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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

春の気配♪

朝からずっと雨で猟行はお休みのある日。
溜まりまくっていた家の用事を片付けても、まだ雨は激しく降り続けています。

「ふう、しょうがない。今日はジッとしておくか…」
そんな事を思いますが、気になることが一つ。

「もうそろそろフキノトウが出ている季節なんだよね」
そう思うといてもたってもいられず(笑)。

濡れてもいい格好をしてフキノトウポイントへ向かいました。
2022.1.25春の訪れ1

「うっ!今年はかなり寒い冬だからフキの成長が遅い…」

この場所ではフキノトウは見つけられず、陽当たりの良い別の場所へ移動。
2022.01.25春の訪れ2
なんとかハシリの蕾状態のフキノトウを見付けることが出来ました。


雨に濡れながら、少しだけ採取してお持ち帰り。
2022.01.25春の訪れ3

晩ご飯はフキノトウの天ぷらとシカカツ。
(写真を撮り忘れました)
なんだか毎年この組み合わせが我が家の春の定番な感じがします。


自画自賛ですが、私は天ぷらを揚げるのは得意なんです♪
(職業柄もあるかな)

カリッと揚がったフキノトウの天ぷらを塩でいただきます。
ホクホクとした食感と独特のホロ苦さ。

「いや~、美味いなぁ♪ フキノトウは山菜の中でも1、2を争うほど好きなんだよね」
ついつい冷酒がグイグイとすすんでしまいます。

少し酔っぱらってしまいました。


まだまだ寒い日が続いていますが、しかしフキノトウを食べると「春はそこまでやって来ている」ということを実感します。


今日も自然の恵みに感謝です。


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隠れているつもりの人…(笑)♪

「ふじ~っ! 父ちゃん外出するからふじもお外に出なさいな~!!」
外出するために、家の中で寛いでいるふじに声をかけます。


それから着替えたり、外出の為の準備。

しかしいよいよふじを外に出そうとする時になって、ふじの姿が見えない事に気付きます。

「あれ?どこに行ったんだろう!?」
そう思って探すと、こんな場所にいました。
2022.01.25隠れているつもり1

カーテンの向こうに隠れてジッとしているふじさん(笑)。
思わず笑ってしまいました♪

うんうん、外が雨降りだったから出たくない気持ちは分かるよ…。


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鹿の爪の奇形(情報求む!)

先日捕獲した鹿の1頭の爪。
2022.01.23鹿の爪の奇形1
通常の物よりも爪が長く、明らかに不自然です。


通常の鹿の爪はこんな感じ。
2022.01.23鹿の爪の奇形2

蹄(ひづめ)を持った動物は、人間の爪の様に常に伸び続けますが、自然の中で歩くことで削れていきます。
土や岩肌に喰い込んで、天然のスパイクの役目を果たしているのです。


しかもこの鹿は4本の足の内、3本がこの様な爪の形状でした。
撃った射手に聞くと「普通に走ってきた」という事だったので、生活する上で特に困っていたという事はなさそうです。

蹄に関する病気のことを調べてみましたが、素人の私では不明。
遺伝か特別変異なのでしょうか。

詳しい方がおられたら教えてください。

解体した時に内臓や筋肉に特に異常はないようでした。
もうすでに一部は食べちゃったけど…。


しかし見切りの時にこの鹿の足跡を見付けていたら、「謎の生物がいる!」とかなり悩んでいたでしょうね~。

自然界って不思議なことばかりです。


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欲深い猟師たち(笑)♪

「う~ん、自信ないなぁ…」

今年の冬はかなり寒い気がします。
そんな中、出猟したある日のこと。


見切りのために各地を見て回りますが、ガチガチに霜柱が立ち、ヌタ場の表面も凍っています。
2022.01.23欲深猟師4
足跡もヌタ浴びした跡の新旧が分からず、見切りに苦戦。

