fc2ブログ

食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

幸せな犬

とある日の有害鳥獣駆除の時の話です。

敷地内でカラスの駆除許可をもらうために、広大な牧場での発砲許可を取りに牧場主の方を訪れます。

すると子犬2匹の熱烈歓迎!!
2023.09.25自由な犬3
「わ〜い!遊ぼ遊ぼ!!」

生後4ヵ月くらいかな。
巻尾で虎毛の甲斐犬系の血が入った感じの2頭のワンコさんズ♪

こちらは黒い毛色。
203.09.25自由な犬1

こちらは虎毛。
2023.09.25自由な犬2
どちらの子犬もメチャクチャ人に対してフレンドリー♪
牧場内の巨大な牛にも平気な顔で近付いています。

母犬は係留されていますが、子犬は柵で囲われた広大な敷地内を自由に走り回っています。

そりゃあ、「犬が苦手」とか「大きな生物と触れ合ったことがないから怖い」という人が多いのも理解できますし、飼育している犬の大多数が小型犬と言う現代社会では、この様な飼育環境は「超」が付くくらい特殊なものだと実感できます。
だってほとんど車も通らないような山間部や田舎の僻地であっても、リードに繋がれてトボトボと散歩をする犬ばかりですもの。

「犬は係留しなければならない」と決められている日本社会では、そのことが正解だとは分かっています。
でも猟犬(使役時にリードを放つことは許可されています)を山に放つと本当に生き生きと嬉しそうに走り回るんですよ。


「いいなぁ~、本来犬はこうあるべきなんだ」

フレンドリーな子犬たちの笑顔を後にして、そんな事を思ったのでした。


↓キミが大地主になればいいよっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム
スポンサーサイト



山歩き時の足拵えと狩猟世界を取巻くパワハラについて(笑)

猟友会の新人さんから山歩きの履物について聞かれたので、改めて現在の自分の足拵えを書いてみます。

まあ山歩きの時に履くものは、地形や場所や捕獲対象とする獲物や狩猟方法によって千差万別なのが当たり前ですし、それぞれが個人にとっての正解だということはご理解いただけると幸いです。


私自身がそうだったのですが、狩猟を初めて最も悩むのが「足拵え」でもあると感じます。
そして狩猟のスタイルによってドンドンと変わっていくのが普通であると考えます。

私の場合は大きく2つ。
2023.09.18足ごしらえ1
猟犬を引いて勢子役としてイノシシや鹿を追う時は「スパイク付きの地下足袋(左)」。
水溜りやヌタ場等に入らざるを得ない場合があるので、濡れてもいいように2足車に積んでいます。
爪先が濡れて冷えると本当にツラいんですよ。

地下足袋はマジックベルトで締め込めるタイプのもの。
軽いし指で地面を掴める感覚が良いのと、足首がしっかり固定されるので私の足には合っています。
(コハゼという金具で締め込むものが一般的ですが、足首や脹脛の太さでフィットするものがなかったので現在のものになりました)


そして鳥撃ちの時は「安物のゴム長靴(右)」。
こちらは大物猟の時の見切りにも必要なので常備。
大物猟の見切りだけだと農業用の白い長靴が丈夫なので良いのですが、鳥撃ちの時は白い色が眼の良い鳥に対して目立ってしまうのでホームセンターで購入した黒い長靴を使用しています。

どちらも消耗品なので安価(で出来る限り高性能)な物を使っています。


そしてインナーは作業服専門店で購入した脹脛までの長さの5本指ソックス(左)に、厚手の先割れソックス(右)を2重に履いています。
2023.09.18足ごしらえ3
(インナーも「これ」と定まるまで相当に変わりました)

足袋を履く時には親指と人差し指の間が割れているものが必須なのですが、5本指のソックスは更に細かな「掴む」感覚が分かるような気がして愛用しています。
2023.09.18足ごしらえ2
脹脛までの長さのものだと、足の浮腫みを抑えてくれます。
一昔前まで軍隊で「脚絆」とか「ゲートル」なんていうものが使用されていたのも分かる気がします。
「脚絆」とか「ゲートル」は本来はズボンの裾がバタつかないように使用するものですが、長距離を歩く時には「鬱血を防ぎ疲労を軽減する役割があった」という事なので納得。


こんなことを書いていたら、狩猟を始めた当初の大物猟の猟隊の親方に
「いいか!狩猟をやるからにはビシッと地下足袋を履いて猟犬を引くくらいの意気込みでやれっ!!」
と言われたことを思い出しました。

その当時は賃貸マンション暮らしで、猟犬を飼うどころか猟銃の所持にもアップアップしていましたので「そんな無茶な!!」と思っていたのですが…。


それから10数年経過した現在…。

私もセンスのある若手のハンターさんが入門してくると
「いいか!狩猟をやるからにはビシッと地下足袋を履いて猟犬を引くくらいの意気込みでやれっ!!」
なんて無茶を言っているような気がします(笑)。


