猟期が終わって最初の休みは三連休。
「山が終わったんで次は海だ!魚獲るぞ~、うっひょ~っ!!」などと気が逸るのですが、猟期の間に山で遊び回って散々サボっていたツケがたくさん回ってきます。
うう、夏休みの宿題と一緒で、イヤな事を後回しにする性格はいつまでたっても治らないなぁ。
小さいころ読んだ『アリとキリギリス』なんていう童話が思い起こされます(笑)。
まずは庭木の剪定。
我が家は築40年以上経った中古住宅で、最初に家を建てた人物がかなりの数の庭木を植えていて、ほったらかしの枝が伸び放題。
チョキチョキチョキ・・・。
剪定バサミを使って剪定開始。
(ちなみにこの作業自体は好き)
「ウキュ~ン、キュ~ン、キュ~ン」
と、その様子を運動場から見ていたふじ。
「はいはい、庭散歩しようか」
ゲートを開けてやり、ふじは庭を掘り繰り返したり足元をうろついたりしながら庭を自由に走らせます。
(自宅敷地からは勝手に出ないように躾けています)
「低い木が終わったんで、次は大物の高い木に移ろうかね~。ええ~っと剪定用の三脚を用意っと」
と、車に手を掛けた瞬間、ふじの眼が光ります。
キラリ~ンッ!
「車でスペシャル散歩に行くのね!?分かってるわよっ!!」
車の前に立ち塞がるふじ。
「いえ、車の後ろにある物置から三脚を出すために車を移動させるだけなんですけど・・・」
と言っても車の側を離れようとしません。
「少し移動させるだけといっても車に轢かれてもいけないしなぁ」
というわけで車のドアを開けてふじを車内に入れ、少しだけ移動して物置から三脚を取り出してまたバック。
ほんの1分間の出来事。
「さあ、早く!いつでもスペシャル散歩に行けるわ♪」
「ふじ、今日のスペシャル散歩はもうおしまい。これから大きな木の剪定をしなきゃいけないし、ふじのスペシャル散歩には行けないんだよ。こんな日もあるから我慢してね」
と車内に居座るふじに言い聞かせ、いつでも出られるように車のドアを開けて剪定作業にかかります。
梅の木、槇の木・・・。
高所に登って車を見ると、まだ助手席で頑張っているふじの姿。

「ここに座っていたらスペシャル散歩に行けるハズ・・・」
続いてヒイラギ、柿・・・

「絶対スペシャル散歩に行くんだから・・・」
まだ頑張ってるね(笑)。
お次は毎年チャドクガが発生していた山茶花を切り倒し、根っこを掘り起こします。

「ムキュ~、待ちくたびれたんですけど・・・」
その頃にはそろそろ限界。
切った木の枝を集めて整理する頃にはこんな顔(笑)。

「眠たいっす・・・」
いや、4時間以上もよく頑張ったと思うよ♪
今日は普通の散歩で我慢してくださいな。
↓意外と頑固だな!!(飼い主に似たんだろ!)と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
うちのは、あからさまにふてくされます。
(^_^;)
ヒトの都合をきっと判ってて自分のワガママを通そうとするあたり、人間臭くて憎めないですね(^^)
チャドクガの毛虫大量発生ぐらい男の子なら平気でしょう?(笑)
まあ根性ある事は分かりました♪
憎めませんね♪
後日「さあ、スペシャル散歩に行くよ!」と伝えて連れて行きましたよ♪
とっても嬉しそうでした(笑)。
これ位の精神力が無いと職業犬は務まらないのかも^^;
遊ぶことと食べることだけは執念深いようです。
まったく誰に似たんだか(笑)。