今日はマンガの紹介。
実は私、かなりマンガ好き♪
その中で最近のマイヒット作。
『ゴールデンカムイ』 野田サトル著。1巻~5巻(週刊ヤングジャンプ連載中、以下続刊)。
詳細と試し読みはこちら。「このマンガがすごい!2016」オトコ編2位!!
時は明治、日露戦争からの帰還兵「不死身の杉元」とアイヌの少女「アシリパ」を主役とした物語。
金塊を巡るアクションものとしても面白いが、アイヌ民族の狩猟の知恵がそこかしこに散りばめられていて狩猟マンガとしても秀逸。
ストーリーもいい。マンガだから誇張はあるとはいえ、作中の銃や剣の使い方、狩猟の描写がなかなかリアル。
そして捕獲した野生鳥獣の料理がとても美味そうだ(笑)♪
(時には脳みそ・目玉・オオワシの足とかカワウソを食べる描写もあるけれど・・・。笑)
その中でアイヌ民族と狩猟に対する関わり方や信仰の方法が興味深い。
ここではあまり詳しくは書かないけれど、この本を読んで思った事はアイヌにせよ東北マタギにせよ他の日本各地で狩猟を行ってきた猟師にせよ、
「狩猟とは生活と共にあるものであった」ということ。
それは現在文明国と呼ばれている国の人々でもイヌイットであってもマサイであっても変わらず、人類が誕生した時から累々と紡がれてきた営みであったのだろう。
アイヌの少女アシリパのセリフ(3巻より抜粋)。
「懸命に走る鹿の姿
内臓の熱さ肉の味
全て鹿が生きた証だ
全部食べて全部忘れるな!!
それが獲物に対する責任の取り方だ」
このセリフが好きだ。
『ゴールデンカムイ』 お勧めです!!
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP↑会場でパネル展示していただいています。
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紹介された少女の言葉。
良い言葉ですね~
命をだいじにできる猟師でありたいと思います
アクションマンガとしても狩猟マンガとしても面白いですが、ギャグ漫画としてもいけます(笑)。
このセリフは一番好きなセリフでした。
この少し前の鹿の内臓の温かさを感じるシーンも好きです。
「狩猟とは生活と共にあるもの」と有りますがこれが核心だと思います。この言葉は日本型農業にも言い換える事が出来ますが、、、
>全部食べて全部忘れるな!!
でも絶対全部は食べ切れてないよね?
*村のみんなにおすそ分けしてるんでしょうけど
そうですね、第一次産業って生活と共にあったものなんだと思います。
ブームで終わらせたくないですね。
今ではとても無理な事でしょうが(笑)。
一頭くらいだったら意外と複数人でペロッと食べられるものですよ。
食べられない場合の保存方法として、干し肉や燻製等の加工食品が発達したのだと思います。
へえぇ、そうなんですね。初めて知りました。
我が家の流行言葉は「ヒンナ」と「オソマ」です(笑)♪