初猟の日に華々しく猟果を挙げた伊集院くん(仮名)と共に、今季から猟隊に加わったルーキーがもう一人います。
このブログにも時々コメントをくれるマルさん(字名)。
今年の県猟友会安全狩猟フィールド射撃会のAクラスチャンピオンでもあります。
この2人とは射場で度々会うので人と成りは分かっていました。
かなり熱心に射撃練習をしていたし、猟場に出ても誤射などの危険もない充分な銃の腕前でした。
伊集院くん(仮名)は20代、マルさん(字名)は30代で若いし、狩猟に対する考え方も真摯なものでした。
そしてそれぞれ2回目、3回目の猟期で、それまで「獲れない苦労」を実体感していたのも理由の一つで、共通の知人でもある若き勢子と話し合い、親方にグループへの入隊を推薦したのです。
銃を使った趣味でもあり、グループ内で安全面や狩猟に対する考え方の大きな相違があったら事故や諍い事の原因にもなりかねないからです。
「それはいい。これから若い人間をどんどん育てないといけないから連れて来なさい」
と親方に承諾を得て入隊の運びとなりました。
「ワクワクして眠れませんでした」と言っていた初猟の日に比べ、明らかに疲労の色が顔に浮かんでいた3連休の3日目。
「2人ともだいぶん疲れの色が見えるな…。無理もない、大物猟の山歩きに慣れていない上にグループのメンバーの事も知らない人ばかりだ。新人だと猟場の名前やグループのルールも分からないから気を使うしな…」
自分のルーキーイヤーを思い出します。
「だからこそ3連休の内に撃てるといいな」と思っていたら親方から電話。
「くくり罠にイノシシが掛っている。度胸を付けさせるためにルーキーを連れてきて!」
という訳でマルさん、54kgのイノシシを人生初めての止め射し。(写真を撮り忘れました)
私は現場に残って見切りを続けていたのですが、派手に荒らした当日のイノシシのカセギ(餌を食べた跡)が残っています。

ヌタ場も使っているし、「この山にいる」と判断。

静かに包囲網を張り、若き勢子が猟犬を放し巻狩りの開始。
10分ほどで「出たよ!」の練絡。
そして山の中に響く1発の銃声。
仕留めたのはルーキーのマルさん(字名)!
ヘッドショットの素晴らしいクリーンキル(頭を撃って獲物に苦痛を与えずに仕留める事)。
75kgの立派なメスイノシシ。
お見事です♪
さらに次のラウンドでもマルさん(字名)は鹿をゲット。

あ~あ、これで伊集院くん(仮名)と共にマルさん(字名)も狩猟という泥沼の世界に嵌っちゃったな(笑)。

それにしても大物猟3日目にして(止め射しを加えて)3頭かぁ。
親方、ちょっと自信付けさせ過ぎじゃ…(笑)?
解体しながら「三日三晩うなされるよ」と冷やかされながら皆に祝福されてました。
マルさん(字名)、本当におめでとう♪
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しかもめちゃくちゃいい獲物じゃないですか。
感動して夜も眠れないくらいだったんじゃないですか?
すばらしい記念にになりましたね。
冷静に一発で仕留めるところなんか只者ではありません!
それに引き替え先輩はトホホです…(笑)。