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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

嵐の前の鴨撃ち

みぞれ交じりの雨で大物猟が中止になったので鳥撃ちに行ってきました。
雨だとブッシュの中のキジは競ることが出来ないので、必然的に鴨撃ち中心になります。

朝一で川にいたカルガモ発見!
半矢で落とし、川岸の竹藪に潜り込まれます。
2016.01.25雪の鴨撃ち1
こんな時はブリタニースパニエルのジャンにおまかせ!
倒れた竹の下に潜り込んだ獲物を、ほぼ百発百中の確率で回収してくれます。
(竹の下を流れに逆らって泳いでいるのが分かりますか?)

ところが今回はジャンが咥えようとした寸前に半矢のカルガモが飛び立って逃げてしまいました。
「え?うそだろ!羽根が折れた感じだったのに・・・。いや、でも力尽きてすぐ近くに落ちるハズ!」
飛び立った先を視線で追いますが、近くに落ちると思っていた目論見は外れ、遥か遠くの山向こうに飛び去ってしまいました。
「だあぁ、失敗した!止め矢を撃っておけばよかった」

それからいつもの池を覗いて回りますが、かつてないほどに鴨の姿が見えません。
翌日から大寒波が来るとのことで、凍って閉じ込められてしまう惧れのある小さな池は避け、大きな湖や川に避難しているのでしょう。
2016.01.25雪の鴨撃ち2
雨は雪に変わり、山間部は気温もドンドンと下がって行きます。

「このぶんじゃ、早めに帰らないと雪が積もって帰れなくなるぞ」
と親父と話しながらも鴨が全然いません。
野生動物は大きく気候が変わる前などは行動パターンがガラッと変わるのが常なのですが、これほどまでに鴨の姿を見付けられなかったのは狩猟を始めて初めての事です。

それでこちらもいつもと大きく行動パターンを変えて鴨を探します。
2016.01.25雪の鴨撃ち3
今まで行ったことの無いような大きな湖や川の、銃の射程に入り回収出来そうな場所の鴨がターゲット。
通常なら半矢にしたり、回収に手間取ったりするので狙わない場所です。

苦労しながらも最終的には真鴨を2羽とコガモを1羽ゲット!
2016.01.25雪の鴨撃ち4
ふぅ!

今回の鳥撃ちはかつてないくらい苦戦しましたが、親父の長年の経験に助けられました。
私はまだまだ修業が足りませんね。

勉強になりました。


今日も自然の恵みに感謝です。


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
↑会場でパネル展示していただいています。

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コメント
寒い中お疲れ様でした!!
動物も自然の変化を察知して行動パターン変えるんですね!
あと鳥もスーパーで売られる感じになるまでの捌き方とか載せていただけると勉強になります
2016/01/26(火) 23:17 | URL | ミラーマン #9rjWiv8.[ 編集]
No title
ジャンくん ミックくんの視線も合っていて
カッコイイ写真ですね
2016/01/27(水) 10:57 | URL | 小倉の人 #-[ 編集]
ミラーマンさん
寒かったです!
ええ、私もこれだけ予想を裏切られた事は初めてでした。
条件の良い時ばかりではなく、悪い時に野山を歩く重要性が強く経験できました。
2016/01/28(木) 23:19 | URL | じゃん #-[ 編集]
小倉の人さん
ジャンとミックは最近コンビプレイがばっちりですよ♪
その事は近々アップしたいと思います。
2016/01/28(木) 23:20 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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