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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ニワトリと豆腐とSDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)♪

「あ、しまった! 冷蔵庫の中の物陰に隠れて豆腐の消費期限が切れちゃった」

まあ、仕事(食品関係)でそういった事をしているので、食べられるかどうかはいつも自己責任で五感で判断するのですが、今回は豆腐だったのでホシノさん行き。


皆さん、ニワトリって豆腐を食べると思いますか?
私はニワトリを飼う前は「そんなもん食う訳ないだろっ!!」と、正直思っていました。

しかし今回のように消費期限切れのものを初めて与えたところ、物凄くがっついて争って食べるのを見て驚きました。
2021.04.29ニワトリは豆腐を食べるのか?1

「たいして味も無いのに、何がこんなに美味しいのだろう?」
と想像しますが、柔らかさが大好物のミミズとかコガネムシの幼虫の様な柔らかい感触で、タンパク質の味がするせいなのか?と勝手に考えます。

嘴を豆腐だらけに汚しながら、あっという間に完食♪
2021.04.29ニワトリは豆腐を食べるのか?2 (2)


今、メディアで「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」という事が盛んに言われていますね。
その中に「飢餓を失くそう」という目標があって、フードロス削減が問題として取りざたされています。
(職業柄と狩猟やっているおかげで、食品の産業的廃棄と趣味の間で思い悩む日々ですが…)

しかし我が家にはワンコとニワトリがいるから、食べ残したり賞味期限が切れたものでも、ほとんど無駄になることはありません。
(ネギなどの一部食材を除く)

その上、ニワトリは卵を産んでくれるし(最後の一羽のホシノさんは高齢だから無理だけど)、ワンコ達は猟犬として一年食べる分の肉を獲るのに欠かせないパートナーです。


狭小賃貸住宅に住んでいる時に狩猟を始め、築50年以上のオンボロ中古住宅に移り住んだ今となって感じることを少し書きます。

私個人の体験なのですが、「食料を無駄にしなかったり、食べ残しを卵や肉として循環する」というそれらの実体験を経る事でとても楽になった自分がいます。

やはり「命を奪うとか」「食料を無駄に廃棄する」という事は私にとって耐えがたく辛いことでした。
なにせそれらは、もともとは元気に動き回っていたり、誇らしく葉を広げ花を咲かせる命でしたから。

しかし無駄に廃棄される食料を食べてくれるニワトリやワンコさんがいることで、本当に精神的に楽になりました。


国連のお偉い皆さん、フードロスを削減するために狩猟免許を取って猟犬を飼う事や自宅でニワトリを飼うことを奨励してはいかがでしょうか!?
(緑化法とかもあるし本当に大真面目)

たぶん私のように精神的に落ち着く人間もいると思いますし、まさに持続可能な策じゃないのかな♪


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伝説の珍獣発見っ!!

「なんじゃ、こりゃ~っ!?」
2021.04.14伝説の珍獣1

「こ、これはっ! 平家物語などに出て来る伝説の珍獣、鵺(ぬえ)では!?」
鵺はサルの顔にタヌキの胴体、さらにはトラの手足に尻尾はヘビとされています。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル…!!


まあ、そぉ~んなことは当然なくて、山へ山菜採りに行った後にワンコにズボンを嗅がれ捲っている図(笑)♪

少し落ち着くとこうなります。
2021.04.14伝説の珍獣12JPG
「ここに山の土の匂いがするわっ! 私達を置き去りにして山へ行ったでしょ? ムキーッ!!」
モリ(左)さんとカヤさん(右)。

まあまあ、少し落ち着きなされ。


ふじは落ち着いているのでモリとカヤと一緒に嗅ぎまわることはありませんが、3頭一緒だと本当に何が何だか分からないでしょうね~。
(その代り後でしつこいほどに匂われます。笑)


伝説の珍獣ってこうやって生まれるのかもしれませんね…。


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プチツーリングで傷付いた猫に出会ったのだ…

ふじの出産に備え、色々と準備をしていたことの一つ。

離乳食が始まって、毎日昼休みに帰宅して給餌するためのスクーターの整備です。
2021.04.25プチツーリング1
(パーキングでの一枚)

