まだ肉離れが完治せず山に行けないので少し前の記事になります。
「さ、さすがに限界だっ!」ポケットは裂け、生地は擦り切れてボロボロになり、衣服と言うよりほとんど布切れ状態になった猟友会オレンジベストを眺めます。

生地が薄いので、藪入りして引っ掛けるとすぐに縫い目が破れてしまうのです。
「しかしまあ、買い替えても安いし、必要最低限な機能はあるんだよね…」
しかし最初に支給されたものは良かったけれど、それからサイズが大きくなりすぎてブカブカ。

(ちょっと写真と文章の順序があべこべになりましたが、右が猟友会ベスト)
特に丈が長くなって、山を登る時に太股にポケットの内容物が当たって足が挙げ辛いことはかなり致命的なので、私は肩の部分を縫って丈を短くしています。
「う~ん、またすぐ破れるペラペラベストにチクチク手を加えるのは面倒だ」
そこで猟友会支給品以外のベスト購入を検討。
色々とネットで検索しますが、帯に短しタスキに長し。一長一短という感じです。
それにどれも良いお値段です。(←ここ重要)
また、それ以上に大きな問題がありました。
猟友会ベスト以外のものを実際に着ている方に試着させてもらっても、普段の上着のサイズが2L~3Lくらいの私は「まったくサイズ感が分からない」ということです。
「実際に着てみて、サイズが合わなかったら交換してもらうしかないか…。でも交換してもらうのも面倒だしなぁ」
やっぱりもう一度手持ちの猟友会支給ベストを縫い上げようか悩みます。
色々と迷った挙句に候補に挙げたのがこれ。

トップシューターモジュラーハンティングベスト。
モジュラーベストは各種ポーチを自分の好みでカスタムして取り付けられるタイプのベストです。
サイズはフリーサイズ。
最初に他社のモジュラーベストを見た時の感想は
「こんなヒモだらけのベストは藪入りした時に引っ掛かって使えないな。それにベスト自体が約2万円、ポーチが別売りで1個が2,000円前後するから、必要数を揃えたら手が出るような値段じゃないし…」
というものでした。
しかし色々検索していると「トップシューターハンティングベスト」という商品がヒットして、写真のポーチ類がすべて付属して1万円ちょっと。
「不必要なポーチもたくさんあるけれど、これは安いんじゃないか?」
と思い、今のベストがほとんど着用不可能で急いでいたのでポチっと購入。
到着して早速試着。
うん、ベルトで締めるタイプだからサイズにも問題は無いし、生地も厚く造りは結構丈夫そう。
イメージとしては釣りの時に装着する「救命胴衣」に近いものがありますね。
しかし私の狩猟スタイルで実際に使うにはいくつか改良が必要。
まずこの部分(付属のベルトを通すヒモ)は不必要だったのでカットします。

それから名札や狩猟者登録の徽章を装着するための穴を、ハトメを使って自作。

ベスト自体に内ポケットもあるので、銃砲所持許可証などの必要書類はそこへ収納。
実際に山で使用してみましたが、丈が短く脚が挙げやすいので使い勝手も良かったです。

(ベストの下には安物の蛍光オレンジのウインドブレーカーを着用しています)
出猟する際のポーチは必要最小限にして3つのみ。
勢子役で歩きますが、心配していた枝などに引っ掛かることもなく問題なし。
ベスト自体の重量はそれなりに重いですが、装着感が良くて気にならないレベルです。
耐久性に関してはこれからになりますが、取り急ぎ問題なさそう。
さ!早く怪我を治してニューベストでどんどん山を歩きたいなぁ~♪
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