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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

狩猟用語って難しい…(笑)♪

「あ、いかん。忘れてた!!」
ちょっと用事があって仕事を早めに切り上げた私は、するべきことを忘れていたのを思い出し職場に電話。

私の勤める会社の敷地内にイノシシが出るため、去年設置してもらっていた箱罠の持ち主さんが、別の場所で使うので箱罠を取りに来るということを会社に言い忘れていたのです。
2019.10.16イノシシ記念日1
(去年の写真です)

「ごめん、ハコワナの持ち主さんが引き取りに来るという事なので、総務部の人にそのことを伝えてもらえるかな?」
2019.10.16イノシシ記念日8 (1)
(電話を取ったのは写真に写っている女性の一人)

「はい、分かりました!!」


しばらくしてLINEが入ります。
「総務の方にハコアナの件を伝えました。ずっと置いていたハコアナも移動する日が来たんですね」

「ん!?」

まじまじとスマホを眺めますが、確かにそこには「ハコアナ」と書かれていました。


そっかー、彼女は(というか会社の大多数の人も)箱罠を「ハコアナ」と思っていたんだ。

だいたい一般の方には「箱罠」なんて言っても、何のことを言っているのか分からないだろうから当然か…(笑)。


確かに動物を獲るのは「タテアナ」とか「ホラアナ」なんていう言葉がピッタリ来る気がしますね。


いや~、狩猟用語すら認知されていないくらいだから、狩猟が一般の方に理解されるのなんて無いんだろうな~、と思った一日でした。


難しいですね(笑)。


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猟期前のハンターの1日

「ああ、忙しい!忙しいっ!!」
もうすぐ開幕する猟期(狩猟をしても良い期間)を間近に控えて、ハンターはしなければならないことが山積みです。

私の場合、これから4カ月半の間、休みの度に山へ行くことになりますからね。
やっておくことがたくさんあります。

で、まずは話題になっている映画の鑑賞♪ (←そこ!?)
2020.10.28最後のハゼ釣り5

いや~っ、良かったですっ!!
いい年したおっさんがアニメ見て泣きました!!


それから少しの時間だけでもハゼ釣りへ。
2020.10.28ハゼ釣り1
これからずっと山へ行くので、少しの時間でも釣りをしたいのです。

秋桜ももう終わりですね♪
2020.10.28最後のハゼ釣り10

本命ではありませんが、セイゴも良く釣れます。
2020.10.28最後のハゼ釣り9
大きくなる魚なのでリリースしたいのですが、吸い込むように捕食するので、たいてい針を飲み込んでいるのでお持ち帰り。
南蛮漬けにでもしよう。

これはハゼとヒイラギ。
2020.10.28最後のハゼ釣り2

秋が深まって、だいぶんハゼの型が良くなってきました♪
2020.10.28最後のハゼ釣り3

空を見上げると青空に飛行機雲。
2020.10.28最後のハゼ釣り4
きれいな空。


ああ、年を重ねるごとに一年一年がビュンビュンと物凄い速さで過ぎ去っていくのがよく分かるなぁ。

仕事も忙しくなってきて平日は疲れている時が多いけど、週末に少しフィールドに出て季節の移り変わりを肌で感じるだけでずいぶん癒されるよなぁ。


さあ、今年の猟期もたくさん楽しんで適度に頑張ろう♪

今日も自然の恵みに感謝です。


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猟友会のお仕事♪

ある日、猟友会の先輩方に見せてもらったもの。
2020.10.17秋の炊き込みご飯1

実験用の使い捨て注射器や遠沈管(ネジ式のカプセルみたいなもの)や使い捨て手袋が入った発泡クーラー。
保冷剤も入っています。

これは何をする物かというとですね、CSF(豚熱。少し前まで豚コレラと呼んでいた)の拡大範囲を調べるために農林水産省や厚生労働省からイノシシの検体採取を依頼されたものです。

野生のイノシシを捕獲することが出来る人なんて、ハンターさんくらいしかいませんもんね。


今は少し治まっていますが、口蹄疫や鳥類の鳥インフルエンザも、養豚場や養鶏農家にとって怖い伝染病に違いはありません。
時と場合によっては、それらのサンプル採取を依頼されることもあります。

この中に捕獲したイノシシの血液や耳を少し切ったものを入れ、冷蔵保存してウイルスや遺伝子情報を調べる研究機関に送るのです。

が、これがすこぶる使いにくいとのこと。
「血液は空気に触れるとすぐに凝固するから注射器じゃ吸えないし、耳の一部を切って入れるのもこんなカプセルじゃ入れにくいし、本当に現場を知らない人間が考えそうなことだよ」

そんな文句をブツブツ呟きながら、猟友会の皆さんは苦労をしているのです(私には関係ないけど…)。


大日本猟友会さん(地方猟友会の上位組織)やお役所(厚生労働省・農林水産省・環境省など)の皆さん、農作物被害と有害鳥獣駆除ばかりじゃなくて、こういった一面でも「ハンター頑張って社会貢献しています!」的なPRしていただけたら嬉しいですけど…。


たまにはちょっと猟友会のことを書いてみました。


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艶めかしい感触

帰宅して一羽だけになったホシノさんのエサを補充。
2020.10.17侵入者7
(写真は昼間のイメージです)

「日が暮れるのも早くなったし、仕事も遅くなったから真っ暗だ・・・」
2020.10.17侵入者11
(写真は昼間のイメージです)

部屋着に着替え、長縁に置いているサンダルを履きます。


「ゥウワワッッッ!!」
暗闇に響き渡るおっさん(私のことね)の叫び声。

クロックスの中に入っていたのはこれっ!
2020.10.17侵入者10
(写真は昼間の実物です)

ナメクジです!

