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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

ちょ、ちょっと待って!!

「そろそろかなぁ~」
と思って山へGO!!

目的はタラの芽。
2019.03.31ちょっと待ってアナグマ4

陽当たりの良い場所ではちょうど良い感じですね。

山菜採りは標高や陽当たりのよさでも変わってきますが、タラの芽に関しては桜の花が満開になる前後に目星を付けて山へ行きます。
その年の気候によっても変わるので一概には言えませんけどね。


何か所かでタラの芽を採り、ついでに獣道の様子を見て車へ乗り込もうとした時に、何か動く物体が視界に入ります。
「ん!?野良猫?」
2019.03.31急ぎ過ぎ、アナグマ1
距離3メートル弱。
(左下に写っているのは軽トラのウインカー)

長い胴体に短い足。丸いお尻にしゃくれた感じの鼻吻…。

「アナグマじゃんっ!!」
2019.03.31ちょっと待ってアナグマ2

最初はトコトコ歩いていたので、一瞬考えます。


「落ち着け…。

ナイフはディパックの中だ。一眼レフはカメラバックの中だ。
間に合わん。

この距離なら適当な石を拾って投げつける胸ポケットのコンデジの方が確実だ」
2019.03.31ちょっと待ってアナグマ3

と思ってコンデジを取り出すと走り出しました。


後ろ姿。
ムーミンのような丸いお尻が特徴です(笑)♪


ま、今日はタラの芽を採りに来ただけから見逃しとくよ。

第一、猟期でも駆除期間でもないからどうしようもないと言うのが本音なんだけどね。

チッ!!


今日も自然の恵みに感謝です。
じゃなかった。

猟期にまた会おう!!



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今年も無事に終猟2018♪

今年も無事に猟期が終わりました。
人も猟犬にも事故や大きなケガもなくホッとしています。

私は参加できませんでしたが、最終日は2頭のイノシシに恵まれました。
2019.03.27今年も無事に終猟4
【親方(若き勢子)撮影】

今年の猟期もたくさんの獲物にも恵まれました。


猟期が終わって打ち上げをした後、思う所があってグループ全体でのお礼参り以外に個人でもお礼参り。
2019.03.27今年も無事に終猟2

「山の神様、今年も楽しく遊ばせていただきましてありがとうございました。そしてカヤの事も本当にありがとうございます…」

今猟期はモリとカヤのデビューシーズンでしたが、心に傷を負ったカヤがどうしても軽トラのゲージに入ることを嫌がり「カヤは猟犬としては無理か…」とほとんど諦めていました。

しかし猟隊の皆さんに「山に連れて来い!山を走らせたら楽しくてすぐに喜んで車に乗るようになるよ」と言われた時に、カヤの脱走事件が発生。
私の覚悟もでき、ストラーダの後部座席に3頭を乗せて山へ行くようになりました。

先輩方の言われるとおり、一度山へ行くと楽しさが分かって、リードを付ける時もカヤが自分で寄って来るようになりました。
2019.03.27今年も無事に終猟1
山へ行くと笑顔のカヤ♪
「よかった。本当に良かった」

自分の猟犬を連れて山へ行くと「ワンコ達のためにも頑張ろう!」と思いますし、なにより生き生きと走り回るワンコ達の表情を見るとこちらも嬉しくなります。


今年はふじの子犬5頭の仕込みのシーズンでもありました。
我が家で産まれた子犬たちが、それぞれの飼い主さんに可愛がられ、どの子犬も逞しく成長し、たくさんの獲物を獲らせてくれました。

そんな事を見るのも楽しみな猟期でした。



そしてやはり仲間に恵まれたことを改めて嬉しく思った猟期でした。

私の所属するグループは最年少30代の親方(若き勢子)が率いています。
(このこと自体がかなり珍しい事だと思います)

40代は私を含めて2人。
あとはほとんどが60代70代。齢80を超えて勢子役をされている方もおられます。

世間一般的には「高齢者」とされる皆さんですが、これがもう物凄く元気!
毎週土日は土砂降りにならない限り出猟しますし、時間のある方は平日も出猟しています。

そんな元気な先輩方を見ると「若い者(いえ、決して世間一般ではまったく若者ではないのですが…)が負けてられん!」と頑張る事ができます。

猟師としての確かな実力、そして人間力に溢れた先輩方がそれだけ一生懸命に山を歩き、獲物と対峙し、自然の中で得た知識や経験や技術を伝授していただけることは本当にありがたく得がたい財産だと思います。
2019.03.27今年も無事に終猟3

「まだまだヒヨッコ」
先輩方を見ると、自分のことを本当にそう思います。

精進せねば!!


色々あったけれど今年も本当に楽しい猟期でした。

皆さん、次の猟期も楽しみにしています。



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ハイゼットジャンボ 2インチリフトアップ車を狩猟に使ってみての感想

猟期前にピカピカの中古車(新古車)で購入したハイゼットジャンボ。
2019.03.25ハイゼットジャンボ1

色々な理由があって、後半戦はほとんどストラーダでの出撃となったのですが、一猟期を使い終えての感想です。

(狩猟は地域で地形・気候・猟法が変わります。
また、主に私が行っている大物猟の巻狩りでも、勢子役と待ち役で車両の使用方法が異なります。
それらを踏まえた上で私の独断と偏見によるものだということをご理解ください)

以前、狩猟に使ってすぐのインプレッションは書いたことがあり、その感想はほぼ変わってないのですが、実際に狩猟に使ってみての長所短所がありました。
そんな所を少し挙げてみたいと思います。


長所

1.シート後ろの荷物置き場は本当に便利
これは狩猟という特殊な用途では、ズバリ「猟銃の保管」にピッタリ!
猟銃を出し入れするたびにシートを起こす必要はありますが、ケースに入れた銃をそのまま収納できます。
また、日常生活で買い物した商品をちょっと置くのにも大変重宝します。
ハイルーフと相まって、座席後ろの居室空間が広いのとリクライニングシートの効果で軽トラとは思えないほど乗り心地は良いです。

2.軽トラの小ささは狩猟における武器だ!
この事もメリットとしては大きかったですね。
今までは大きなストラーダで林道を移動していたので、実際に狭い道やクランクカーブや方向転換で相当苦労していました。
その点、軽トラはキビキビと小回りが利き、助かる場面が多々ありました。

3.僅かなリフトアップでも効果は大きい
2インチの車体のリフトアップと口径の大きなタイヤの装着という僅かなリフトアップですが、狩猟における恩恵は大きかったです。
昨夏の大雨の爪痕で轍が深くなり、岩も露出していた場所が多数ありましたが、車体の下回りを一度も地面にヒットさせることなく無事に終猟。
エンジンのクランクケースが岩にあたって割れて廃車になった知人がいるので、狩猟用の車を選ぶにあたりこの事は一番気にしました。
場所を説明することも出来ない山奥で動けなくなることは避けたいことですしね。

4.オートマは思ったより便利
今までマニュアル車しか乗った(所持した)ことがなかったので、はっきり言ってオートマ車の走破性に関してはかなり不安でした。
しかしながら、ドロドロのヘビーマディ状態で使うことがほとんどなかったとはいえ、オートマ車でまったく問題なかったです。
左手が使えるので無線交信も楽でしたし、特に朝ごはんのコンビニサンドイッチやおにぎりを頬張る時などは「うひょーっ!!オートマ最高!!」と叫びたくなるほどズボラな運転ができました(笑)♪

5.高速料金が安い
軽自動車だとかなり高速料金が安いですね。
ストラーダは中型貨物車になって、普通車より高速料金が若干高い上に休日割引がないので、ハイゼットジャンボで高速道路を通過するたびに、その料金の安さに驚いてしまいます。

6.そして何よりカッコイイ!
「チョロQみたいだ」「自衛隊車両?」「車体の色は塗り直したの?(メーカー純正色です)」なんて聞かれることがありましたが、白色か銀色が多い軽トラや箱バンの中に混ざると、オフビートカーキメタリックの車体はかなり目立ちます。
しかし自然の中では、これほど溶け込むような色は珍しいのではないでしょうか。
実は今、出勤用に毎日使っていますが、変わった色のリフトアップ軽トラに対する物珍しさもあって好評です(笑)。
車を所持する上で、私にとってここはかなり重要な部分で、やはり自分の気に入った車には愛着がわきます♪


短所

1.エンジンパワーの無さ
一番はやはりパワーの無さです。
私は高速道路を使うこともそれなりにあるので、スピードが出ないと正直しんどいですね。
まあ、小さなエンジンで大きなタイヤを駆動させているのでこれはしょうがありません。

2.燃費が悪い
リッター10㎞ちょっとくらいです。相当に丁寧な運転を心がけてもリッター12㎞という所です。
そしてタンク容量が少ないので、こまめな給油が必要です。
ガソリンの値段が高いので、結構財布に堪えます…。

3.運転時の安定性が悪い
車高が高いので、運転した時の前後左右のバランスは悪いですね。
また、オフロードより舗装道路で顕著に感じますが、路面のちょっとしたギャップを拾います。

