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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

この一年をふり返って2019

今年ももう終わりですね。
2019.12.31大晦日1
(自宅から見る夕焼けが好き)

今年もブログにたくさんのコメントやメールをいただき、地域や世代を超えた皆様と交流できたことを嬉しく思います。
ありがとうございます。


毎年この場で一年の振り返りを行っていますが、平成から令和へと時代が変わった今年を振り返ってみると「流」という漢字が浮かんできます。

去年の振り返りを見ると、「滞(とどこおる)」と書いていますが、今年はその滞っていたものが一気に流れ始めた感じです。

忙しく大変でもありましたが、そこそこ良い一年だったかな。

最後に肉離れしちゃったけど(笑)。


ミックとの別れは悲しい出来事でしたが、猟犬を飼っている以上、大きな事故もケガもなく天寿を全う出来た事は幸せだったのかなと思うようにしています。

そして21年間乗ってきた愛車ストラーダをついに手放してしまいました。
さすがにこの猛暑でエアコンが壊れて、部品が無く修理できなかったので諦めました。

しかし心に傷を負ったカヤが山へ行けるようになったのも、ストラーダの後部座席に乗せて行ったおかげで、ストラーダの最後のお勤めだったのかな…。


ツラツラとこのブログを書き始めて、気が付くと丸10年が経過していました。
(少しだけ自分を褒めてあげたいと思います)

私はアフィリエイト(広告収入)も自分で商売もやっていませんし、睡眠時間を削って記事を書いてもハッキリ言って一銭の得にもなりません。

しかし山や海やフィールドに出れば、そこにたくさんの生き物との出会いがあり景色に感動しました。
そして狩猟という魅力的な世界があり、たくさんの仲間がいて、おもしろい話ばかりで書かずにいられませんでした。

そんな素晴らしい先輩方と出会えたことに本当に感謝です。



最後になりましたが、拙いブログに今年もたくさんの皆様にご訪問いただき誠にありがとうございます。

来年が皆様にとって病気や事故や怪我がなく、豊猟・豊漁・豊作・商売繁盛の幸せ一杯の良い一年ですように。


↓今年も一年お付き合いくださりありがとうございます。感謝の気持ちで一杯です。
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絶品っ!油淋鴨(ユーリンヤー)♪

野生の鴨肉は美味しいお肉です。
(合鴨とは別物)

そのままシンプルに炭火焼きで食べたり、御狩場焼きや鴨南蛮蕎麦なんかが定番料理で、それらがとても美味しいのは充分に知っているつもりです。


でも何か変わったものが食べたい!と考えて思いついたのがこの料理です。

今回は鴨肉を使って油淋鶏(ユーリンチー)ならぬ油淋鴨(ユーリンヤー。名前が合っているのかは分かりません)を作ってみました。


作り方は油淋鶏と同じ。(各種料理サイトのレシピを参考にされてください)

しかしまあ、まだ肉離れした足の具合が良くなくて一回も鳥撃ちに行っていないのに、なぜにここに鴨肉があるかは内緒ですが…。
(毎週3回は出猟している親父にもらったなんて恥ずかしくて言えない)


まずは鴨肉に少しだけ塩コショウをふり、片栗粉をまぶして揚げます。

注意点があるとすれば、鴨肉は火を通し過ぎるとパサパサしてレバーっぽい味になってしまうので、揚げる時には「表面はパリッと中心は火を通し過ぎず」が基本です。
2019.12.28ユーリーヤー2


スライスするとこんな感じ。
2019.12.28ユーリーヤー3

このまま食べても凄く美味しかった♪


しかしここは「鴨がネギしょってきた」という言葉もあるくらいに、鴨肉とネギは相性が良いのでたっぷりのネギダレをかけていただきます。
2019.12.28ユーリンヤー1

カリッとした皮と肉の表面、そこに生姜とゴマ油を効かせたネギダレ。


「こっ、これは美味いっ!!」


たっぷりと脂が乗った鴨肉を油で揚げるとしつこいかなと思ったのですが、さっぱりとした甘辛ネギダレとの相性抜群!!

