本日は銃砲所持許可証更新のための経験者講習の受講。
講習は県内の各警察署の持ち回りで、毎月一回開催されます。
13時半~16時半の3時間の予定です。
少し早めに警察署に到着し、歩道からパチリ。

しかし署内に入ると迷います(笑)。
「あれ?どこで開催されるのだろう」
初めての警察署で勝手がわからない上に、いつもなら「銃砲所持許可験者講習は〇階」という感じで案内が出ているのに見付けられません。
しかたがないので交通関係受付窓口の方に場所を教えてもらって会場へ。
エレベーターに乗るために通路を進むと、廊下に立ったスーツを着た2人組にチラリと視線を向けられます。
「刑事さんかな?でもこの暑いのに上着まで着込んで耳にイヤホンをしているな…」
軽く会釈をして通り過ぎますが、何か感じる違和感。
会場の大会議室入り口で受付をして着席。

新型コロナウイルス対策として、長机に1名のみの着席で、受講者が座る椅子の位置が前後でずれています。
講習開始まで時間があったので、少しブラブラして廊下に貼ってある全国指名手配犯や行方不明者情報のポスターを眺め、トイレに行き自販機でコーヒーを購入します。
その時の会場前には、更に人数が増え何人ものスーツ姿。
女性の方もいて同じようにダークスーツを身に纏っています。
「さすがに何かおかしいぞ…」
鈍い私も異変を感じます。
そう思いながらも講習が始まり、近隣の銃砲店の社長さんがテキストに沿って、改めて銃砲所持に関する法令や事件事故の説明をされます。
「ふわぁああぁ、食後で眠い! それにしてもいつもはテキストを端折りまくってすぐに終わってくれるのに、今日はやけに丁寧に説明してるなぁ」
眠気を覚ますために座ったまま少し体をひねると、視界の後ろ端にフェイスシールドをした人物が目に入ります。
「ん!?テレビなんかでは見かけるけど、フェイスシールドを装着している人なんて初めて見た! 高齢の受講者さんが多いから、基礎疾患でも持たれている方なのかな?」
気になって一番後ろの席を振り向くと、その方が装着されているのはフェイスシールドではなく、口回りを覆うマウスシールド。
そして高級そうなスーツを着たその紳士の顔を見ると…
「うおっ!日本で2番目に偉い方じゃんっ!!」これにはかなりビックリ!!
そこで初めて警察署内にいたスーツの人々が要人警護のSPだと理解します。
「クレー射撃競技のオリンピアンであることは有名な話だけど、まだ銃砲所持しているんだ。それにしても日本で2番目に偉い方であっても特例で受講免除とか個人受講じゃないんだね…」
休憩時間になり一緒に写真撮影をされている方もおられましたが、シャイな私は
「ブログネタに一枚お願いします!」
などと言うことも出来ず…。
休憩後は銃砲にまつわる事故事例のDVDを視聴して講習は無事に終了。
日本で2番目に偉い方も受講証明書を受け取られ、颯爽とその場を後にされたのでした。
いやあ、貴重な体験でした。
↓SPに不審者扱いされなくて良かったねっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)♪
にほんブログ村
にほんブログ村狩猟の魅力まるわかりフォーラム
スポンサーサイト