「ま、今回は空振りに終わっちゃったけど、せっかくだからプチツーリングにでも行こうかな♪」


釣りに行こうかとも思ったのですが、ちょうど釣魚の端境期であまり期待できそうも無いし、現場の偵察活動に費やします。
2021.04.25プチツーリング2

それにしてもスクーターに乗ると小回りが利き、とても行動範囲が広がります。

私の場合は「この先は車で行けるのだろうか?」という場所に入って行きますし、かろうじて軽トラで入ることが出来たけれどUターンが出来ないような場所も多くて、延々とバックで引き返したことが何度もあります(笑)。

その点スクーターは、その場でUターンが出来てとても楽♪
ついつい知らない林道や崖崩れを起こしている様な海沿いの細い道に分け入って、新規ルートを開拓します。

「いや、こんなことやっていると本当にオフロードバイクが欲しくなって来るなぁ…」
125ccだと維持費も安いし、車の流れに乗れるだけのスピードも出せるし、これでもう少しオフロードを走れる性能があったらいう事無しです。

「ハンターカブ」「新車」
なんていう悪魔的な囁きが脳内で響きますが、グッと我慢です(笑)。


山のけもの道の状態を見て回ったり、海の岩礁の場所を見て頭に入れます。
2021.04.25プチツーリング4

普通に「きれいな景色だね」なんて思えないところが、哀しいハンターの性(さが)なんですよねぇ~。


そんな事をしてとある漁港近くの海を見ていると、「ニャ~ンっ!」と鳴きながら一匹の白猫が近付いて来ました。
2021.04.25プチツーリング3

ところがこの猫の顔面が変。
酷く傷付いて鼻も耳もボロボロ。
片耳は裂け、鼻は欠損しているように見えます。
目も目ヤニだらけで、明らかに傷が入っている感じです。

「うっ、小さい頃は野良猫がたくさんいて、ケンカしてケガしたり隻眼の猫がいたけど、久しぶりにこんなに傷ついた猫を見たなぁ」

恋の季節が終わった頃ですし、ケンカしてかなりやられた感じ…。
しかし少し観察すると、かなりフクフクと太って血色も良い感じだし、人間に擦り寄ってきたところを見ると釣り人から魚をもらってりしているのでしょう。

「せっかく近付いてきてくれたけど、オレは野生動物にエサはやらない主義なんだ。
もうすぐ暖かくなるから、それまでに傷が塞がるといいね…(暖かくなると化膿して重症化しやすい)」

野生動物などにエサを与える行為に関しては、またいつか書いてみたいと思います。


自分が半矢にしてしまった獲物の事や、括り罠を引き千切って逃げた野生動物の事に関して思いを巡らしますが、上手く考えがまとまりませんね。


久しぶりにバイクで少し長い距離を走ると楽しかったです♪



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久しぶりにウドを採ってきました♪

「今年は仕事やふじの(偽)妊娠のせいでバタバタして全然山菜採りに行けなかったなぁ。まだあるかな…」

目指す先はウドの生息場所。
私の中での山菜は「年明けすぐのフキノトウに始まり、ゴールデンウィークのウドで終わる」感じです。


私が少年だった頃、親父に付いて山菜採りに行っていましたが不思議なことがありました。
「なぜこんなに山菜の生える場所をたくさん知ってるんだろう?」
ということです。

それは私が狩猟を始めると分かりました。
草花が枯れた猟期であっても、「野生動物の餌を求める動向に注意を向けていれば、森の植生や山菜として採ることができる植物の事はイヤでも目に入って来る」ということです。
(更に親父は自分の秘密ノートに「桜の花が開くより5日遅れ」という感じで季節を書き込んでいた)

「どの植物が食べられる山菜なのか? 成長したらどんな姿になるのか?」
ということが頭に入っているという事が前提ですが、幼少期より食い意地が張っていた私は、オッサンになった今でも頭の中にそれらがインプットされているのです(笑)。


しかし年々気温が上昇し、山菜の時期も少しずつ早くなり分かりにくくなっています。

そして更に難題が…。
近年のイノシシや鹿の増加で、柔らかく美味しい山菜がことごとく根絶やしになるまで食べ尽されているのです。

一昔前は山菜採りのライバルと言えば「人間」でしたが、今は山野に住む獣たちと競わねばなりません。
当然獣たちは毎日の山菜の生育状況を知っているので、一番美味しい時に略奪されてしまうのです…(涙)。

