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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

放鶏!!

ニョキニョキと繁茂する雑草に辟易して導入されたニワトリさんたち。
我が家に来て2週間ほどですが、鶏小屋には慣れてくれましたが、私の時間が無くてほとんど放し飼いには出来ていません。

「でもそろそろ除草のためにニワトリさんたちを放し飼いにしないとなぁ~」

という訳で、休みの日にニワトリさんたちを庭に放ちます。
2022.04.30放鶏1

今まで集団で育ってきたので、少し冒険して一羽になると「ピヨピヨ」と鳴いて急いで集団に戻る様子が「クチバシの黄色いヒヨコ」という感じがして面白いですね。7

喜んで羽ばたいたりしていますが、草刈り後に雑草の柔らかな新芽が生え始めた時なので、パクパクと美味しそうに啄ばんでいます。
2022.04.30放鶏5
「よしよし、良い感じ♪」


なんですぐに放し飼いにできなかったのかと言うと、最近は近所に野良猫が多く、ハシブトガラスも来ているので、中ビナだと危害を加えられる可能性が否定できなかったからです。

そこでふじをニワトリに付けました。
2022.04.30放鶏6
ふじは現役のシシイヌ(猪猟犬)ですが、猫やニワトリと共に育ってきたので、今までもニワトリの護衛を行ってくれていたのです。


そして護る対象は野良猫やカラスだけではなく身内にもいます。
2022.04.30放鶏3
モリやカヤは猟犬モード全開なので、ふじから唸って怒られています(笑)。

「モリ、カヤ、お願いだからニワトリ達を襲わないでね」


しばらくすると皆さん落ち着いて平和モード。
2022.04.30放鶏4

ニワトリ達はツゲの木の下に入って寝てしまいました。
2022.04.30放鶏2

ま、ワンコ達もニワトリ達も徐々に慣れていってもらいましょう。


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エソの刺身と白子ポン酢

エソは美味しい魚ですが、小骨が多くすり身の素くらいにしか料理できないイメージが多いと思います。

しかしですね、普通に美味しい魚なので工夫次第でその他の料理も美味しいのです♪

今回のエソはすり身を造るために身を水に晒していた時にも脂が浮くし、とても美味しそうだったので刺身に引きました。


エソの身は、上図の線の様に細くて硬い骨が入っています。
2022.04.26エソの薩摩揚げ14

骨抜きで抜くのもアリですが、何せ数が多過ぎます。
今回は素材が大量にあったので、上部4分の1の骨が無い部分だけをサクにしました。
2022.04.26エソ薩摩揚げ11

砥ぎあげた刺身包丁で薄造りに。
2022.04.26エソ薩摩揚げ12

クセが無い上品な旨味で、他の魚に無い食感です。


白子ポン酢も造りましたが、こちらは精巣の熟成具合がイマイチで残念…。
2022.04.26エソの薩摩揚げ13


こういった一般市場で出回らないレア物の料理が食べられるのは、「獲ってくる人間の特権」という気がしますね♪

この日もついつい冷酒を飲み過ぎてしまったのでした(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


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激ウマっ!! エソの薩摩揚げ♪

先日、遊漁船で同乗したジギングの若者たちから、「ニワトリのエサ」としてたくさん戴いたエソ。
2022.04.26エソの薩摩揚げ1
巨大なサイズばかりで、一番大きなものは58センチ。

「我が家はニワトリもワンコ達もいて、年中タンパク質が必要だから助かるなぁ♪」
動物たちのご飯として戴いてきたエソですが、きちんと船上で〆て血抜き処理を行っています。


エソは美味しい魚です。
しかし顔つきがグロテスクなのと、身に小骨が多いために釣り人からは嫌われているのです。

「今回は釣れた魚も少なかったし、大きなエソだけでも調理するか…」
そう思い、ウロコを落として三枚に卸します。
2022.04.26エソ薩摩揚げ2

「ここまで来ると、2~3匹調理するのとたいして手間は変わらないから、全部調理するか!」
貧乏性の性で、ついつい全部捌いてしまいました(笑)。


腹腔の膜を削ぎ落し、
2022.04.26エソ薩摩揚げ3

出刃包丁の背で身を叩いた後にスプーンで身を掻き落とします。
2022.04.26エソ薩摩揚げ4

新鮮なものだと皮に小骨が付いた状態で、肉だけが分離します。
2022.04.26エソ薩摩揚げ5


生臭さを落とし、フードプロセッサーに掛けた時の発熱を防ぐため、かき取った身を氷水に晒します。
5分ほど氷水に入れ、ガラガラと掻き回してザルで濾過。
2022.04.26エソ薩摩揚げ6

「いやぁ、欲張って捌いたけど相当な量になったぞ…」

少しずつフードプロセッサーへ投入!
この時に「すり身の2%ほどの食塩」をパラパラと振り入れます。
(食塩を入れるのはタンパク質の結合を促して粘り気を出すため。「2%ほどの食塩」なんて偉そうに書いていますが、いつも計量したことはなく適当に少量の食塩を加えています。笑)

