久しぶりに登場の「スズキアドレス110」。

(写真は購入時のもの)
本来はふじの子犬の離乳食が始まる時、
職場を抜けて昼休みの間に自宅と行き来するために購入したものです。
そのアドレス110にリコール(不具合による無償修理)が出ていました。
通知葉書が届いたのは半年ほど前だったのですが、新型コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言や外出自粛もあり、なかなかバイク屋さんにも行き出せず…。
「さて、そろそろバイク屋に行くか」
少し時間が出来たので、重い腰を上げてバイク屋さんに向かおうとエンジンキーを回してセルスイッチを押します。
シ~ン…。
ウンともスンとも言わずまったく反応なし。
キックペダルでキックスタートを試みますが反応なし。
炎天下で鬼キックをしたために汗だくに…。
連日35℃を超える猛暑で、暑くて頭がグヮングヮンと揺さぶられるような感覚。
本当に近年の異常気象は、もうなんだか普通じゃない感じ。
「くそ~、暑いぞ! 相当乗ってなかったからバッテリーが完全に死んだか? それともプラグや吸排気系?」
ガソリンタンクを開けて燃料の匂いを嗅ぎますが異常なし。
マフラーに何か詰まったような感じもない。
(屋根はあるけど屋外の倉庫のような場所に保管しているので、何かの虫が繭を作っているなどの可能性あり)
「普通に考えてバッテリーだろうな。
ジャンプスターターでエンジンが掛かるか試してみよう」
と思いバッテリーを探しますが、私の知っているバイクやスクーターに装着してある場所のカバーを外しても見つからず。
(今までのバイクはシートの下やサイドカバーを外した場所にあった)
「バッテリーレスという事はないはずだし、一体どこにバッテリーがあるんだ? それともバイクが進化してオレの知らないバッテリーに代わる未知の何かが装着されているのか?」
真剣にそんなことを考えます。
どうにも分からない上にとんでもない暑さで頭がボ~ッとしてきます。
「あ、いかん。本当に熱中症になりそうだ…」
一旦休憩して屋内に入り、水分をたっぷり補給して風呂場へ直行!
井戸水の冷たいシャワーを浴びていると、ようやくネットで検索することを思いつきます。
「ここら辺がアナログ人間の哀しいところなんだよね…」
で、調べると肝心のバッテリーの装着場所はハンドルの下!!

こりゃ分からんっ!!
(分かりにくい画像ですが、こんなパーツが取り外せて下にバッテリーが装着されています)
「今のスクーターはメットインの場所を確保して、更にエンジンのアイドリングストップや電装系の色々な装備がついているから、隙間という隙間に色々な物が付いています。ガソリンタンクがハンドルの下に装着されている機種もありますよ」
バイク屋でバイク選びをしていた時に教えていただいた言葉を思い出します。
ジャンプスターターをセットしてセルを回すとエンジン始動!
「良かった。これでしばらくアイドリングしてバッテリーを充電しよう」
しかしすぐにブスブスとエンジンストップ。
再度ジャンプスターターを使って始動!
今度はアクセルを吹かしてエンジン回転高めにキープ。
しかしアクセルを戻すとすぐに再度ブスブスとエンジンストップ。
「こりゃダメだ。完全にバッテリーが逝ってる…」
ネットでバッテリーを購入したら安く上がるのですが、とにかく急いでいたので近所のホームセンターで値引きされている「大放出品バッテリー(それでもネット購入よりだいぶん高い)」を買ってきます。
バッテリーを積み替えると快調そのもの。
そのままバイク屋さんへと出向き、リコール部分の修理を行ってもらったのでした。
「それにしても暑かったなぁ~!こんな暑さは経験したことが無いぞ」
暑いけれど久しぶりに乗るバイク(スクーターですけど)は気持ちよく、楽しいものでした。
苦労したけどバイク弄りも楽しかったしね。
少し涼しくなったら、スクーターでも行ける近場にプチツーリングにも行ってみよう。
早く涼しくな~れ~♪
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