まあ最初に書いた様に足ごしらえは本当に皆さん千差万別でもありますし、一つの参考ぐらいに考えてくださいね。


↓若者にムチャ言うんじゃないぞっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム

ヤマイモの花

※お盆の頃の出来事なのですが、備忘録として記しておきます。


「およ?なにこれ!?」
いつの間にか庭に山芋のツルが出てきているのは知っていたのですが、この様な状態になっているのは初めて見ました。
2023.09.17山芋の花2

調べてみると「山芋の花」とのこと。
2023.09.17山芋の花1
山芋掘りで山へ行くのは秋から冬にかけてですし、この暑い時期に山入りすることはほぼ皆無だったので見たことがなかったのです。

「白くて小さくて可愛い花だな~」
2023.09.17山芋の花3

しかも山芋は雌雄別株で、長い間山芋掘りをしてきて初めて知った衝撃的真実!!
「マジかっ!?」
かなりビックリ。

写真の様に花の房が上を向いているのは雄株。
雌株の花房は下を向いているとのこと。

ちなみに「ムカゴ」と呼ばれる、茎の部分の小さな芋状の物体は「茎が肥大したもの」で雌雄どちらの株にもでき、羽根つきの種子は雌株にのみ出来るとのこと。
「山芋」として食べている地下のイモは雌雄どちらの株にも出来ます。


種子だけでなくムカゴからも新たな芽が伸びて増殖できますし、地下のイモは翌年の新たなツルの養分となりそこからも増えます。
3つも増殖方法を持ち、その繁殖スピードは驚異的なものがあるのですが、山芋掘りの愛好者によって繁茂も抑えられていたのでしょう。

種子やムカゴが風で飛んできたり、鳥によって運ばれたりしていつの間にか庭木に蔓が伸び、「ほったらかしていたら蔓だらけになって酷い状態になった」という話も聞きますが、山芋掘りの人がほとんどいなくなったこれからの山の中はどうなるんでしょうねぇ。

まあ、山芋自身はイノシシの格好のエサになるのでイノシシが増える原因の一つになるでしょうけど…。


晩秋になったら我が家の山芋も掘ってみるかな~。


まだまだ厳しい残暑が続きますが、皆様お体ご自愛下さい。


↓自宅で山芋掘りってマジかっ!?と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム

チョイ投げのキス釣りに行って来ました♪

久しぶりにチョイ投げでキス釣りをしてきました。

どんな釣りでも大好きな私ですが、近年は防波堤などの岸からの釣りをほとんどしなくなりました。
コロナ禍で新たに釣りを始めた人が増え、トラブルが多くなったから楽しめなくなったんですよね。
せっかくの休日につまらないことでイライラしても時間の無駄ですから…。

広い場所だと人混みも避けられるし、釣具屋で虫エサを購入し、久しぶりのキス釣り海岸へ。
2023.09.05キス釣り1
「ん?ずっと天気よかったから澄んでいると思ったけれど、なんか水が濁っているな」
今年の夏の気温が高過ぎて、酸欠で養殖魚が全滅したり海岸に魚が大量に打ち上げられているのを聞きますが、この水の濁りもそのせいでしょうね。


小さな釣り針にエサを付けてドキドキしながら投入!
すぐに引っ手繰るようなアタリがあり、15センチほどのキスが上がってきます。
2023.09.05キス釣り2
「いや~、美しい小さな魚体が愛おしい」
サイズは小さいけれど次々と釣れます。

「お!なかなかのサイズ」
2023.09.05キス釣り5
稀にですがグイグイと強い引きと共に20センチオーバーの良型も上がります。
(この日の最大は24センチ)


そして15センチほどのキスを釣り上げた時に、キスの背後に何かが追っかけて来るのが見えました。
「なんだ?大きなヒガンフグかな!?」
と思って見ていたのですが、あっと言う間に釣り上げる途中のキスにフグの様な生命体が襲い掛かります。
2023.09.05キス釣り3
「お!コウイカじゃん!!」
キスに襲い掛かる時に、触手がイカ特有の動きで開いたので分かりました。

捕食態勢に入ってメチャクチャ活性が高そうだったので小さなエギ(イカ用のルアー)を投げるとすぐに釣れそうでしたが、本日はキス釣りの道具のみで最小限度の装備。
投げ釣りの釣り針で引っ掛けられないかと頑張ってみましたが、結局釣り上げることは出来ず。。。

キスは回収しましたが、頭の一部を齧られていました。
2023.09.05キス釣り4
残念!!


その後、かなり離れた隣の釣り人の竿が大きく曲がっているので手伝いに行くと、大きなツバクロエイがスレ掛かり(釣り針が魚体に引っ掛かってしまうこと)していました。
2023.09.05キス釣り7

針が外れなくて苦労されていたので、ハンドランディングでお手伝い。
2023.09.05キス釣り9
ツバクロエイは本当に美味しいエイですが、この日は晩ご飯のおかずにキスの天ぷらを作ることを決めていたので、エイは海にお帰り願いました。

その後は20センチオーバーのキスを何匹か追加。
2023.09.05キス釣り6
合計で30匹ちょっとと言う感じでした。


いや~、久しぶりのキスのチョイ投げ楽しかった!!

今日も自然の恵みに感謝です。


↓美味しいエイを食べないなんてどうしたんだっ!?と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
狩猟の魅力まるわかりフォーラム
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード