「ううぅ~む、タンパク質が足りない…」
最近、週末になると天気が崩れ海に行けないので、ホシノさん達に与えるタンパク質不足に悩みます。
配合飼料も与えているので特に栄養価に偏りはないと思うのですが、夜明けと共に
「コオ~ッ、コッコッコッ!!(腹減った~っ!!ご飯ください♪)」と鳴き出すのです。
雌鶏と言えども、枕元まで来て鳴かれるとさすがに堪えます。
「田んぼの中にたくさんいるカエルでも獲ってこようかな…」
と考えますが、良いことを思いつきます♪
雨の合間を縫ってワンコさん達の散歩へGO!!

(前方よりふじさん、カヤさん、モリさん)
そして一緒に歩く私の手には子供用の捕虫網(笑)。

最近たくさん跳んでいるトノサマバッタを捕まえてホシノさん達のタンパク源にしようと考えたのです。

「いや~、久しぶりにじっくり見るとカッコイイな♪」
思いっ切り仮面ライダー世代の私にとって、トノサマバッタは憧れの象徴。
また、幼少時代の私にとって、強力なジャンプ力と飛翔能力を備えたトノサマバッタは、オニヤンマと並んで「捕獲が難しい昆虫」の双璧でした。
「しかしあれから幾多の魚や野生動物を捕獲してきた。あの頃のオレとは違うぜ!!」
草原を歩いてパタパタと飛び立つトノサマバッタを眼で追いかけ、着地点を確かめてソロソロと近付きます。
死角となる尻尾方向から網を被せ、幼少時代はあんなに苦労していたトノサマバッタをなんなくゲット!

コツを掴み、コンスタントに捕獲。
狩猟で例えれば「踏み出し猟」という感じ。
まあそれにしても、いい年したおっさんが捕虫網を持って真剣にバッタ捕りをしている様は、傍から見ると不審者に近いものがあるでしょうねぇ(笑)。

これは体色が茶色のタイプ。
その内にワンコさん達の足元から飛び出すトノサマバッタに目を付け、無精してワンコさん達の走る方向を見て飛び立った後のトノサマバッタを狙います。
するとワンコさん達もおもしろがって、遊びながらトノサマバッタを追い出すようになりました。
「おお、なんか古代人類がどうやって猟犬を使役し始めたのか理解出来た気がする。」
本当なら獲物の一部をご褒美として与えて労ってやるところなんだろうけど、バッタは食べないだろうしな。
そんな事をしていると面白くなり、ついつい熱中。
「もうそろそろ帰ろう~」

と、気温も上がり暑くなったのか、車の側から離れないモリとカヤ。
「しょうがないから最後まで付き合うわ」

と、諦め顔のふじ(笑)。
1時間ほどで、大小合わせて15匹くらいかな。

「バッタはエビのような味」
という事を思い出しますが、今回は初志貫徹でホシノさん達のタンパク源となりました。

次回は50匹くらい捕って、トノサマバッタを食べる会を開こう♪
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