専業漁師をしている兄貴が子犬を見に来るというので、一つお願いをしました。
「要らない貝があるなら、ホシノさん用のカルシウム源としてちょうだい♪」
「なんでも良いのなら係留ロープに付くムラサキイガイを定期的に駆除しないといけないから、適当に獲って持って行くよ」

ということでドーンとクーラー一杯(10kg以上あったかな)いただきました!
おお!助かる!!
こちらにもいるけど、わざわざ獲りに行くのは大変だしね。
「こんなの田舎の海岸にいくらでもいるんだけどなぁ。ニワトリ飼うのも大変だね・・・」
で、冷凍しようとして身と貝殻を分けるために少しだけ熱湯にくぐらせてパカパカと貝殻を開けていきます。

「立派なサイズだなぁ・・・。こんなのを使ってチヌ(クロダイ)釣りをしたら、すぐに50センチオーバーの大物が釣れそうだ」
身はこんな感じ。
ゴクッ!美味そうだ・・・ホシノさんのための貝でしたが、ついついパクパクとつまみ食い(笑)。
「美味いっっ!!!」ムラサキイガイはムール貝と言われて、洋食では広く食材として使われています。
(元々はタンカーなどのバラスト水に混ざって入ってきた外来種)
どこにでもいるので自分で獲って来て食べたりもしています。
しかし海水の汚染度や海水の養分がダイレクトに味に反映され、「最高♪」というレベルのものを自分で獲るとなると至難の業です。
だけどこのムール貝は味も大きさも最高。
特にこんな感じの白くてプクプクした個体が旨味が強いですね。

「こりゃあ、ホシノさんにやるだけではもったいない!」

ということで美味そうな個体だけを集めてペペロンチーノを作りました。
良く冷やした(安物の)白ワインを飲みながらペペロンチーノを食べる・・・。
「ふう、美味い♪ 空も高くなったし秋だなぁ」
すっかり秋の気配が濃くなった青空を見上げながら、間近に迫っている猟期の開幕のことを思ったりしたのでした。
兄貴、ありがとう♪
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