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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

骨を見て想う

フィールドを歩いていると骨が落ちていました。

2020.01.27骨2

「形状から見ると鹿の大腿骨かな…」


苔が付着しているし、いずれにせよかなり古いものです。

「片方の関節部分が無くなっているのは、タヌキやキツネなんかの肉食動物に齧られたのだろう。しかしこの鹿の死因は何だろう?」

狩猟をしているとついついそんな事が気になります。


ざっと死因を考えてみると
・寿命
・病死
・交通事故
・狩猟で傷を負って半矢になった
・野犬に襲われた
・崖から落ちるなど自然での事故

くらいでしょうか。


他にもこんな場所に骨が転がっている理由としては、狩猟者が山の中で解体した残滓を土中埋設して、それを他の動物が掘り起こして持ってきた等の理由が考えられますね。


ああ、骨を見付けて瞬時にそんな事を思ってしまう自分がイヤ…。


「生と死」ということを身近に感じて育ってきたので特に何も思わないのですが、こんな大きな骨が都会のアスファルトの上に落ちていたら、すぐに警察がやって来て非常線を張る事態になりそうだなぁ(笑)。

この骨もあと何年かすると土に還っていくのでしょう。



「全ての生き物に平等に死が訪れる」

無造作に転がる骨を見て、そんな事を改めて思ったのでした。



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桃太郎日記!!

「ん!?なんだ?」

キジを攻めようとポイントの確認をしていると、不自然に木が揺れます。
2020.01.27サル5

「お!ニホンザルだ!!久しぶりに見た」
2020.01.27サル3 (2)
(うう、もうちょっと高性能な望遠レンズ欲しいな)

見上げるとたくさんの子ザルが樹上で遊んでいます。
2020.01.27サル1
可愛いですね♪


結構な数の群れだったので、レオを放すことを諦めます。
2020.01.27サル4

ニホンザルは結構獰猛で、群れを守るボス猿は本当に猟犬に向かってきます。

しかも結構犬歯が鋭く、立体軌道で襲ってきますから、下手をすると猟犬が大ケガをしかねません。

狩猟獣ではないので撃つことは出来ませんしね。
(撃ちたくもないけれど)


ぼ~っと眺めて写真を撮っていたら、「ドゴドゴドゴっ!!」とけたたましい羽音を立ててオスキジが飛んで行ってしまいました。
2020.01.27サル6

「あ~あ、目論見通り狙っていたポイントにいたのにサルに邪魔されちゃった…。今のキジが飛んでいるところを撮影できなかったのが残念だな」


そこでふと思います。

「サルにキジ、そして車内には犬…。おお!これは桃太郎の3匹の御供が揃ったという珍しい場面じゃないか!」


当然ながらキビ団子なんて持っていなかったので、「コンビニのサンドイッチで手懐けてみるか」などとバカな事を思います(笑)。


狩猟をやっていると「猪鹿鳥」が揃うことは割とよくありますが、桃太郎の御供が一堂に会したのは初めてです。

「え~っと、当然オレが桃太郎だから…。鬼役は親父に頼むしかないな」


そんなバカな事を考えたとある出猟日の雑記です(笑)。



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今猟期初の鳥撃ち

今猟期になって初めての鳥撃ちに行って来ました。


私が来て張り切りまくるブリタニースパニエルのレオ♪
2020.01.27鳥撃ち1

滅多に来ない私が来て、超ヤル気みなぎっています。

「レオともたくさん山に行きたいけれど、今はモリとカヤの仕込みで忙しいからごめんよ」



しかし親父が毎週山を引いているので、もう鳥猟犬として出来上がった感じで、ほぼ毎回コンスタントにキジを獲っているとのこと。


この日は雨が降っていたのですが、昼前には止んでキジを攻めます。

オスキジ2羽とメスキジ(非狩猟鳥)2羽との出会いがありましたが、残念ながら発砲チャンスには恵まれず残念!!


