ふと居間から庭を見ると、庭木の陰に何やら動く物体。

「お!この模様はキジバトじゃないか」
キジバトは別名「ヤマバト」とも呼ばれる狩猟鳥で、30年ほど前は山間部にたくさん生息していたものです。
田んぼに群れで降りて落穂を拾っているのをあちらこちらで見かけ、親父の猟について行った時に「猟果が寂しいから今日はキジバトでも撃って帰るか」という感じでたくさん獲れていました。
食べてもとても美味しいんですよ♪
しかし近年は山間部には少なくなりましたね。
見かけるのは人家の近くや町中の公園や街路樹ばかり。
決してキジバトの個体数が少なくなったわけではなく、生息域が人間の住んでいる場所に近くなった感じです。
「昔はなぁ、キジバトを獲ると胃袋の中にぎっしりと稲籾が詰まっていたもんだ。近年は農業機械が進歩して山間部の小さな田んぼにも機械が入れられるようになったし、籾をほとんど落とさないように収穫できるようになったから落穂が無くて餌が無いんだろうね。だから猛禽類に狙われたりする危険の少ない都市部に生息地域を変化させたのだと思うよ」
先輩ハンターと話していて聞いた言葉です。
キジなんかも営巣したり休憩するブッシュの中にイノシシや鹿が進出してきているので、同じように人気のある場所に生息域を変えたような気がします。
「オレがハンターになってからも数えるほどしか獲ってないし、今や貴重品だよな…。子供の頃の様に腹一杯キジバトを食べてみたいなぁ」

「どこまで行くのだろう?」と観察していると、時々餌を啄ばみながら
「ドテポードテポー」といった感じでお尻をフリフリ歩いて見えない場所まで通り過ぎて行ってしまいました。
ガラスの向こうでそんな事を思っている人間がいるとは想像もしてなかっただろうけど(笑)。
う~ん、平和だねぇ♪
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狩猟初年度では、飛んでいるものは何でも捕獲したくて、キジバトは50羽近く獲りましたが、最近はヒヨドリも含めてほとんど獲らず、懸賞金つきのカラス、カワウ以外はカモ、キジばかりですね。
朝5時にベランダにハトが50匹位並んで大合唱!
イラッとするなんてもんじゃありません。何が平和の象徴だと(^_^;)
その中の1割くらいがキジバトでした。
いろんな対策をやりましたが全部効果なし。気が付くとベランダに子供産んでたりとか。。。
小学生だった私は、既にジビエに興味があり、浅草中のハトを捕まえて食べようと計画。トイガンとかタモで頑張ったけど結局一羽も捕れなかった~(*^_^*)
場所を変えながら、庭木の枝にて営巣。
だからか近所ではドバトより数が多いかも???
この居候がムカゴを運んだんでしょうが、山芋が近年育っています。
良い働きもするので、食べずに住まわせようかな ^^
ただ、キツネが多いのでどこで営巣しているのか、
全く分かりませんね・・・
(庭をキツネが横断してます)
キジも、キツネが多いせかあまり見かけません。
住宅街の我が家もキジバトは毎日見かけます。
庭の木に巣を作ってくれたら楽しいのですが。
ところで、庭の草はどうするつもりですか?一年中戦うかそれとも放置で時々五分刈りか。私は放置派です(笑)
最近は、牛の農家も減ったし、ウンチの野積みも禁止されたので、今度はとって喰おうかなぁ~~
これが鳴くと雨が降るって、オイラの故郷では言ってましたね~
でも、デテ~ポッポなんです
ああ、哀しきハンター(とその一家)のサガ…。
マンションのベランダに営巣したりで困っているようです。
農村地域も被害が多くて、有害鳥獣捕獲指示が出ていますね。
猟期は「美味しそう」と思いますが、無心に餌を啄ばんでいる様子を見ると可愛いですね♪
可愛かったです♪
数えるほどしか見たことがないので羨ましいです。
でもキツネがいる場所ではキジはいませんね。
やっぱり食べられてしまうみたいです…。
雑草はもちろん放置です。現在のところ(笑)。
ちょっとそれは食べたくないかも…(笑)。
キジバトって留鳥のイメージが強かったので新鮮です。
餌を求めて移動しているんですね。
家庭内バードウォッチング楽しんでいます(笑)。
てか、最近気が付きましたがむしろうちの周辺はキジバトばっかでドバトの方がいない模様
田んぼや平地林がたくさんあって餌にも寝座にも困らないからなんですかねぇ
キジも結構みかけますが、いかんせん周辺は禁猟区ばっかorz
それにキジも多いいのですね。
しかし禁猟区では…、どうしようもないですね(笑)。