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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ビックリドッキリメカ~っ!!

「ビックリドッキリメカ~っ!! 発進っ!!」

少年時代に見ていたテレビアニメ「ヤッターマン」のラスト近くになって、主人公の大型メカロボットの口から相手をやっつける小さな沢山のロボットが出て来る時のセリフです。
年代がバレちゃいますね(笑)。


しかしですね、我が家では毎朝このセリフを口にしてしまうのです。

それはこの時。
2022.05.25ビックリドッキリメカ1

出勤前に鶏小屋に入っているブラウンさん達を庭に放鶏するのですが、毎朝律儀に設置したハシゴ板を並んで降りつつ出て行くのです。

ついついヤッターマンの気持ちになって「ビックリドッキリメカ~っ!! 発進っ!!」と言わざるを得ません(笑)。


40日の中雛でやってきたブラウンさん達は、最初は慣れずに鶏小屋に入れるのも苦労して追いかけまわしていました。
最後には釣り用のタモ網を持ち出してきたほど。

その度に悲鳴を上げて泣き叫ぶし、かと言って夜中に野良猫やイタチにやられても困るしなぁ~、と悩んでいました。


しかしある時、帰宅時間が遅くなって真っ暗な鶏小屋の中を見ると、4羽全てのブラウンさん達が鶏小屋の中でジッと蹲っていました。
「なんだぁ、ブラウンさん達なりに鶏小屋の中が一番安全だという事を分かってくれていたんだな…」

そのことが分かると、暗くなるまで放置し、鶏小屋の中に入っていることを確認してから扉を閉めるようにしました。
楽ちん♪


しかしやっぱり外の世界は楽しいようで、朝鶏小屋の前に行くと皆さん早く出たがっています。
2022.05.25ビックリドッキリメカ2

まだまだ庭には青草が茂り、ブラウンさん達による除草効果は僅かしか出ていませんが、これからすぐに雑草一本生えていない砂漠になることでしょう♪


ブラウンさん達、徐々にで構わないから除草と産卵に頑張ってね!!


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銃砲検査の日に本性が暴かれたのだ!!

この日は年に一度の銃砲検査。(通称:銃検)
自動車でいう所の車検の様なもので、所持している猟銃を紛失していないかとか、違法改造していないかなどの検査が行われるのです。


所持している猟銃と所持許可証、事前に郵送で送られてきていた書類に記入したもの、実包管理状況が分かる帳簿を持って、所轄の警察署まで出向きます。
2022.05.23猟欲深い1

新型コロナウイルスの流行で、密を避けるために時間を予約し、人数制限を行いながら検査が行われるのです。

検査官は2名。
1名が銃砲の検査を行い、1名が聞き取り調査を実施。
受験者も少ないので、ほぼマンツーマン状態で検査が実施されます。

まあ、やっていること自体は毎年同じことなので、何事もなく終了。

終了確認のために警察の準備した書類に押印(シャチハタ不可)。
「デジタル庁もできることですし、サインなのかと思っていました」
「すみません、皆さんにそう言われるのですが、まだまだ押印なんですよ…」


帰宅して銃砲類を規定の方法でガンロッカーに収納し施錠。

時間も早かったので釣りに行くことにしました。
2022.05.23猟欲深い2

「さあ、久しぶりにお手軽なキス釣りにでも行くか!!」
キレイな海を眺めながら、チョイ投げでのキス釣りはとても楽しく心癒されます。

1投目からアタリがあり、15センチほどのキスをゲット♪
2022.05.23猟欲深い5

2投目はクサフグ。
2022.05.23猟欲深い3

「いや~、船で大きな魚を狙うのも良いけど、こんな気楽な釣りも楽しいね。今夜の晩御飯は天ぷらだ♪」
などと思っていると、理由もなくリールが壊れ、まったくハンドルが回転しなくなりました。

「この壊れ方は砂を嚙んだとかいう軽いレベルの物じゃないな。安物のリールだからドライブシャフトが折れたか何かの重篤なものだ。せっかくの休みになんてこったい!!ムキーッ!!」

最寄りの釣具屋まで行って、安いリールを購入して釣りを再開することも考えましたが、とりあえず一度帰宅。


予備の釣り道具を持ち出すのも一つの手段でしたが、あまりにも海が澄んできれいだったし、波風もなく汗ばむくらいに気温が上がったので、潜りの道具を準備して再度出直し。

結果はこんな感じ。
2022.05.23猟欲深い4
(急いで準備をしていなかったので水中写真は無し)

チヌ2匹、セイゴ1匹、シマウシノシタ2匹、ギンポ1匹。

大きなチヌは47センチ。
「ふう、満足じゃ♪」


銃砲検査の警察官の毎年の聞き取り内容で「ご自分の性格をどう思われますか?」という項目があります。
今年も聞かれましたが、「穏やかな性格だと思います」と毎回答えます。

「気が短く我慢が出来ない。猟欲が強くて執念深い(実話)」
などと本当の事は絶対に言えないだろうなぁ…(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


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激アツっ! キャスティングゲーム!!

