本日も出猟!
山へ入るために山裾の住宅の横を運転していると動く影。

日本の国鳥、キジですね。
私が思うに、キジは一昔前から比べるとかなり生息域が変化した鳥です。
少年期に狩猟について行くと、その当時はイノシシや鹿などの大型哺乳類は数が少なく、犬を使った狩猟ではキジやヤマドリが主な獲物でした。
キジは体を隠せるブッシュ(草叢)や餌場となる田畑があり、危険が迫った時に逃げ込める山が近くにある場所に生息していたので、そんな場所を中心に探していました。
そして雨の日には天敵となる猛禽類の危機が減るため、警戒心を解いて籾殻を食べるために田んぼに出ていたので、そんなキジを見付けるのが少年時代の楽しみでもありました。
しかし今、そんな場所にイングリッシュポインターのミックやブリタニースパニエルのジャンと入ると、たった今通ったばかりのような生々しいイノシシや鹿の足跡だらけでビックリします。
こんな場所ではゆっくり休めませんね。
走り回るだけなら良いのですが、イノシシはキジが営巣した草叢の卵やヒナを食べてしまうので、数が減ってしまったのです。
(同様に野ウサギも幼い子供が食べられて生息数がかなり減少している。と思う)
で、イノシシや鹿に生息域を脅かされたキジはどうしたのかと言うと、生息域をそれら大型獣の来ない場所に変化させたのです。
具体的に言うと
「人家の近く」です。
この場所も人家がすぐ近くにあるし、写真に写っているトラックは対向車で動いていますが、キジは平気な顔。
当然この様な場所では銃を撃つことは出来ません。
最初の写真では写っていませんが、目視できただけでも5羽(オス4羽、メス1羽)いました。
逞しく大きなオスキジ1羽とメスが1羽(メスは狩猟禁止)、ほっそりとスリムなオスが3羽だったので、この春育った家族のようですね。
私の住んでいる地域では鳥猟期は11月15日からですし、この様な人家の近くなので当然どうしようもないのですが、ちょっと写真撮影のため踏み出してみました。
(鳥撃ちに行くとキジはよく見るのですが、獲るのが優先なので写真撮影をするような余裕はありません。笑)
「ああ、こんな時に一眼レフを持って来ていないのが悔やまれる・・・」
と思いながら1羽目フラッシュ!

2羽目が
ケケーンッ!ケケーンッ!ケケーンッ!と雄叫びを上げながら飛び立ちます。

おお、立派な体格。これが親鳥だな!!
その後メスキジと2羽のオスキジが飛び立ちましたが、これは上手く撮影できませんでした。
「いや~、これが猟期で人家の近くじゃなかったらあっと言う間に定数(一日に獲って良い数。キジは一日2羽まで)、いや下手したら定数オーバーなんてことになるかも。笑」
なんて妄想をしながら車に戻ると・・・。
もう1羽いるし!
久しぶりにたくさんのキジを見ました♪
キジよ、もっともっとたくさん増えておくれ。
そしてフィールドで何度も何度も対峙したいね。
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP↑会場でパネル展示していただいています。
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絶対に撃たれ無いような街中の間の田んぼ!
当然銃禁の地域
畑を始めた頃、畑にも居付いて居ましたが
キツネが出始めたら居なくなっちゃいましたよ
可猟区でも撃てるかいっ!o(`ω´ )o
きょう、弾を買いに行ってきましたが、
国道の路肩で鹿が草を食べてました。
(^_^;)
実家の猟友も鳥猟は雉しか狙いません。 生育場所のほとんどを非狩猟期に見守って繁殖、生育などウォッチしています。
年末年始1ヶ月くらい帰省して猟を楽しみますが、今年は何羽取れるか?
で、そのキジさん達は次の雨の日にやっちゃうんですね(笑)
それを追ってキツネも移動しているようで、車に撥ねられている個体を見ます。
やっぱり餌の生息場所はよく知っていますね。
イノシシは昼間から出てきているし、人を怖がらなくなっています。
もうすぐ人が檻の中で暮らす時代が来るかもしれません(笑)。
おかげでキジがいる場所が予想できますが、そんな少年時代ってちょっと異常だったのでしょうか(笑)?
寝る時は樹に止まって寝てもヒナはどうしようもないようですね。
ええ、ヒネキジは本当に「撃てない場所」にしか飛び出さないので、理解しているとしか思えません(笑)。
今年も軽く捻られてきますよ。。。
>で、そのキジさん達は次の雨の日にやっちゃうんですね
いえ、見守る愛もあるのです(笑)。
暖かく見守りたいと思いますが自信はありません・・・。