年末の話になりますが、腎臓・膀胱周囲の造影剤を使ったCTスキャン検査を行うために、少し離れた場所にある総合病院まで行ってきました。
CTスキャンを行う前に検査の説明を受けます。

事務机の対面に作業服を着用した若いお姉さんが座り説明をしてくれます。
厚めのレンズの眼鏡をかけ、束ねただけの直毛とほとんど化粧気のない肌。
たどたどしい説明と相まって「真面目」という印象を強く受けます。
造影剤を使っての検査が初めてなので、副作用なんかの説明も受けます。

「ふ~ん、造影剤に対するアレルギー反応によって40万人に1人くらいの方がお亡くなりになってるんですね」
「大丈夫です!万が一異変が起こった時は、我々医師が全力で処置を行いますから安心してください!!」
あ、お姉さん。レントゲン技師さんではなくお医者さんだったのね。よく見たら胸に「麻酔科医師○○」って名札が下がっているし、失礼しました。
説明・同意書にサインし、術着に着替えて撮影室へ。
まずは造影剤を使わない普通のCTスキャン撮影。
細長いベッドに横たわり、その上を巨大なドーナツ状の機械が移動して行きます。
それから造影剤を腕の静脈に注入。
チューブ状のゴム管で上腕部を縛り、アルコール綿で消毒。
「少しチクッとしま~す」
ベッドに横たわったまま針を刺すのを待っていると、先程の若い女医さんが静脈を探り当てるためプニプニと皮膚を押しています。
プニプニプニプニ…。
「はい、少しチクッとしま~す」
ちょっと身構えているけれど針は入ってきません。
「自分の静脈は太い方だと思うからすぐに刺す場所は決められると思うけど…? 何か使用する器具に不備でもあったのかな???」
再度プニプニプニプニプニプニ…。
「はい、少しチクッとしま~す」
また針は刺さらないのでさすがに少しおかしいと思い、視界の外にある女医さんと看護士さん(同じく年若い)の様子を窺います。
女医さん:「(目線だけで)ここで良いよね?」
看護士さん:「(同じく目線だけで)たぶん…」
女医さん:「(目線だけで)本当にここで良いよね?」
看護士さん:「(同じく目線だけで)よく分からないけどたぶん…」
という感じで視線を飛ばしたり、コクコクと頷いたりしています。
「ちょ、ちょっと待ってくれ~っ!!」さすがにその光景を見た時は冷や汗が出ました(汗)。
4度目くらいのプニプニで針が刺さります。
「痛くないですか?痺れたりしていませんか?」
半ばオロオロとしたような女医さんの顔。
「いや、大丈夫です。(だけど冷や汗でびっしょりです…)」
きっと今血圧検査や心拍数の検査をしていたら大変な結果になっていたと思うけど(笑)。
そんなこんなで造影剤のアレルギー反応も出ず、無事にCT撮影も終了。
そして泌尿器科で診察を受けると、腫瘍や損傷などの異常は見られず一安心。
「ホッ」
しかし尿に原因不明の潜血が混じっているのは変わらず、要経過観察という事になりました。
帰宅するとハンター仲間がよく太ったアナグマを持って来てくれました。

速やかに〆て、毛抜き・腹抜き処理を行って冷蔵庫へ。
う~ん、やっぱり原因不明の潜血はアナグマの呪いかなぁ…。
今度お祓いにでも行くか…。
今日もいただいた命に感謝です。
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)↓アナグマ捌いたりしているから病気が治んないんだよ(はいその通り)!と思った方はクリックプリーズ(笑)
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じゃんさんも石ですわよ、たぶん(笑)
…違った、アナグマの呪いです、それ!
あれから一度もなったことはありません。子供も3人授かりました。
医療の仕事をしていて、少し気になったのですが、念のためにハンターであることと、マダニに噛まれる可能性があることをお知らせした方がいいかなと思いました。
SFTSとは言いませんが、マダニが介在する疾患には血小板が減少する(出血傾向)症状があると記憶しています。
脅してしまうようで申し訳ありませんが、お知らせいたします。
呪われる憶えがたくさんあって大変ですねー(棒)
まだまだ猟期は長いので体を労ってくださいね
お大事に~
ただ治った時にそのストレスの原因が判りましたが!
医者に行って血液検査受けたら、異常な数値が出て、肝臓が・・・・ヤバいです・・・・数年以内に10人中7人が死にます、体調はどうですか、だるくないですか???
と言われ、ちょっとビビったけど
1月後に検査したら、正常値、それもすこぶる良好だったよ~
医者は、治る筈がない????と言ってたけど
アレは旨いもん喰った呪いだね(笑)
そうなんですよね。噂には聞いたことがあるので泌尿器科で聞いてみたんですが「ほとんど考えられない」とのこと。
他の病院にもかかってみようかなぁ…。
心当たりがあり過ぎて、もう何が何だか分かりません(笑)。
今年もよろしくお願いします。
でも私はいじくっていませんから~(笑)。
ありがとうございます。実は血液検査をするために採血してもらいました。
もう少ししたら結果が分かるはずです。
その時に狩猟の事は話してみるつもりです。
う~、変な病気だったら物笑いのタネだなぁ…。
そう、身に覚えがあり過ぎて…。
今年の鳥獣供養祭はしっかりと拝んできたいと思います♪
(いや、その前に祈祷師かな…)
自分で考えると、肉体の酷使とストレスのダブルパンチが大きな原因だと思うのですが、医師はそれでは納得してくれないようです(笑)。
いえ、そんなに美味いものを食っているわけではないんです。
でも蛋白質と脂質は摂り過ぎかな(笑)。
猟期は食べないと痩せちゃうんですよね…。