少年時代から潜り続けてきた磯で潜ってきました!
そう考えたら、この場所には30年以上通っているんだよなぁ。
本日の成果はこんな感じ。

下からソイ、アイナメ、オコゼ(また突いてるし)、左上ソイ、ソイ、右上カワハギ、カワハギ、カワハギ。
一番下のソイは34センチでなかなか美味そう♪
アイナメも久しぶりに突いた魚です。
カワハギは動きが鈍いので簡単に突ける魚ですし、その他の根魚(岩場に潜んであまり動き回らない魚)も子供の練習にはもってこいの魚種です。
大袈裟ではなく、少年時代はカワハギやカサゴなんかの根魚を突くと、持っていたフラシ(魚を入れる網)がいっぱいになったものです。
だけど近年はこれらの根魚が本当に少なくなりましたね。
餌となる小魚が少なくなったからです。
水の中を見続けてきたのでその理由は明らかです。
理由はズバリ
磯焼け!(様々な要因が複合的に関わっていますが)温暖化に伴う海水温の上昇で、今まで磯に繁茂していた海藻類が生育できなくなり、岩が剥き出しになっているのです。
一昔前の海中は、どこもホンダワラなどの海藻が大量に生い茂り、それを隠れ家にたくさんの小魚が群れていました。
その小魚を餌にする中型魚、中型魚を餌にする大型魚。
たくさんの魚が群れていて、石鯛やアコウ(キジハタ)なんかも決して珍しい魚ではなく、子供にでも獲れるものでした。
水族館のような光景で胸をいっぱいにし、学校の授業なんかそっちのけで海の中の事ばかりを空想していた少年時代でした。
その当時を知っている人間から見ると、今の海中の状況はまるで廃墟のようです。
しかしそれでも作業潜水士をしていた親父から言わせると
「お前たちは可哀想だな。こんなに魚が少なくなった海しか知らないなんて・・・」
というのが私達の少年時代だそうです。
「ふぅ・・・」
ため息と愚痴しか出ませんが、今の自分に何が出来るのかというと、水の中を見続けるくらいで何も出来ません。
難しいですね。
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まだ見たことはないけれど、近くでヒョウモンダコなんていう熱帯性の毒を持つタコもたくさん目撃されていますし、確実に何かが変わっています。
…シガテラ毒が怖い。
確かにかなり生態系が変わって来ています。
シガテラ毒中毒患者が出るのも遠くないかもですね。。。
これからもよろしくお願いします。
また別件でもお手数をおかけしてスミマセン。
磯焼けの時期が毎年早まってきてますね~、どうしたもんか・・・
そういや、今年アコウ多くないですか?暖かいからかな~、沿岸で50オーバーとかいてびびりましたもんね。
磯焼けは近年ひどいですね。
小魚やそれを捕食する根魚が本当に少なくなりました。
哀しいですね。
アコウはこちらでも増えています。
なんでも放流事業を行っているからだとか。
昔のように大物のアコウを突きたいです♪