼き方一つでこんなに差があるなんて・・・。
正直かなりビックリ!
鰻丼を頬張りながら『串打ち三年、裂き八年、焼き一生』という言葉がグルグルと頭の中を駆け巡ります。
このウナギを獲った時は奢り高ぶって死にかけそうになったし、鰻のかば焼きなんてこんなもんだ!なんて思っていた自分が恥ずかしくなります。
『焼き一生』かぁ。
少し謙虚な気持ちになり反省・・・。
生涯勉強!
今日も自然の恵みに感謝です。
↓酒飲んで一晩寝るとそんな気持ちは忘れてると思うよ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
あ~腹減ったw
ふーちゃんは涎たらして催促してきませんか?
このふーちゃんの表情がなんとなく分かります(笑)食べたいけど食べられない。。
こちらもうなぎはどんどん減っていて、何度か釣りに挑戦しましたが、連敗です。
ドイツの川に帰ってくるはずのウナギが、ポルトガルとかスペイン辺りで、稚魚のうちに捕獲されてしまうらしいのです(泣)。
それに、潜って獲るなんて、醍醐味がありますねー。読んでいてドキドキしました!でも、お気をつけ下さいー命が一番大事ですから、、。
あっさりしていてたくさん食べられます。
ふーちゃんは少しかば焼きを上げたら、美味しさに耐えられず勝手にタレを舐めていたので叱られました(笑)。
でも川ガニさんのコメントにあるように、これは極上クラスのものじゃないらしいです。
目指せ!究極のかば焼き♪
水の中に入って見ている限り、そこまで感じないんですけどねえ。
少しかば焼きをあげると、ふじは涎をダラダラ垂らしていましたよ(笑)♪
画像だけじゃ伝わらないと思いますが、臨場感あふれる文章で美味さは伝わったのではないでしょうか(笑)?
(クエ持って)食べに来てね♪
いつの日にか最上級のウナギを獲って、究極のウナギかば焼きの記事をアップしたいと思います!
でも最上級のウナギの見分け方が分かんないので、こっそり教えてくださいな♪