イノシシ犬の卵のふーちゃんを「山に連れて行きたいなぁ」と思いつつ、連日忙しくて家の周囲をリードで繋いでの通常散歩だけの日が続きます。
「まだまだ愛情たっぷりに可愛がって、躾や呼び戻し等の基礎訓練と体作りが大切な時期だ。焦るなよ…」
ふーちゃんに話しかけながら自分にも言い聞かせます。
そんなある日、猟友会の方から携帯に着信。
「15kg切れるくらいの小さなイノシシが罠に掛ったんだ。どうする?」
「せっかくの連絡ですがスミマセン。これ以上小さなイノシシにあてると、ふじがイノシシは怖いものという認識をしなくなりそうなのでごめんなさい…」
「そっかぁ、了解!」
今まではイノシシの匂いを覚えさせるために、箱罠に掛った20kg以下のイノシシにあてていたのですが、最初こそ怖がって遠巻きに吠えていたイノシシも最近では舐めて獲物に近付く素振りが目立つようになってきました。
「ふじの体も大きくなってきたし、これ以上小さなイノシシにあてるのも限界だな…」
そんなことを考えていたら、またも着信。
「今度のは大きいよ!40kg以上はありそうだ。 どうする?」
「行きます!お願いします!!」
ただちに準備をして出撃!

現場に着くとまだ餌が少なく痩せていますが、それでも40kg以上ありそう。
ふーちゃんにとっては今まで見たことが無いサイズの大きなイノシシ。
ウォン、ウォン、ウォン!!激しい立て吠え!
そして相手の動きに合わせてのラウンド。

吠えては逃げのヒットアンドアウェイを繰り返します。

それにしても見事な逃げっぷり(笑)。
早過ぎてカメラのフレーム内に捉えられません。
「よ~し、それでいい! 猟期に山で会うイノシシはもっと大きいから無理に近付いちゃダメだ。」
そこまでは少し離れた場所で見ていましたが、イノシシの動きが一段落して私も近付き訓練終了。

「あのねあのね、見たこともないくらいでっかいケダモノに会ったの~。怖かったけど頑張ったの~!」
帰宅して晩御飯を与えながら、何度もこちらを見るふーちゃんを撫でながら労いの言葉をかけてやりました。
「うんうん、見てた見てた。頑張った!頑張った!」
体作りにもう少し時間が必要ですが、これから一緒に山へ行き色々な経験を積んで行こう。
猟期が楽しみだね♪
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ふーちゃん徐々にスキルアップですね~
だんだん大きくなって頼もしく思えてきましたね(゚д゚)(。_。)
焦らずゆっくり前進ですな(。◕‿◕。)
体だけ大きくなりましたが、実戦経験がないのでまだまだスタートラインにも立てていません(笑)。
ケガが無いようにゆっくりと頑張ります!
でも私もふーちゃんもビビりだから無理です(笑)。