この日はビールでいただきましたが、紹興酒とかでも良かったかもしれないなぁ。


ああ、美味しかった。


今日も自然(と親父)の恵みに感謝です(笑)。


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定位置

「私はいつものここに乗る!」
2019.12.26定位置1

ハイゼットジャンボで獣医さん通いをしていると、座席後ろのラゲッジスペースがふじの指定席になってしまいました(笑)。

最初は助手席に座っていたのですが、シートカバーが滑りやすい素材なのでこちらに落ち着いた感じ。


狭い空間に包まれるように寝そべったり、フロントガラスから外の景色を眺めたりしています。
2019.12.26定位置2

「はぁ~、荷台のゲージと違ってエアコンも効いてるし、外の眺めも良いし快適快適♪」

ご満悦のふじさんです。


まあ今度出猟する時に、素直に荷台のゲージに乗ってくれるかが問題ですが…(笑)。


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トップシューターモジュラーハンティングベスト

まだ肉離れが完治せず山に行けないので少し前の記事になります。



「さ、さすがに限界だっ!」

ポケットは裂け、生地は擦り切れてボロボロになり、衣服と言うよりほとんど布切れ状態になった猟友会オレンジベストを眺めます。
2019.12.23ベスト5

生地が薄いので、藪入りして引っ掛けるとすぐに縫い目が破れてしまうのです。

「しかしまあ、買い替えても安いし、必要最低限な機能はあるんだよね…」


しかし最初に支給されたものは良かったけれど、それからサイズが大きくなりすぎてブカブカ。
2019.12.23ベスト3
(ちょっと写真と文章の順序があべこべになりましたが、右が猟友会ベスト)

特に丈が長くなって、山を登る時に太股にポケットの内容物が当たって足が挙げ辛いことはかなり致命的なので、私は肩の部分を縫って丈を短くしています。

「う~ん、またすぐ破れるペラペラベストにチクチク手を加えるのは面倒だ」


そこで猟友会支給品以外のベスト購入を検討。

色々とネットで検索しますが、帯に短しタスキに長し。一長一短という感じです。
それにどれも良いお値段です。(←ここ重要)


また、それ以上に大きな問題がありました。

猟友会ベスト以外のものを実際に着ている方に試着させてもらっても、普段の上着のサイズが2L~3Lくらいの私は「まったくサイズ感が分からない」ということです。

「実際に着てみて、サイズが合わなかったら交換してもらうしかないか…。でも交換してもらうのも面倒だしなぁ」

やっぱりもう一度手持ちの猟友会支給ベストを縫い上げようか悩みます。


色々と迷った挙句に候補に挙げたのがこれ。
2019.12.23ベスト1
トップシューターモジュラーハンティングベスト。

モジュラーベストは各種ポーチを自分の好みでカスタムして取り付けられるタイプのベストです。
サイズはフリーサイズ。

最初に他社のモジュラーベストを見た時の感想は

「こんなヒモだらけのベストは藪入りした時に引っ掛かって使えないな。それにベスト自体が約2万円、ポーチが別売りで1個が2,000円前後するから、必要数を揃えたら手が出るような値段じゃないし…」

というものでした。


しかし色々検索していると「トップシューターハンティングベスト」という商品がヒットして、写真のポーチ類がすべて付属して1万円ちょっと。

「不必要なポーチもたくさんあるけれど、これは安いんじゃないか?」
と思い、今のベストがほとんど着用不可能で急いでいたのでポチっと購入。


到着して早速試着。

うん、ベルトで締めるタイプだからサイズにも問題は無いし、生地も厚く造りは結構丈夫そう。
イメージとしては釣りの時に装着する「救命胴衣」に近いものがありますね。

しかし私の狩猟スタイルで実際に使うにはいくつか改良が必要。

まずこの部分(付属のベルトを通すヒモ)は不必要だったのでカットします。
2019.12.23ベスト2

それから名札や狩猟者登録の徽章を装着するための穴を、ハトメを使って自作。
2019.12.23ベスト7

ベスト自体に内ポケットもあるので、銃砲所持許可証などの必要書類はそこへ収納。


実際に山で使用してみましたが、丈が短く脚が挙げやすいので使い勝手も良かったです。
2019.12.23ベスト6
(ベストの下には安物の蛍光オレンジのウインドブレーカーを着用しています)

出猟する際のポーチは必要最小限にして3つのみ。


勢子役で歩きますが、心配していた枝などに引っ掛かることもなく問題なし。

ベスト自体の重量はそれなりに重いですが、装着感が良くて気にならないレベルです。

耐久性に関してはこれからになりますが、取り急ぎ問題なさそう。


さ!早く怪我を治してニューベストでどんどん山を歩きたいなぁ~♪



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ケガのリハビリで錬金術について考える

「平らな場所では歩けるようになったけれど、高低差がある場所はまだ無理だな…」
土曜日の出猟予定の朝、肉離れを起こした足の状態を確かめるためによく準備運動をした後、玄関のたたきを何度か昇り降りしてみます。