瞬時にニワトリの餌を撒き散らしながらクロックスを蹴脱ぎ、部屋の中に転がり込みます。
足にへばり付いた粘液だらけのナメクジをティッシュペーパーで包み、粘液を拭います。


と、同時に昔の出来事がリアルな触感と共に蘇って来ます。

あれは大学に入って一人暮らしを始めた最初の晩の事。
住み始めたのは、小さなキッチンとトイレだけは付いていましたが風呂もない小さな下宿で、その当時すでに築50年が経過した古い建物。

屋根はセメント瓦、室内は古い畳と黒光りする柱。
台所はタイル張りのシンクで、ベニヤ板で作った粗末な調理台と棚が備え付けられていました。

それでも初めての一人暮らしがとても嬉しくてたまらなかったことを覚えています。


必要最小限の買い物を済ませて銭湯に行き、夕飯は近くで買ったホカ弁を食べ、布団に入ります。

夜中に目が覚めトイレへ。
そしてとても喉が渇いていたので台所へ…。

「ゥウワワワッッッ!!」
粘着物を踏みつけ、暗闇に響き渡る青年(その当時の私の事ね。笑)の叫び声。

何かを踏み、驚いて後ずさりしますが、その足でまた別の粘着物を踏みつけます。
電気のスイッチに手を伸ばそうとすると、更に何かを踏みつけます。

もう本当に泣きそうになりながら電気を点けると、そこには無数のナメクジ。

台所には素人が日曜大工で作ったような真っ直ぐの配管が備え付けられており、S字になったトラップが無いので、地下配管に潜んでいたナメクジ軍団が弁当ガラの匂いに引き寄せられて上がって来たのです。
床にも多数進出!

ティッシュペーパーを買っていなかったのでトイレからトイレットペーパーを持って来て、床に蠢くナメクジを摘まみそのままトイレに流します。

更にヤカンに目一杯お湯を沸騰させ、お湯が沸く間にシンクや壁に這うナメクジを排除。
全部で50匹以上はトイレに流しました。

沸騰したお湯は一気に排水管の中へ流し、配管内のナメクジ駆除と熱湯消毒!!
(配管を傷めるので真似しないでくださいね)

昼間の買い物で塩は買っていたので、排水溝の周囲にグルリと円形に塩を盛り、更なる侵入に備えをして再度就寝。
こういうことに慣れているからある程度対処できたけど、普通の人は眠れないだろうなぁ…。

それから毎晩、盛塩をするのが私の日課になりました(笑)。


ここの下宿は、料理をしていたら上の棚から大きなドブネズミが落ちて来たりと色々と思い出があるのですが、また追々と出来事が書けたらアップしたいと思います。


一羽だけになって自由を満喫しているように見えるホシノさん。
2020.10.17侵入者9
「そっか~、今までは何羽ものニワトリでナメクジを食べていてくれたんだ。一羽だけになったから追い付かないよね」

小さな家庭内の生物相が変わるだけで、周囲の小動物の生物相が変わることを実感。


驚いたけれど昔のことを思い出したり、新しいことを発見したりで忙しい日でした(笑)♪


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朝からビックリだっ!!

「ウオッ! ウソだろ?」
2020.10.20朝からビックリ!1

自宅を出てすぐに目に入ってきた物体に驚きを隠せず、思わず車を停めます。
(モザイクだらけですみません)

そこには食べ頃サイズのアナグマが…。
2020.10.20朝からビックリ!2
(刺激が少ないように若干セピアカラーでお届けしています)

久しぶりに見たお持ち帰り出来そうな損傷の少ないロードキルアニマル。

真面目にどうしようか迷いましたが、そんな事をしていたら間違いなく遅刻するので写真撮影のみで自粛。



思い返すと数十年ほど前、私が少年時代のことです。

「アナグマ肉を炭火で焼くと脂がボトボトと落ちて、この脂が甘味があって美味いんだ。一滴もこぼすのが惜しくて、脂は焼いたフランスパンに付けて食べていた。
ずっと狩猟をしていても、オレは2回しか食べたことないほど貴重な獲物だ。
色々な野生鳥獣を食べたけれど、アナグマとヤマシギは別格だな!!(感じ方には個人差があります)」

そんな事を親父から聞いて育ったので、私の中ではアナグマとヤマシギは美味さと貴重さの点では群を抜いていました。
(ヤマシギは未だに自分で獲ったことないので貴重な獲物に変わりがないのですが)

しかしまあ、私の住んでいる地域ではアナグマがたくさん生息していて、夜中にうろつくわりには動きが鈍く車に撥ねられるので、コロコロと道路に転がっています…。


う~ん、狩猟を始める前は憧れの獲物だったアナグマですが、こうなるとありがたみもありませんね~。


今日も自然の恵みにかn…。

じゃなかった! 南無~…。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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