知り合いの方からレース鳩を譲っていただきました。

鳩レースって今の若い方は知らないかもしれませんね。
一昔前は結構盛んに行われており、レースで結果を出した優秀な鳩やその子孫は高値で取引きをされることもあるそうです。
(あくまでも趣味の世界ですけど)

これは産まれたばかりの鳩のヒナ。
親鳥のピジョンミルクを飲んで育ちます
で、私が譲っていただいた鳩はこちら。

生きています。
まぁ、簡単に言うと「間引く」ための廃鳩を譲っていただいたワケです。
どうせ消えてしまう命なら美味しくいただこうかなと。
(その事の是非ついてここで議論するつもりはありませんのでよろしくお願いします)
「ウチの鳩はとても良い餌を与えているし、しっかり運動もさせているから上物だよ。ヨーロッパでは廃鳩は高級食材としてレストランに引き取られていくんだ」
「へえ、そうなんですね。ちょっと楽しみです♪」
狩猟ではキジバトが狩猟対象鳥になっているし、有害鳥獣捕獲でドバトが駆除対象になっている時はドバトも食べたりしました。
食べている餌や捕獲状態や処理によって違いはありますが、味が濃くとっても美味しいです♪
しかしハンターによって鳩の食味の評価は分かれます。
「美味しくない」評価の方は「肉がパサパサしている」「味がレバーっぽい」と言う方が多いですね。
まあ、味なんて個人の好みですし、野生鳥獣は個体によって差も大きいし、処理や料理方法によっても違いますから一概には言えないと思います。
で、今回いただいた鳩を食べてみました。

左があまり脂の乗っていない個体、右が良く脂の乗った個体。
左の物でも野生の鳩よりは脂が乗っています。
素材の味を知るためにシンプルに炭火焼で。

肉汁がジュウジュウと滴って脂から炎が上がります。

口の中に溢れるヨダレ(笑)。
いやぁ、とても美味しそうですね♪
そして実食…。
焼きたてのお肉にガブリと齧りつきます。
「うん、美味いっ!!」しっかりと鳩の旨味と力強さはあるし、野生の物にはない脂も美味しい♪
廃鳩なんでちょっと硬いけれど熟成や調理方法次第でなんとかなるでしょう。
味も良いのですが、それ以上に何て言うか、「とっても見栄えが良い」ですね。

焼いただけなのに
「ご馳走感満点!」です(笑)。
味も良かったのですが、見た目にも楽しむことが出来ました。
鳩を譲っていただいた方に感謝です。
そしていただいた命に感謝です。
ご馳走様でした。
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)↓素直に「美味そう!」と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村
にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
私は今のところ間に合っています。
ただ、知り合いの料理店の方が話を聞いてみたいとの事でした。
よろしかったら
capturefood@yahoo.co.jp
までご連絡ください。
よろしくお願いします。
私も読んでいましたよ(笑)。
色々と聞くと鳩レースの世界にも色々なノウハウがあるようで、とてもおもしろそうでした♪
管理物件に鳩が住み着いたという苦情があったので
捕獲してみたら足環付だったので、事前に持ち主に電話をしたうえで
宅配便でその鳩を送った事がありますね~
鳩専用宅配便があるのを、その時初めて知りましたw
キジバト大好きなので、ちょっとうらやましいです。(^^)
考えもしませんでしたが、レース鳩にも廃鳩なるものがあるんですね。
ただ捨てられるだけなら、きちんと命をいただくのは賛成です!
詰め物をしても美味しそうですね♪
多いのは猛禽類に捕食されてしまうことらしいのですが、鳩レースも大変なものだと思いました。
結構な数の廃鳩が出るそうですよ。
飼育用の飼料も良い物だと臭みも全くありませんでした。
美味しかったです♪
中国の方らしいと言えばそうかもしれません。
でも、フレンチでも鳩が苦手なお客様もいらっしゃるので好みの問題もありますけど(^^)
鴨と同じようにお肉の色が良いですね♪