久しぶりにイノシシの頭蓋骨標本(スケルトン)を作りました。
これはイノシシの頭蓋骨を煮るための鍋。

はっきり思えていないのですが、60~70リットルの容積だったと思います。
以前は20リットルのミニドラム缶を使用していたのですが、錆びてしまって安物の寸胴鍋を購入しました。
タケノコを大量に茹でる時などにも役に立ちます。
出来ればエビやカニを大量に獲って来て、この鍋いっぱいに茹でてみたいものですが…(笑)。
ヒマな時に庭木の剪定屑で焚き出したいところですが、時間が無かったので今回は室内ガスコンロを使用。
グツグツ煮込んでスケルトンを取り出します。

水を掛けて冷やし、剥ぎ取れる肉やスジを取り除きます。
(写真は煮込む工程を2回行ったもの)
今回の2頭の内、1頭は頭蓋に被弾していて標本作成は無理そうだったので、立派な牙だけを取り出しました。
歯や骨は引き抜き、一頭分づつ分けて保存。

間違った頭蓋骨に装着しようと思っても、絶対に嵌らないのでこれは大切な作業です。
下顎の牙はこんな感じで顎骨に半月型に埋まっています。

この牙が危険なんですよね。
私はスケルトンや鹿角の壁飾りなどのトロフィーにほとんど興味はありません。
実は倉庫の中にすでに2つほどイノシシスケルトンが放置されているので、コレクションのためにこんなに必要は無いのです。
しかし先日立派な牙を持った100kg級の個体が2頭続けて獲れたので、「そのまま廃棄するのはもったいないなぁ」くらいの感覚で作成。
将来的にどこかで学術標本などのお役に立てればいいんですけどね。
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