フードプロセッサーで小骨が砕かれて滑らかになった山盛りのすり身。
2022.04.26エソの薩摩揚げ7
さすがに全部は食べきれないので、半分は冷凍。


このすり身で竹輪でもカマボコでもさつま揚げでも鍋物用のツミレでも作れますが、今回は野菜入りのさつま揚げを作成。
新玉ねぎの美味しい季節ですしね♪

新玉ねぎ、にんじん、ゴボウをみじん切りにしてエソのすり身に混ぜます。
2022.04.26エソ薩摩揚げ8
砂糖と味醂と昆布ダシと卵、少量の小麦粉なんかを適当に加え、1食分の大きさに成形。

後は油で揚げるだけ!
2022.04.26エソ薩摩揚げ9

揚げたてのアツアツを摘まみます。
2022.04.26エソ薩摩揚げ10
う、美味いっ!!」


「久しぶりにエソのさつま揚げを作ったけど美味いなぁ…」
ビールを飲みながら、大量のさつま揚げを作りました。


この日はさつま揚げとビールでお腹いっぱいになり夕食終わり。

釣れなかったけど、美味しいさつま揚げを腹いっぱい食べて幸せな一日でした。


今日も自然の恵みに感謝です。


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久しぶりに釣れなかったなぁ~

「朝一はたいていよく釣れるのに、珍しく釣れないなぁ…」
船上で釣り糸を垂れながら、鉛色の空を眺めます。
2022.04.25久しぶりの貧果1


「魚群探知機には良い反応が出てるんだけど、まったく潮が動かないから魚が口を使ってくれない」
遊漁船の船長さんも嘆き節。

アタリがあっても、ポツリポツリと単発でレンコダイが来るくらい。
2022.04.25久しぶりの貧果3

あとはちびっ子カサゴ。
2022.04.25久しぶりの貧果4


この日、同乗していた親父も苦戦。
2022.04.25久しぶりの貧果2

しかしながら、単発でも大きなアオナやカサゴを釣り上げています。
2022.04.25久しぶりの貧果5


私と親父はタイラバメインでしたが、他に同乗した若者3名はジギングメインの青物(ヒラマサやブリなど)狙い。

時々竿が曲がっていましたが、上げても上げても巨大エソばかり(笑)。
中には50センチを超える大物エソも…。

皆さんエソをリリースされていたので、「育ち盛りのニワトリのエサ用に貰えないかい?」とお願いして、たくさんのエソをいただいてきました。
2022.04.25久しぶりの貧果8
(獲物をチェック中のふじさん。笑)


一瞬だけ釣れた時間がありましたが、レンコダイ10匹程と小さなアオナが一枚だけ。
2022.04.25久しぶりの貧果7

「良い時もあれば悪い時もある。全体的に厳しいとはいえ、今日はオレの日じゃなかったな…」


そして船を操る船長さんには珍事が!
2022.04.25久しぶりの貧果6

様子見でタイラバの上にイカ用のスッテを付けていたのですが、タイラバには巨大アマダイ+イカスッテに巨大アオナのダブルヒット!!
「おお、なんて贅沢な!!」


ま、この日私が釣れなかった理由ははっきりしているのです。
「ジギング用の太すぎるラインを使った」という事が原因ですが、横着をして細いラインに代えることを怠ったからです。

「乗っ込み大鯛を釣らないといけないからな!!」
と張り切り過ぎましたね。


釣れなかったけど、やっぱり釣りは楽しかった♪

今日も自然の恵みに感謝です。


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命の循環

これは釣ってきた真鯛のオスの精巣で作った、大好物の白子ポン酢。
2022.04.22命の循環2
ついつい冷酒を飲み過ぎてしまいます(笑)。


魚のアラは白子や卵巣、肝や胃袋などの可食部位も多いですが、廃棄部位もかなり出ます。

生魚の内臓なので当然腐ります。
なので速やかに生ゴミとして廃棄するか、地中深く埋めて畑の肥料とします。
(しかし埋めると野良猫がやって来て、夜中にワンコが騒ぎ立てるんですよね)


しょうがないと言えばしょうがない事なのですが、私は「もったいない」と感じていたのです。
それは一度でもニワトリを飼ったことがあるから…。

魚のアラはニワトリたちの大好物ですし、茹でておけば多少は日持ちします。
2022.04.22命の循環1
冷凍しても良いですし。


人間が利用しないタンパク質を食べて、美味しい卵を産んでくれるなんて、「現代の錬金術」と言っても過言ではないくらいです。

で、新たにニワトリたちが来たので茹でた魚のアラを与えてみました。
2022.04.22命の循環3
(この写真は庭の雑草を引き抜いて与えたところ。こちらも奪い合って食べます♪)

エサの残りのエビなんかもありますね。

ポイっと投げると、これがもう奪い合い!!


飼っている鶏たちに充分にエサを与えていないので「エサの奪い合い」と感じられる方もおられるかと思いますが、そうではありません。
「大好物の奪い合い」という言葉が正しい感じですかね。

しかしながら、魚の残滓を泣く泣く捨てていた私にとっては「命の循環」という感じでとてもすっきりしました。


ヒナ鶏たちよ、たくさんタンパク質を食べるんだ。
そして早く成長して美味しい卵を産んでおくれ。


「命は命を繋ぐための命」
そんな言葉が自然に浮かんできました。


そろそろ呼び名を決めないとなぁ~。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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