同じ猟友会の会員であり、釣り友達のmotoさん(仮名)・腹口くん(仮名)とジギング&キャスティングフィッシィングに行って来ました。

ジギングは「ジグ」と呼ばれる鉛で出来た重いルアーを、アクションを付けつつひたすら上げ下げする魚釣りの方法で、キャスティングというのはキュウリほどの巨大な水面に浮かぶルアーを投げて魚を釣る方法です。
2022.05.17キャスティング1

どちらも一日やっていたら腱鞘炎や筋肉痛になるようなハードな釣りで、「筋トレマニア♪」とか「苦行大好き!!」という人種に向く釣り方でもあります(笑)。

私はジギング&キャスティング専用の釣船に乗るのは初めてでしたし、ジギングの道具はあるけどキャスティングの道具は持っていませんので、「どんなものか勉強のための乗船」と言った感じです。


「水面のナブラ(小魚を大きな魚が追っかけている状態)や鳥山(海鳥が小魚を捕食する為に集団で集まっている状況。下に大きな魚がいます)を見付けたらルアーを投げますが、まあそうそうナブラや鳥山なんて発生しません。
朝一の魚の活性が高い状態でルアーを投げて、ダメだったら一日ジギングをするパターンになります」
この船の常連さんである、ジギング大好き!motoさん(仮名)から説明を受けます。

「そっか~、まあそんなもんだよね」


しかしこの日はナブラ爆裂の超当たり日!!
2022.05.17キャスティング4

船のすぐ近くの水面から「バフっ!バフっ!!」という青物の捕食音が聞こえ、水面が白く泡立つこと度々。
2022.05.17キャスティング9

キャスティング道具を持っている釣り人は、ナブラ目掛けてルアーをキャストします。
2022.05.17キャスティング3
これはmotoさん(仮名)。カッチョイイ!!


ナブラが船に向かって近付いてくることも有り、もう大興奮!!

しかし捕食している小魚の大きさと、投げているルアーの大きさが違っていると食い付いて来ません。
2022.05.17キャスティング5
これはmotoさん(仮名)が釣ったヤズ(少し小さいブリ)

2022.05.17キャスティング10
同船された方もブリに近いサイズのヤズを上げています。


その後、ジギングとお土産釣りのタイラバで頑張りますが、全体的にパッとせず…。
2022.05.17キャスティング7

そう言いながら、腹口くん(仮名)は70センチオーバーの真鯛を上げていました!!
2022.05.17キャスティング8
(腹口くんは、これ以外にもヒラマサを2本上げていました)


私の釣果はどうだったのかと言うとですね…
2022.05.17キャスティング11
朝一でボッコ(ウッカリカサゴ)が釣れたのみで終了。

結構真面目に釣ったのですが惨敗です…。


哀れに思った腹口くん(仮名)からヒラマサを一本いただき、船長さんから定置網にかかったアジや飛び魚をオマケとしていただいて来ました。

キャスティングゲームを間近で見たのも初めてだったし、まあこんなものかな。

「次回こそは!!」
と思いたいところですが、キャスティングゲーム用の道具を揃えると、結構なお値段になります。

少し考えるとしましょう。


でもナブラが湧く様子なんか、本当に大興奮だったなぁ~!!
楽しかった!!


今日も自然の恵みに感謝です。


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命名!!

「ニワトリさんたちの呼び名をどうしようかなぁ~」
2022.05.12命名3

ヒマがあれば、庭にいるニワトリさんたちを眺めてそんな事を考えます。

最初に飼ったニワトリは「ホシノブラック」という品種だったので、「ホシノさん達」という名前になりました。

で、今回来たニワトリは「ボリスブラウン」という品種です。

「ボリさん」「ボリスさん」「ボスラさん」「ボブさん」…。
色々な名前を考えますが、イマイチしっくりときません。


う~ん、う~ん、と考えた末に決まった名前は「ブラちゃんズ♪」
2022.05.12命名1

ニワトリってフワフワしていて丸くて、見ていると癒されるんですよ。
それに雌鶏ばかりだから、やっぱりメスらしく少し丸みを持った名前が良いなと思ったのです。


しかしこの「ブラちゃん」という名前には落とし穴がありました。
2022.05.12命名2
(これはニワトリさんたちをガン見するモリ)