合間に池を覗いて鴨を狙います。

鴨の回収もバッチリ♪
2020.01.27鳥撃ち2
(これは真鴨のメス)

私のゲットした獲物は真鴨が3羽。


大物猟でも鳥撃ちでも、生き生きとフィールドを走り回るワンコを見るのはとても楽しいのです。

「レオ、また鳥撃ちに行こうな♪」

短い尻尾をフリフリして返事をするレオ(笑)。



今日も自然の恵みに感謝です。



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フキノトウ2020

雨が降ったので、猟に行かずにフキノトウの様子を見てみます。

雨が降っても雪が降っても出猟していた頃に比べて「年を取った」と自分でも思います(笑)。
(正直、その頃が異常だったと思う…)


「お、ちょっと早い感じだけどなんとか蕾がついてるな♪」
2020.01.14フキノトウ2

フキノトウを見ると「もうすぐ春ですね~♪」なんて昔の歌謡曲の歌詞が浮かんできます。
2020.01.15フキノトウ1
私の少年時代に、お袋が台所で晩ご飯の準備をしながらよく歌っていたのです。


こんな感じの出始めのものを見ると、茎の中心部にフキノトウが生っているのが分かりますね。
2020.01.14フキノトウ3


少しだけ摘んで晩ご飯は天ぷら。
2020.01.14フキノトウ4


熱々のフキノトウの天ぷらを頬張ると独特のほろ苦さ。

ついついビールが進んじゃいます♪


「なんかついこのあいだ暑い暑いって言っていた感じがするんだけどなぁ…」


今日も自然の恵みに感謝です。



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トレイルカメラおもしろい♪

私が勤務する会社の構内には相変わらずイノシシが出現しています。

知り合いの猟師さんに引続き箱罠を設置していただいていますが、しかし最初の1頭が獲れただけでその後はさっぱり。
「最初にあっさり獲れて、捕まった状態をバッチリ他のイノシシに見られているだろうから、警戒するのも当たり前だよね」


私は今年罠の狩猟者登録をしていませんし、銃猟ができるような場所でもないので手も足も出ません。

「犬の散歩がてら寝ているイノシシを追っ払うことぐらいはできるけど、捕獲してイノシシの個体数を減らすわけじゃないし、ほとぼりがさめるとまたやって来るんだよね」


そこで時間があれば仕事を抜け出して地面を睨んで見切りを行い、出現するイノシシの大きさや頭数を推測して罠を設置してもらっているハンターさんに状況報告。

「80kg以上の大きなオスが出て来ているな。このイノシシは大きさ的に人にも下手をするとケガが出かねない…。
あとは50kgくらいのメスイノシシと20kgほどの子イノシシが複数かな…」


デカいイノシシが出没して人的な被害も考えられたので、罠を設置してもらっているハンターさんに相談して括り罠の設置も検討。


鉄製の檻の様な箱罠にエサを入れておびき寄せ、閉じ込めてイノシシを捕獲する箱罠はまだ私の様なボンクラ頭でも理解が出来ます。

しかし括り罠は「確実にここを踏む!」という場所を推測し、足を踏む場所に20センチにも満たないワイヤーで作った罠を設置して捕獲するものです。

広い自然界の中で、20センチ弱のピンポイントを見極めて捕獲することは、ハッキリ言って物凄い技術だと思います。

(括り罠に関しては、千松信也『僕は猟師になった』がお薦めの名著です)


しかし今はおもしろい機材が安く購入できるそうで、出没するイノシシの大きさや頭数、そして仮に括り罠を仕掛ける場合が来た時に「確実に足を踏む場所」を特定するためにトレイルカメラを仕掛けることになりました。

トレイルカメラはセンサー式で作動し、夜間撮影可能。バッテリーは乾電池。
生活防水で25メートルほどが撮影範囲とのこと。



夕方セットし、翌日に確認すると「お!写ってる♪」。

これは50kgほどのメスイノシシ。
2020.01.16イノシシ画像3jpg (2)
よく脂が乗って美味しそうな個体です。

本当は動画なのですが、アップする方法がわからないので静止画でご勘弁ください(笑)。


これは20kgほどの子イノシシの群れです。
2020.01.16イノシシ動画1
最低でも4頭いることが確認できました。

タヌキも画面に映り込みました。
2020.01.16イノシシ画像4

まあ、人間たちが知らないだけで、夜は野生動物の楽園なんですね(笑)。

他に野ウサギやニホンザルの目撃情報もあるからなぁ。


被写体として狙っていた80kgほどの大きなイノシシは映りませんでした。
ここ2~3日、足跡が無いのでメスを追い求めて遠くに行ったのかもしれませんね。


まあ、本当に括り罠が上手いハンターさんはカメラなんぞに頼らなくても、足跡を見切るだけで手に取るように獣たちの様子が分かる技術を持っていますが、罠猟をしない私の様な罠素人や始めたばかりのハンターさんにはいいかも。

それにこうやって姿を見るとモチベーションも上がりますしね。


色々と便利なものが出るなぁ、と感心したことしきりでした。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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