少し前の記事で油壺の事を書いたら質問をいただきましたので、写真を撮ってきました。
まずは猟銃所持許可と狩猟免許を取って、(猟銃を買ってハンター保険に入って狩猟者登録をして)人家や公道や神社仏閣が無く人のいない場所で鴨を撃ちます。

池に落ちた鴨はブリタニースパニエルのジャンにおまかせ♪
マガモのオス。通称「青首」という大型の美味しい鴨です。

丸印の部分に油壺があります。
羽毛を毟っていくとこんな感じ。

残念ながらあまり脂の乗った個体ではありませんね。
更に毟っていくとこうなります。

真ん中のチョビ髭みたいな部分が油壺。
油壺は私たちが勝手に呼んでいるもので、正式名称は尾脂線(びしせん)と言うのだそうです。

分泌された脂でしっとりと濡れているのが分かりますか?
鴨類は水面で休んでいる時に、尾脂線(びしせん)から分泌された脂を嘴に掬い、それを羽毛に塗って防水効果を保持しているのです。
公園にいる鴨が毛づくろいをするように嘴を振っているのを見たことがありませんか?
こんなのを見る度に「野生動物ってすごいよね♪」と思ってしまいます。
今日もいただいた命に感謝です。
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なんといっても水面に浮かせる毛鉤には、欠かせない素材ですからね。
僕にとっちゃ鴨は肉のみならず、羽も大事な商売道具。
まさに鴨は水面に浮かぶお宝でございます。
(毛が無ければ楽なのにとすら思ってしまう。笑)
色々な利用方法があって面白いです♪
乱獲されて江戸時代中期には絶滅してしまったという幻の鴨です。
まさに川ガニさんの仰られているそのままの話です。
まあ、私も聞いたことはありませんが(爆)!