「ブラちゃん、魚のアラをあげるからおいで♪」
「あ、そろそろ日暮れだからブラちゃん達を鶏小屋に入れなきゃ。お~い!ブラちゃんや~い!!」

そんなことを大きな声で叫んでいると女性下着を連想してしまって、私自身がとても恥ずかしいのです(笑)。


心がボキ折れあえなく挫折…。
という訳で、「ブラちゃん」改め「ブラウンさん」という名前に落ち着きました。


よろしくね!ブラウンさんたち♪


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夏ミカン狩りに行き、第一次産業について考える…

友人御夫婦から、例年お誘いをいただいている夏ミカン狩りに行ってきました。
2022.05.10夏ミカン2

ここの夏ミカンは素晴らしく美味しいのです。

近隣にたくさん夏ミカンを植えている農園があるけれど、猿やイノシシやアナグマやアライグマやカラスやヒヨドリが真っ先に狙うのがこの農園。
2022.05.10夏ミカン5
(これは別の時に捕獲されたアライグマ)

野生生物たちも美味しいものは良く知っていますね(笑)。
2022.05.10夏ミカン3
(これはカラスに啄ばまれたミカン)


脱サラして専業農家として柑橘類を作っている友人御夫婦ですが、今年は少し異変が…。
昨年、旦那さんが髄膜炎(脊髄に雑菌が入る病気)になり、ほとんど寝たきりの状態に。

しかし治療が功を奏し、重いものを持ったり前屈みになるのは無理ですが、なんとか農園に出られるまでに回復されたとのこと。
「なんとか間に合ったよ!」
「おお、良かったですねぇ~♪」

しかしやっぱり重労働である、ミカンの収穫や出荷作業は出来ず…。
かと言ってそのまま放置しておくと、近隣の野生鳥獣を呼び寄せることになるので、生った実は収穫して持って帰って欲しいとのこと。

「本当にねぇ、動物や鳥も食べるだけなら黙って持って行っても良いんだけど、イノシシは苗木の枝ごと折っちゃうからね…」
2022.05.10夏ミカン4
(中央部分がイノシシに折られた枝)


参加する皆さんが集合するまで、ミカンの木の下で夏ミカンを食べながら暫し談笑。

青い空にミカンの黄色、葉っぱの緑色、可憐な白いミカンの花が映えます。
2022.05.10夏ミカン6

「さぁ~って、始めようかね!!」
メンバーが揃い(皆さん猟友会の若手。と言っても平均年齢50歳くらいですが…)、収穫のためにミカンに木の下に入ると、爽やかな柑橘類の香りに全身が包まれます。
2022.05.10夏ミカン1

高枝切りバサミで収穫しながら、美味しさの秘密を教えていただきます。

「ウチのミカンは摘果して一本の樹に実らせる果樹の数も少なく、木の枝を適度に間引いて風通しや肥料の効きを良くしている。だからミカンの一つ一つに栄養分が行き渡るんだ。

それに多少皮の表面がデコボコしたり色が付いたりするけれど、樹に付いたまま完熟させるから甘いの。
(一般的なものは表面がきれいなうちに収穫して追熟させるそう)

あ、そうそう。成熟した古い樹が多いのも美味しい理由だよ。若い樹に生る実は、やはりそれなりの若い味にしかならない」


休憩をはさみながら、フウフウと汗をかき、上を向いて大きな夏ミカンを収穫します。

次第に首や肩の筋肉は固まり、高枝切りバサミを握りしめる掌の握力は無くなります。
何度もやるけれど、相当な重労働だと思います。
(私はとても好きな作業なので集中して楽しめます)

「本当になぁ、農家さんにしても漁師さんにしても畜産業の方や林業の方にしても、第一次産業は超が付くほどの重労働だと思う。
でもそんな方々がいるおかげで、皆さん健康で文化的な現代生活が享受出来るんだよなぁ…」

それは猟期に山中をヒーヒー言いながら駆けずり回って、僅かな肉を不安定的に食べている自分にとって、実感として思わざるを得ません。


この農園に生る柑橘類も、契約農家として多くが料亭などに引き取られていましたが、コロナ禍で需要が全く無くなってしまったとのこと。
「食べる人がいるなら全部引き取ってね。どうせ出荷する先も無く、腐らせるだけだから…」


脱サラして専業漁師になったけれど、コロナ禍で自分の漁船を売らざるを得なかった私の兄貴の姿と重なります。


「本当になぁ、何十年もかかってこんなに美味しいミカンを作って来たのに…」

ありがたく大量のミカンを頂戴して車に積み込みながら、流れる汗に紛れて目から少し塩水が出ていたのは内緒です。


コロナ禍で営業自粛を求められた飲食業界だけではなく、それを支えていた第一次産業の方々や関係業界の方々にも手厚い保障がなされることを願って止みません。


今日も自然の恵みに感謝です。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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