「ピキッ!」
っと嫌な感じで突っ張るふくらはぎ。

「勢子役は当然無理だとしても、見切りだけして一番低い場所の待ちに付くことくらいはできるかもしれない」
そう考えますが、自分の性格では無理をすることが分かっていたので、相当に悩みましたが猟隊にお休みの連絡を入れます。

「焦るな。無理して仲間に迷惑を掛けたり、猟犬たちのピンチを救えないような事になってもいけないから、今はしっかり治す時だ」
自分に言い聞かせます。


「ふう、しょうがないから出来ることをやろう」

足のリハビリを兼ねて一年間くらいほったらかしておいた庭木の剪定をすることにします。
【ビフォー】
2019.12.22剪定3

まずは鬱蒼とした槇の木。

我が家は築50年近い中古住宅を購入したので、前の住人の方が植えた庭木の剪定をこまめに行わないと、あっと言う間にジャングルのようになってしまうのです。

ところがやり始めると、
「ああ、この槇の木は背が高くなりすぎて、これ以上伸びると剪定自体が難しくなるぞ…。それに木の又に詰まった落ち葉の中に大量のカメムシが冬眠しようとしている。これは一度バッサリ切る必要があるな」
と判断し、高さを3分の2くらいまで低くし、枝葉もサッパリと切ることにします。

バサバサと枝葉を落としていくと、その様子を眺めるワンコ達。
2019.12.22剪定1
一番奥にチョコンと耳が見えているふじさん。
何回も見ているので見慣れている感じ。

これはモリさん。
2019.12.22剪定2
いつも陽気なモリは、なんか楽しいことが始まりそうな予感がして、「ウワォウワォワォオォォ…」と必死にこちらに向かって話し掛けてきます(笑)。

「ダメダメ、まだお仕事中だし刃物を使っているから来ちゃダメだよ」


いざやり始めると枝葉だけでなく幹も落とすので物凄い剪定屑が発生して堆積。
フウフウと汗をかきながら、時々落とした枝葉を作業の邪魔にならない場所まで運びます。

「庭木でさえこれなんだ。今、時々イノシシや熊が人里まで降りてきている事が報道されているけど、いつも山の中のエサの木の実が豊作だったとか不作だったという目先の話しかしていない。
そんな目先の理由じゃなくて、人家に隣接する小山や田畑周囲の藪の除草と間伐を徹底的に行えば、それだけで人家の周囲に隠れられる場所が無くなってグッと出現率が減るはずなんだ…」

しかしまあ、狩猟で入る山の中を思い出すと、どこもかしこも倒れた樹の上に更に樹が倒れ、その上を蔓草が覆っているような状況です。
人家の近くをきれいに保っても、ゆっくり休めて発生する場所(寝屋や産屋)がどこにでもあるので、山の中からドンドン新しい獣が育ってやって来ている感じ。

「狭い自宅の僅かな数の庭木にヒイヒイ言っている人間が言えることじゃないか…」
そんな無力感を覚えます。


「剪定をする度にいつも思うけれど、光合成の力って本当に凄い! 幹だけにしても1年ほどで再生するし、本当に植物の不死身さにはいつも驚くよ。

不老不死とか若返りの薬とか永久機関とか万能細胞(これは実現化されたけれど)とか、葉緑素と太陽光があればあっと言う間に実現可能な気がしてしまう。
昔の人々は植物のこんな様子を見て、きっと本気で錬金術を研究していたんだろうなぁ。

オレはお金が欲しいと思うタイプじゃないけれど、このニョキニョキ伸びる木の枝葉がお金だったりしたら、あっと言う間に大金持ちになれるだろうねえ(笑)」

なんてバカな事を考えます。


大雑把に終わった部分はこんな感じ。
【アフター】
2019.12.22剪定4


「さ、そろそろ遊ぼう♪終わるまで待ってたモリは偉いでしょ(ドヤァ)?」
2019.12.22剪定5

「うん、偉い偉い!でもそんなに思いっ切りのドヤ顔されるほどの事じゃないと思うんだけどなぁ(笑)」


脚立に乗ってノコギリを引いたり重いものを運んだりしたために、片付けを始める頃には腰が痛くなり始めます。

「うう、まだ足が良くなっていないのに調子に乗って作業してしまった。痛めた脚をかばいながらの作業だったから、身体のあちこちのバランスがおかしくなってるな」

片付け終ると車に乗り込むのも腰が痛いような状況。


足も腰もしっかりと治してボチボチ山へ行きたいと思います。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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