そうして獲物が潜んでいそうな山を攻めますが、2ラウンド終了して何も獲れません。
それなりに獲物は出ましたが、全員での発砲数も1発のみ。

この様な状況は私の所属する猟隊ではかなり珍しいことです。
(私が出猟した日に関しては今のところボウズなし)


競り終ってもまだまだ元気なモリ(左)とカヤ(右)。
2022.01.23欲深猟師2
ふじは発情期でお休みです。


普通の猟隊ならガッカリするところでしょうが、
「やった~っ!今日は解体が無いから早く帰れるぞ~!!」
と、心の中で少しニンマリ(笑)。

この時点で12時少し前。
いつもなら翌日もあるし、山の中で反省会をしながら弁当を食べて終了となります。

しかし翌日は降水確率100%。
「ま、明日は休みだし小さな山をもう1ラウンド競ってみようか」
という事になりました。


待ち(射撃手が待ち受ける包囲網)を張り、モリとカヤを放ちます。

すると追い啼き(獲物を発見しての鳴き声)も無くあっという間にぶっ飛んで行きます。
「犬の動きが変だ!みんな気を付けて!!」

獲物が早立ちして追いかけることに集中している時に起きがちな動き。


「鹿が動いてるな…」
犬の動きからそう判断します。


「このぶんじゃすぐに待ちに掛かって終了だ」
と思っていましたが、待ち(射撃手が待ち受ける包囲網)からは途中で獲物と猟犬が引き返したことを伝える連絡。

猟期も終盤に差し掛かり、獲物も学習して射手の気配に気付いた感じ。


「獲物が引き返してくるぞ…」

犬を放った方向には親方(若き勢子)、ベテラン勢子、親父の精鋭に私の4人がいます。
(私はこのラウンドでの勢子役。待ち役としては一番役立たず…)

山を登る時に他の射手の位置取りは確認しているので、親父の待ち場から30メートルほど離れた稜線で私も待機。

「カサッ」っと枯葉を掻き分ける音。


山の中腹を走る鹿が5頭…。
立派なオスが2頭にメスが3頭。
まだまだいる感じ。

ドガッ!!
親父の待ち場から発砲音!

同時に私の前にも2頭のメス鹿。
バックストップが出来た瞬間に撃ち掛け、「ガクッ」っと体制が崩れます。

「あたったけど半矢で走られた。急いでモリとカヤを呼び戻して追わせないと…」
半矢(致命傷を追わせられなかった状態で逃げられること)は撃ったハンターとしても、罪悪感もあり心情的に落ち着けないものです。

しかし、さっきまで獲物を追って姿が見えていたモリとカヤの姿がありません。

「さて、モリとカヤはどこに行ったのだろう?」
そんな事を思っていると、下の待場に付いている親父からの連絡。

「たすけてくれ~!!」
通常なら無線連絡ですが、生声で叫んでいます。

現場に着くと立派な角を持った大きな鹿がいて、その角を両手で押さえつけている親父。
生きている鹿を逃がすまいと、腹部に噛み付いているモリとカヤ。

「鹿が頭を振って、少しでも力を緩めると犬が角で突かれそうなんだ。早く止めてくれ~」
「片方の角を足で踏んじゃえばいいんだよ。そうしたらナイフが使える」

「理屈じゃ分かっているけど、こいつ首の筋肉が物凄い力なんだ。踏みつけることが出来ない」
「う~ん、確かにデカいオス鹿だ」

「とりあえず動画でも撮るか」
と思ってスマホを取り出そうとしましたが、鹿の角を抑えている親父が今にも首の力で吹っ飛ばされそうなので、親父のナイフを借りて止め刺し。
(危ないので犬が絡んでいない状況では迷わず猟銃で止めてください)

2022.01.23欲深猟師3
親父の撃った弾は肩甲骨を砕いていました。


その他にも精鋭陣がメス鹿を2頭ゲット!
(1頭はヘナチョコハンターの私が半矢にした鹿)


