冷え込みましたが天気の良い出猟日。
1ラウンド目は年若いオス鹿をゲット!

そして2ラウンド目。
イノシシの寝屋に辿り着くまでの道が急峻な山を攻めます。
一緒に山入りするのは長老勢子。

御年85歳!!
(ちなみに今でも歯は全て自分のもので義歯や入れ歯は無いそう。当然ながら脚は達者)
この年齢で2頭の猟犬を引き連れ、「いやぁ、ワシも脚が弱くなった」と言いながら山を駆け回っています。
いやいやいや、充分異常なほどに健脚です!!
この年で猟犬を飼い山を引いてまわるなんて「本当に好きなんだろうなぁ」と感心してしまいます。
しかも前日にはイノシシを立て撃ち(猟犬が啼き止めての勢子撃ち)しているんですよね。
凄すぎです!!
待ち役(射手)が包囲網を張り、山へ犬を放ちます。

これはモリです。
イノシシが寝やすいポイントであるシダの中をかき混ぜてくれています。
やがて大シダと枯れた孟宗竹が倒れ込んだ本命ポイントに…。

しかし反応なし。
「真新しい痕跡があるんだけどなぁ…。残念ながらお留守だったか」
しようがなく車へと引き返します。
山を下りることを伝え、ワンコ達をゲージに入れた頃に「長老勢子の犬が啼いた!イノシシが出たよ!!」という緊迫した連絡。
何発かの銃声が聞こえた後「そっちに向かったよ」との連絡を受け、一旦収納した猟銃を急いで取り出し、山裾の通しでイノシシを待ち受けます。
「ギャンギャンギャンっ!!」と近付く追い啼き。
音がしないように銃を握り込んで安全装置解除。
「さあ来い!」しばし緊張の時間と共に通しや山裾に注意を払いますが、残念ながら隣山へと逃亡!!
撃ちかけた人からは「70kgほどのよく太ったイノシシだった」との状況報告。
私は一旦車に乗り込んで、イノシシと猟犬が向かった方向へ先回り。
長老勢子は山の中を突き進み、勢子役の何人かが先回りして二重三重に待ちを張ってイノシシを追います。
(足の達者な人が多い猟隊だから出来る贅沢な芸当だと思います)
頑張って長老勢子も猟犬も長い距離を追ってくれたのですが、しかし結局残念ながらこのイノシシには逃げられました。
今日はこのイノシシに運があった感じです。
「それにしても長老勢子も相当な距離を突き進んで来てくれたよなぁ。85歳だなんて言っても誰も信じてくれないだろうなぁ…」
まあ、鹿が1頭獲れただけでも良しとしますか。
今日も自然の恵みに感謝です。
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