食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

「自信無くなるなぁ…」のヘナチョコショット(笑)

本日も狩猟のために山へ出発!

一般的な狩猟鳥獣の猟期(2月15日まで)は終わったのですが、増えすぎたために猟期が延びた(地域によって違います)イノシシと鹿を狙っての大物猟です。

休みの度に皆勤賞で山へ行っていると、狩猟をしていることを知っている会社の一部の部下や同僚から「本当に休みなしなんですか!?きつくなんですか?」などと聞かれますが、当然きつくて堪りません(まあ、仕事をするフリをしながら体を休めているのですが…。笑)。

たまにはゆっくりと体を休めたいのも本音です。
しかしそれでも山に行く理由は、「狩猟が好きだから」でしょうね。

野生動物と対峙し、植物の息吹を感じ、自然と一体になる。
そんな感覚が好きなんでしょう。


今日の待ち場はこんな感じ。
2014.03.02自信なくす2

私の受け持つ獣道。
何度か待ったことのある場所で、大体獲物の動き方も分かってきました。
2014.03.02自信なくす4

一番左下の獣道の隣には小川が流れていて常に水の流れる音が聞こえる上に全体的に獣道が広くて枯れ竹や枝を踏み折った音がせず、笹の葉が敷き詰められた場所を通ってくるので獲物の接近に気付きにくい待ち場です。

更にこの場所は他の射撃手の待機位置よりも前方で待ち受けるので、獲物の動向を後方の仲間に知らせる役割もあります。


勢子役が犬を放すとすぐに獲物を発見し吠え立てる鳴き声。
「さあ、来い!」

しかし獲物は猟犬と勢子役の追跡を躱しながら弓(包囲網)の中を旋回しているようで、なかなか狙撃手の待機する待ち場には掛かりません。

「3人の勢子役と8頭の猟犬が山を競ってくれているんだ。必ず待ち場にかかる。仲間を信じろ!」
自分に言い聞かせながら気配を殺し続けます。


「カサッ」
と前方で僅かな気配。

「来た…」
静かに銃の安全装置を解除。密やかに銃を構えて獲物の出現に備えます。

竹林の中を動く物体。
一番左下の獣道を駆けながら近付いてくる鹿。

距離15メートル。
竹立の隙間を通る瞬間を狙って発砲!
2014.03.02自信なくす5

肩甲骨の少し後ろ、肺のあたりに着弾(したように見えた)。ガクッと膝を付く鹿。
「よし、やった!」

と思ったのは瞬間だけで、スックと立ち上がり何事もなかったかのように逃げ出す鹿。

慌てて2発目、3発目を追い撃ち。
2014.03.02自信なくす6

しかし何事もなく走り去られました。


「ウソだろ!? 1発目は確かに中って膝を付いた」

すぐに他のメンバーに状況と移動することを連絡し、逃げた跡を辿って追跡しますが血の一滴も落ちていません。
足跡も草地に入り分からなくなり、撃った後に獲物に付いた猟犬も引き返してきます。

「どうなっているんだ…」
呆然としながらも他の獲物が出ているようなので、再び待ち場に付いて待機。


しばらくすると川の中を動く物体。
チラチラとしか見えずに撃てなかったので後方に連絡。

川の近くにいた親方が川辺に降りて待機しますが、途中で山中に逃げられたようです。


その後、若き勢子のお母様が別の鹿をゲット♪
冷静な射撃で、いつも銃が鳴れば獲物が倒れていますね。


で、私の撃った鹿はどうなったかというと、追跡が得意な猟犬が探してくれ発見しました。
私が撃った場所から50メートル以上離れた、何度も探した草地の近くですでに絶命した状態。
2014.03.02自信無くす
(右側の鹿が私の撃った鹿)

解体する時に調べると、心臓にこそ中っていなかったものの、3発撃った内の2発が肋骨を砕き肺に中っていました。
撃ち降ろす格好で中てた上に弾が貫通していなかったので、胸腔の中に血が溜まり出血がほとんどなかったのです。

「う~ん、あの場所に2発中てても平気な顔して逃げられるとお手上げだな。ホントに自信無くなっちゃうな…」

なんとか撃ち取ることは出来ましたが、野生動物の逞しさに只々圧倒された一日でした。


今日もいただいた命に感謝です。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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