今期2回目の鳥撃ちに行った時のこと。
夕方になり薄暗くなった山道を通っていると、道路上に何やら動くものを発見!

(この道にいた)
細長い手足。
黒っぽい体色。
「ん!?大きめのハウンド系の猟犬? じゃないな、
子鹿じゃん!!」急いで車を停めカメラを取り出しますが、山の中に逃げ込まれました。

フラッシュ撮影してもジッとして逃げる様子はありません。
「日没まであと30分あるから撃とうと思ったら撃てるけど、今から運び出して解体することを考えたらそんな気にもならないな・・・」
という訳で写真撮影して終了。
「良かったな!オレ達があまり猟欲の強いハンターじゃなくて(←大ウソ)」
疲れていたのでそんな言い訳をします(笑)。
しかし最近の鹿の極端な増加は目を見張るものがあります。
場所によっては地区の広大な田畑が全てフェンスで囲まれていて、まるで人が檻の中で暮らしているようですし、フェンスの手入れも大変みたいですね。
これは手入れが出来ずに鹿除けフェンスに蔦が絡みついたもの。

一年前はきれいなものでしたが、今ではこの有り様。
あと2~3年もすれば蔦の重みでフェンスが倒れてしまいそう・・・
しょうがないので、農家の方がその外側に漁網を張っています。

もうこうなると何が何だか分からなくなりそうです。
「余計な仕事が増えて管理できないのが現状だけど、鹿をおびき寄せることになるから自分の田畑だけフェンスをしないわけにもいかないんだよね。
それでも山の中の鹿が減るわけじゃないから全く根本的な解決にはならないんだけど・・・」
以前、農家の方と話した時の事が思い出されます。
こちらは単純に「鹿除けフェンスが邪魔でキジが攻めにくくなるなぁ」くらいの気持ちなんですけど、農家の方はそうも言っていられない程深刻な状態のようです。
次回からはなるべく撃つようにしよう。
(でもあてる自信はない)
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP↑会場でパネル展示していただいています。
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そこで素朴な疑問なのですが、例えば毒入りの餌を撒く等して適当と思われる数まで一気に減らしてしまう様な事は行われないのでしょうか?
毒なんて撒いたら鹿に草木が食い荒らされるより深刻な事態になると言う事でしょうか?
それとも単純に「それはやり過ぎ」という道徳的な問題なのでしょうか?
少し気になりました・・。
早め早めに手を打たないと、手遅れになっちゃいます
ようやく鹿の頭数制限が無くなった感じですが時すでに遅し
20年前まで、野生の鹿なんて見たこともなかった
猿でさえ、偶に出てくる程度だった
鹿はメスの捕獲禁止、雄は2頭までだったかの制限付き
猟師が絶滅危惧種となって来ているのに
その制限解除が遅すぎた。
今では駆除の推進、捕獲奨励金まで出る始末
でもこの増殖は当分止められないでしょう
たとえ一時減ってもすぐに増える環境は整った感じ。
自分も自然の中で育ちましたが、東京砂漠に埋もれています。
ここのブログは自分にとっては癒しになっています。
少し早いですが、来年も飽きずに、ブログよろしくお願いします。
もしそうでないなら、夜中に起きて昼間寝る昼夜逆転の生活をすると被害が減らせるかもしれませんね。
根本的な解決ではないんですけどね...
柵なんかを作ってもこんな感じで管理も大変みたいで・・・。
難しいですね。
毒餌は無差別に絶滅危惧種のような貴重な野生動物を殺すことにもなるし、仮に鹿やイノシシを殺すことが出来ても、その死体を餌にするタヌキやキツネや鷲や鷹も犠牲になります。
猟犬が食べてしまう事も考えられますしね。
私達趣味のハンターにとっては喜ばしい事なんでしょうけれど、農家の方にとっては切実ですよね。
メス鹿に関しては実際、狩猟対象にするのが遅すぎました。
後手後手になっている気がします。
少しでも楽しんでいただければ嬉しいですね♪
来年もよろしくお願いします。
夜中に照明を点けている場所もあるようですが、害がないと分かるとすぐに慣れてしまってしまいます。
なかなか賢く手強いですよ。