食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)注意報!!

※今回の記事はSFTSに関して私の憶測など一部不確かな情報も記載しています。ご了承ください。
正確な情報が必要な方は近隣の保健所や医療機関などにお問い合わせください。




「子イノシシが2頭箱罠にかかったんです。いりません?」
近くに住む友人の若手ハンターからの連絡。

「お!ちょうどお肉やワンコ用の骨が無くなっていたんだよね。ください!!」
「わかりました、腹だけ抜いて水に浸けておきますね」
「サンキュー!手間かけるね♪」

まだ気温が高いので、迅速に内臓だけでも処理をしないとすぐに腸内にガスが溜まり、腹腔に匂いが移って食べられなくなるのです。

さあ、(いつも適当だけど)仕事は早めに切り上げてイノシシもらいに行こうかね~。
などと目論んでいると再び携帯に電話。

今度はいつもお世話になっている銃砲店から。
「今年はダニに咬まれたことが原因で惹き起こされる感染症のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が頻発しているみたいだから注意喚起をしたいんだ。ブログのダニの写真使わせてもらっていい?」
「はい、問題ないですよ」

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の詳細についてはこちら(厚生労働省HP)。


ここで少し考えます。
「まだ気温が高いからイノシシはダニだらけだろうな。今日は車に常備しているブルーシートを降ろしているし、荷台がダニだらけになっても困るな・・・」
ということで帰宅時にホームセンターに寄り、ダニ除けの大きなビニール袋を購入。

友人宅に着くと相当数の子イノシシを相手に格闘している姿。
「あの後、別の箱罠に3頭、更に別の箱罠に5頭も子イノシシが掛っていたんです」
「え!?じゃあ全部で10頭も獲れたの?」
「はい、もう泣きそうです・・・」

という訳で人助けと思って3頭をビニール袋に入れてお持ち帰り。
2015.10.22ダニ3

帰宅してちょっとビニール袋やイノシシを見てみますが、やはり結構な数のダニが付着しています。
2015.10.22ダニ1

ソフトな所のみ掲載(笑)。
2015.10.22ダニ2

さんざん山の中に入り自分の体にダニが付いていることもよくある事なので「今更」という気にもなりますが、SFTSが近隣で流行の兆しを見せつつあるという事なので少し注意しながら捌きます。

石油バーナーで毛を焼き払うという手もありますが、私は殺虫と毛抜きをするために75℃くらいのお湯に浸けます。
2015.10.22ダニ5
ダニを入れていたビニール袋もお湯で処理(かなり付着しています)。
捌き終わった後は流しや周囲もお湯をかけてダニを殺します。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)なんていうはっきりした病名が付けられ、医師も「そういう病気があるんだ」と認識したことで診断患者数が増えているのだと考えますが、そういった病がある事は猟師の間では割と古くから知られていた気がします。
2015.10.22ダニ4

聞けば重篤な症状になっているのはご高齢の農家の方が多いとの事。
おそらく山歩きが出来る猟師は体力があるから、噛まれても重篤な症状になりにくいのではないでしょうか。

それにご高齢の農家の田畑の周りは、手が回らず藪が茂っているからダニに噛まれる機会も増えるんだろうなぁ。
周囲の草刈りをするだけでもだいぶん違うと思うのだけれど・・・。


もうすぐ猟期が始まるけれど、猟期始めは気温も高いしダニの活性も活発でしょう。
ダニ対策をしっかりして山に入ろうっと。

まあ、ズボンの裾を足袋に入れたり、肌の露出を出来るだけ少なくするくらいで完全な方法なんて無いんですけどね。

犬にはフロントラインなんていう良いダニ忌避薬があるのだけれど、この分じゃ人間用のフロントラインが発明される日もそんなに遠くなさそうだ・・・。


SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、ハンターや山登りや農作業等をされる方は気を付けてくださいね!!


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
↑会場でパネル展示していただいています。

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コメント
うちのワンコにもフロントライン、
さらにフリーにする前に、アースの
ダニ除けスプレーしてますが、
散歩から帰って、ブラッシングしてからワチャワチャ遊ぶのですが、
時折、ダニに噛まれます。(/ _ ; )
今年は1度、首の左側の後ろが、
ゴルフボールくらい腫れました。
病院嫌いなので放置、
ステロイド軟骨くらいでしばらくしたら治りましたが。
(^_^;)
2015/10/23(金) 16:26 | URL | 坪ちゃん #JalddpaA[ 編集]
日本紅斑熱にも、ご注意ください。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)以外にも色々な病気があります。
SFTSよりは、日本紅斑熱の発病の確率が高いと思います。ダニにかまれて高熱がでたら、すぐに病院に行ってください。日本紅斑熱も、高齢者で抵抗力の少ない方は死亡例があります。
WHOでは、65歳以上を高齢者とするそうです。ヤバい私も該当します。

日本紅斑熱熱の情報は以下のアドレスを参照してください。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/448-jsf-intro.html
2015/10/23(金) 21:57 | URL | 因島のトラ #Zb/.M0/M[ 編集]
坪ちゃんさん
私も何度か咬まれた経験があります。
やはり皮膚がカチカチになりますね。

ワンコにフロントラインしていても、毛の表面に這っていますね。(薬の効果で皮膚までは入れない)
私もブラッシングしてやるようにしています♪

お互いに気を付けましょうね!!
2015/10/23(金) 22:50 | URL | じゃん #-[ 編集]
因島のトラさん
お久しぶりです♪
詳しい情報ありがとうございます。
そうですね、思ったよりダニはたくさんの病気を持っていますね。
いや、ハンターは超体力有るので65歳以上でも問題なしでしょう(笑)。
お互いに気を付けましょうね♪
2015/10/23(金) 22:58 | URL | じゃん #-[ 編集]
No title
今回も大変勉強になりました!
2015/10/29(木) 19:20 | URL | 島根賢人 #-[ 編集]
島根賢人さん
ありがとうございます♪
そう言っていただけると嬉しいです。

今日の初猟でもダニは多かったですね。
体がモゾモゾしている気がします(笑)。
2015/11/01(日) 23:25 | URL | じゃん #-[ 編集]
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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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