今年初めてのハゼ釣りに行って来ました。

最近、あれほど好きだった防波堤釣りに行かなくなった理由はハッキリしています。
それはコロナ禍で初心者アングラーがとても増え、挨拶もせず、マナーもルールも知らないような人が釣っている場所に割り込んできたりして、楽しみに行っているのにイライラして楽しめなくなったからです。
なので船釣りに行っているのですが、「ハゼ釣りならどこでも釣れるから大丈夫だろう」と思って、久しぶりの陸上からの釣りです。
「もう10月になったのに30℃を超えて暑い!!」

これはハゼとセイゴ(スズキの幼魚)。
「う~ん、ハゼのサイズが小さい。でもこれだけ暑いとまだキスが釣れるかも」

そう思い砂浜へ場所移動。
水も澄んで美しいですね♪
「こんなことなら潜り道具を持ってくるんだったなぁ…」
そうは思っても後の祭り。
一投目に掛かってきたのはネズミゴチ。

小さいけれど、天ぷらで食べると美味しい魚です。
キスも釣れるけれど、ちょっとサイズが小さいですね。

そう思っていると、ギュンギュンと竿が引き絞り込まれ、上がって来たのはこちら。

「ダツ」です。
美味しい魚ですが、小骨が多くて釣り人からは嫌われていますね。
サイズ的にもシルエット的にも「やった!秋刀魚が釣れた!!」と思ったんですよね(笑)。
先日スーパーで見かけた、「2匹で598円」の高級魚になってしまった秋刀魚の幻影を引き摺っていたのだと思います。
小さなサイズのキスばかりだったので、2度目の場所移動で再びハゼを狙います。

しかしここはセイゴの猛攻で苦戦!

セイゴはハゼと同じ場所に住み、同じくらい貪欲な魚なのですが、ハゼに比べて桁違いの遊泳力を持っています。
なので、よほど良いポイントを見付けないと「釣っても釣ってもセイゴばかり」と言う状況に陥りかねません。
「さあ、どこか良いポイントはないか?」
と思って水面を覗き込んでいた時のことです。
上着の大きなポケットから何かが落下します。
「あっ!!」
と思い、手を伸ばしますが、その物体はわずかに指先に触れ、そのまま水面に落下しました。

落下したものは、2週間ほど前に機種交換したばかりのスマホ。
過去に何度かガラケーやスマホを水没させ、全てのデータが消えたことがあるのでゾッとしました。。。
(真水だったらともかく、塩水は少しでも侵入するとほぼ復旧が不可能であることを何度も味わっているからです)
「上げ潮から下げ潮になった時間で、潮は川上から海へと向かっている。いくらか真水の割合が増えたとはいえ塩水だから絶望的だな…」
そうは言っても何とかタモ網で掬い上げて救出。

何度も掬い損ねて水底が豪快に濁り、その度に水が澄むのを待って30分ほど掛けて陸上へ上げました。
水深は腰くらいまでだったので、最初から水の中に入っていた方が早かったですね…。
そしてスマホを手に持ちます。

「おお!!」
「新品のスマホの防水力を舐めるでない」とでも言わんばかりに神々しく画面が発光します。
「最新の技術(と言ってもミドルスペックスマホ)って凄いね!!」
魚は小さなサイズしか釣れないし、スマホは落として散々だったけど、無事にスマホを救出して元通りに使えたのは良かったなぁ。
(これが水深100メートルの船の上だったりしたら…、と考えてしまいます。ホントに良かった♪)
今日も自然の恵みに感謝です。
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