4.荷台の短さ
これは座席後部の荷物置き場があるのでどうしようもないのですが、犬舎を積んでフネに獲物を積載すると、犬舎の扉が開かなくなります。

2019.03.19フネ2 (2)
こんな感じ。

ジャンボの後部のハッチを鎖で水平に保持して少し引き出せば問題ありませんが、大量に獲物を積んだ時は苦労しそうです(笑)。


だいたいこんな感じです。

エンジンパワーだけでももう少し上げる事ができたら言う事無しなんですが、狩猟においての使い勝手は相当良いと思います♪



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フネ

これは「フネ」と呼ばれる、セメントを混ぜるためのプラスチックの容器です。

軽トラの荷台に乗せて、獲ったイノシシや鹿を入れて運びます。
2019.03.19フネ1
(左よりふじさん、カヤさん、モリさん)

イノシシや鹿を車に積む時は、これがあると便利です。
(私が使っているのは140サイズというもの)

イノシシや鹿ってそのままだとグニャグニャして持ちにくいのですが、100kg級の大物イノシシでもフネを背骨に沿わせて縦に置くと、「ゴロン」と転がすだけでフネの中に収納することができます。

移動させるときにもフネを持てば楽ですしね。



そして獲物の血の受け皿としても有効です。
2019.03.19フネ2 (2)

私の知り合いが、ブルーシートにイノシシを包んで移動していたら、けたたましくサイレンを鳴らして赤色灯を回転させたパトカーが猛スピードで追いかけてきたそうです。
しかも2台!

軽トラの荷台から血が垂れて後続の車か通行人の方から通報を受けたのです(実話)。

別に悪いことをしているわけではないので厳重注意を受けただけで済んだそうですが、「腰抜かすくらい驚いた」とのこと。

まあそうだよなぁ。
一般の方から見ると「人を殺めて証拠隠滅のために逃走している大事件だっ!!」と思われても仕方ありませんね(笑)。


それくらいハンターと一般の方の「血」に対する認識は違うということですね。


そんな話を聞くと、「自分もしっかり注意しよう」と思ってしまいます…。



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今年の初釣り!

猟期が終わって海辺の様子を偵察に行くと、思った以上に自分の心が興奮して夜釣りに行って来ました(笑)。←バカですね~♪


近所のスーパーでイカの切り身と塩サバを購入。
狙うのはアナゴです。

いつもの波止場に着くと想像以上の多数の釣り人。
しかも防寒着も着ていない方々ばかり。

「えっ!?なぜ??? まだアジも釣れていないし、アオリイカの季節には早いし、こんなに寒いのに夜釣りに来る理由が分からない」
と思って聞いてみると寒の時期のササイカ狙い。
なんでも釣具屋のネット情報に大漁の釣果報告があったとのこと。

「ああ、なるほど~。だけど今日は潮が悪いからダメだろうなぁ。
おまけに夜は冷え込むし、かなり風も強い。それなりの準備が無いと寒さに耐えられないだろう…」


私はアナゴポイントでイカと塩サバの切り身を作り、針に付けて仕掛けを投入!
2019.03.17今年初の夜釣り1

「ヤバッ!なんか久しぶりの釣りで思った以上に胸が高鳴っているんですけど…」
ドキドキしながらアタリを待ちます。

レジャー椅子に腰を下ろし、星空を眺めます。


「ああ、なんか仕事でもプライベートでも色々あったなぁ。
でもカヤとモリの成長も実感できたし、今年の猟期も楽しかった♪」
そんなことを思います。


チリン…。

竿に取り付けた鈴が微かに鳴ります。
2019.03.17今年初の夜釣り2

上がって来たのは初物のアナゴ。
小さいけれどとても嬉しい♪


その頃にはササイカ狙いの釣り人も寒さに耐えきれずに撤収。


独りになった波止で冷たい風に吹かれながらアタリを待ちますが、上がってくるのはヒトデばかり。
2019.03.17今年初の夜釣り3

「まだ海水温が低くて魚の活性も上がっていないんだろうなぁ」

久しぶりの夜釣りが嬉しくて、日付が変わる頃まで粘りますが寒さも限界。
放射冷却で外気温は5℃まで下がっていました。


釣れるのはヒトデばかりだったけれど、それでも冷たい水の中から蠢き出す様な生命力を感じる事ができてちょっと頬がほころびます。

「さあ、春が来る。楽しみだ♪」


今日も自然の恵みに感謝です。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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