ここまでで犬を放してから15分。
回収しても1時間でした。


「午前中の苦労は何だったんだ…」
と皆で話しながら、ワイワイと解体作業。

「今日は早く帰れる予定だったんだけどなぁ~。いやぁ~、残念だ!!」
山の神様祭りをして無事に終猟。


今日も自然の恵みに感謝です。


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極寒の船上でミラクルが…

「寒みぃ…」

猟期ではありますが、私は釣り船の上にいました。
先日釣り友達からいただいたブリの美味しさが忘れられず、その友人と一緒に釣船を予約して天候にも恵まれたという訳です。

まあ、この時期は時化ることが多いので欠航になることが多いのですけどね。


誘ってもらって同船したのは友人の腹口くん(仮名)。
2022.01.17ミラクルが1

釣果の状況を話していると
「青物(ヒラマサやブリなど)がよく釣れているよ!!」
という事で、我慢できなくなって付き合ってもらいました。


覚え始めたばかりのスロージギングで体を温めますが、風は冷たく皮膚の露出した部分は千切れそうな痛さです。
「さあ、ガツンと竿を絞り込め!! ガツン、ガツン…」

しかしこの日は潮が動かず魚の活性が激渋っ!!


午前中はアタリすらなく、ジギングを諦めてエビを付けたタイラバ(エビラバ)にチェンジ!
2022.01.17ミラクルが2
最初に釣れたのは小さなタマガシラ。

しばらくして小さな真鯛。
2022.01.17ミラクルが3

遊漁船の船長さんは「根魚の反応出てます!」とか「底から10メートルにベイト(大きな魚のエサとなる小魚)の反応」とやる気が出るように、魚探の反応を伝え続けてくれます。

船長さんは周囲の僚船と連絡を取り合って状況を確認しますが、どの船も全くダメだとのこと。


ほとんど何も釣れないままに近付く終了時間。
2022.01.17ミラクルが4

そしてその頃には風が強くなり、白波も立ち始めます。


「あと30分で~す」
時計を見るといつもなら帰港する時間ですが、釣れていない状況を鑑みて時間を特別延長してくれる船長さん。

しかし風も波も強くなって来て、素人目にも「30分待たずに終了の合図が出るかも…」と感じます。


その時私の耳元で囁く人物がいました。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…」

そう、私の心の中の安西先生です。
「そうだ…、思い出せ!こういう展開でこそオレは燃える奴だったはずだ…」


ガツンと来い!ガツン、ガツン…。
最後の逆転を信じて竿をしゃくり続けます。

ガツン、ガツン、ガツン、ガツン…。

ガツンッ!!
そして竿が弓なりに引き込まれます。

その竿は腹口くん(仮名)の物でしたが…(笑)。
2022.01.17ミラクルが5
5kgオーバーのヒラマサ。


青物は群れで回遊することが多いので、腹口くん(仮名)が釣り上げた後にすぐに私もジグを投入!

ガツン、ガツン、ガツン、ガツン、ガツン…。

しかし全く何も反応なし。
「ダメか…」

ますます強くなる風と波。
「もう限界だな…」

終了の合図。


仕掛けを回収していると、根掛かり。

「あれ?沈み瀬でもあったのか!?」
と思ったのも瞬間で、竿が絞り込まれ、猛烈な勢いでラインが出て行きます。

「マジか~!? 来たよっ!!最後の最後で何か来た!!」
(↑ここら辺が私の心の弱さ)

「マジか~!?」
「頑張れ~!バラスなよ~!!」

声援を受け、苦戦しながらも腹口くん(仮名)と同サイズのヒラマサをゲット♪
2022.01.17ミラクルが6


「いやぁ~、今日は本当に渋かったけど、最後の最後にドラマが待っていたなぁ。我ながら悪運強くて呆れるけど…」
2022.01.17ミラクルが7
(二人分の釣果)

最後の最後に釣れて大満足♪


今日も自然の恵みに感謝です。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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