今猟期の最終日は、勢子長が40kgほどのイノシシを寝屋で立て撃ち。
猟期終盤、追われ慣れて獲物がスレた状態でさすが!の貴重な一頭。

これにて私の7年目の猟期は終了。
雨の多い今猟期でしたが大きなケガや事故もなく終わる事が出来ホッとしています。
(
猟期途中にケガをした猟隊のサクラはケガが癒え無事に復帰)
私の今年の猟期を振り返ってみると、
「勉強の年」でした。
昨年途中からふじと共に新米シシ犬と新米勢子としてデビューし、今年は猟期初めから勢子役として山の中のことを学ぶ一年でした。
狩猟を始めた年、勢子役が自分の猟犬を引き連れヒョイヒョイと急峻な山の斜面を登って行くのを見たとき「人間業じゃねえ!かっこいい!!」と素直に思ったものです。
それから5年間は狙撃手として待ちにつき、自分なりに一生懸命に山の中のこと、野生動物のことを学んだつもりでしたが、勢子役として山入りした今年は全く別次元の世界が待っていました。
獲物の習性、山の中の地形や寝屋の状況、植生や気候状況、縦横無尽に走る通し(けもの道)・・・。
そして求められる桁違いの体力。
山から帰ってくるたびに足の肉は軋み、筋は引き攣り、寝ていても足が痙攣して飛び起きることが何度もありました。
夜中に脹脛がこむら返りを起こし、必死になって伸ばしていると太股が攣ったりなんて言う事もしょっちゅう(笑)。
う~ん、気持だけは若いつもりだけど、世間一般では「おっさん」と呼ばれる年齢だから当たり前か・・・。
それでも出猟できる時には全て山へ行き、ふじと共に山を歩きましたが、勢子役として求められる全ての項目において「ほんの少しだけ覗くことが出来た」程度でしょうか。
そんな新米勢子の情けない実力とは裏腹に、ふじの成長具合が著しく、頼もしくなったのが一番の成果です。
走り込みの成果か肩や足の筋肉が付き、がっちりと逞しい体型に成長。

小さい頃は目尻にアイシャドーのように黒いラインがあったので「(黒木)メイサ・ふじ」なんて呼んでいましたが、最近ではこの体格のため「(吉田)さおり・ふじ」なんて呼んでいます(笑)。
ちなみに幼少時のふーちゃんはこんな感じ♪

イノシシの探索もバッチリで何頭も追い出し、待ちの方が撃ち取ることが出来ました。
しかし何度もイノシシを立て(啼き止め)てくれたのに、私の勢子としての実力が伴わないために、結果的に一度も立て撃ち(勢子役が仕留めること)が出来ませんでしたが・・・。
まあ、それは来年以降の課題という事で。
しかし40も半ばを過ぎ、夢中になれることがあるって幸せな事だよなぁ。
今年も教えをいただいた沢山の先輩ハンターや一緒に頑張っていただいた猟隊の皆様に感謝です。
そして多くの獲物に恵まれたことに感謝です。
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP↑会場でパネル展示していただいています。
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ふじちゃんとともに充実した猟期でしたね。本当にお疲れ様でした。
ふーちゃん凛々しくて頼もしいです♪
じゃんさんも射手や勢子役のほか潜水の術を修得されて(笑)これからますます楽しみですね(^^)
猟期終了のあとは釣りや海方面ですか?
どちらもご安全に(^^)
あ、バイクも楽しいですよ〜(≧∇≦)
来期はどんな伝説が生まれるのでしょうね。
(^ω^)
きのう、有害に行ってきましたが、
外してばかりでした。
(^_^;)
勢子さんが、いいイノシシを獲られてました。
(≧∇≦)
今年の冬は暖冬だったり、大雪が降ったり、いろんな事がありましたね…
猟犬サクラも無事完治して良かったです!(^o^)
とにかく皆が大きなケガもなく終われることが出来て良かったです。
(サクラは大ケガでしたが無事に復帰できたし)
今年の猟期は、少しだけ新しい世界を見ることが出来ました。
そしてまだまだ勉強不足だと痛感した次第です。
またゆっくりお話ししたいですね♪
今年も色々な事があった猟期でした。
これからは釣りや潜りが始まりますが、バイクも復活したいなぁと真面目に考えているところです。
でも体がいくつあっても足りません(笑)。
今年も色々ありましたね。
山へ行けば、日常ではありえないことがたくさん起こります。
そんなおもろい話を少しずつでもアップ出来たら、と思っています(笑)♪
今年の大物猟は雨に祟られましたね。
そしてやたらとオスイノシシが多い年でした。
なんとか無事に終えることが出来てホッとしています♪
そうなんですね、坂を転がり落ちるのかぁ。
まあ私は90歳くらいまでは狩猟を楽しみたいと思っていますので、これからって感じでしょうか(笑)!?