「うう、オレが秋から目を付けていた山菜なのに悔しすぎる」
そんな状況が続いていました。


今回のウドも期待せず、とりあえず目星を付けていた場所に到着。
2021.04.24ウド3
「おお!食べられていない!! しかし、やっぱり遅かったか。もう大きくなりすぎて食べられないな。うう…」

採取適期なら茎に生えた柔らかい産毛が、すでにガチガチの剛毛。
毛は手に刺さるし、食べる茎の部分は竹のように固くなっています。

諦めきれずに付近を散策。
2021.04.24ウド2
この場所は一面ウドが生えている感じで、天ぷら用に新芽の部分を少し採取。

きんぴらや和え物用に、芽が出たばかりのものを2株だけいただいてきました。
2021.04.24ウド1
(ウドを根っこから採取すると、次の年から生えなくなるので注意が必要です)


その日の晩ご飯は天ぷら♪
2021.04.24ウド4
高温でカリッと揚げます。

揚げたてのウドの天ぷらに塩を少しつけ、熱々のものを頬張ります。

口の中いっぱいに広がるほろ苦さ。
「ああ、美味いっ!! 春の味だなぁ…。それにめっちゃ貴重品だから余計に美味く感じる」

冷酒を開けずにはおれず、ついつい飲み過ぎてしまいました(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


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ふじの妊娠Ⅱ(セカンド)

「急げ急げっ!」
このところ、毎日仕事が終わると大急ぎで帰宅していました。
2021.04.22偽妊娠2
ふじの出産が迫っていたからです。

「産屋は作ったし、ネットで注文した粉ミルクも届いた。あ、布切れをたくさん洗っておかねば…」
2021.04.22偽妊娠3
準備はバッチリ!!


「さあ、あとはふじに任せた」

そうは言っても、仕事に行っている時に産まれることも十分考えられます。
前回はたまたまお盆の出産で、休みだったので完全に立ち会うことができました。
(そのおかげで、仮死状態だった一頭は助けることができた


「今回は二度目だし、陣痛から出産までの時間も短いかもしれない。もしかしたら帰宅したらもう産まれているかも…」
そんなことを考えながら、毎日ドキドキして玄関の鍵を開けていました。

しかし、産まれずに数日が経過。
「おっかしいなぁ。そろそろのはずだぞ…」

ふじが2度目の交配から帰ってきた日と経過日数を数えます。
「65日も経過している(通常犬の妊娠期間は60日~63日)? ふじは発情期も1か月ほどあるし、前回も出産までかなり長かった。通常の犬と違うのは分かるけれど、何かおかしい」

改めてふじを見ると、あれだけ丸々していたのに少し痩せた感じ。
2021.04.22偽妊娠1

妊娠末期になると胎児が産まれる準備のために、下腹に下がってくるものですが、それが見られません。


ふじを寝かせて少し触診。
前回は触ると胎児がハッキリと分かりました。

しかし今回はそれがありません。
おまけに張っていた乳腺も少し萎んだ感じ。

「ん?どういうことだ!?」
そこで初めて「偽妊娠」とか「想像妊娠」とかの言葉が浮かんできます。
(実際にあります。友人のお宅のワンコはお乳まで出たそう)


翌日に再度ふじのお腹を見ると、更に細くなっています。

真面目に「人のいない時間に外の犬小屋で出産していないだろうか?」と思って庭中をくまなく探しますが、そんな気配は一切ありません。

第一、ふじの乳腺も更に小さくなっている感じ。
(出産していたらお乳が出ます)


「ああ、やっぱり偽妊娠っぽいなぁ」
私の中で張り詰めていたものが、プツリと音を立てて切れます。

「ま、こればかりは授かりものだからしょうがない」
子犬にまみれた楽しい日々を想像していただけにとても残念!


しかしふじは母性も強く、人の期待に応えようとする所が大きいので「期待しすぎるあまり、ふじに余計なプレッシャーが掛かっちゃったかも知れない」と思うと少し可哀そうになります。

「ごめんごめん、大丈夫。ふじはそのままのふじで良いんだよ」
ふじをゆっくりと撫でながら、そんな事を話しかけます。


ちょっと今回は焦り過ぎていた感は否めないので、少しのんびりやりましょう。

色々な事が上手くいかないものですね。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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