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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

産屋の作成

ふじのお腹が大きくなってきました♪
2017.07.30産屋1

子犬が吸い付きやすいように乳首が大きくなり、周囲の毛が抜け始めています。


これだけの猛暑だと暑さで流産してもいけないので、エアコン絶賛堪能中の図(笑)!


「おそらく8月の上旬~お盆くらいが出産予定日だ。一番暑い季節だし、出産としばらくの間の子育ては家の中になりそうだな・・・」

私の少年時代は実家でワンコの繁殖を行っていて、何度も子犬の出産や育児を経験しましたが、何しろ久しぶりの事なので必要なものを考えます。


「小物は後でもいいから、まず大物を揃えよう」

近くのホームセンターで杉板などの適当な材料を購入。
材料費約2000円。

ダラダラと汗を流しながら3時間ほどでチャッチャと作成した産屋(お産をして子育てをする簡易小屋)。
2017.07.30産屋3

今の犬小屋では子育てをするには狭すぎるし、陣痛が始まると地面をガリガリと掘ろうとするので、屋内で出産してもらうには必要なので自作。
ふじや産まれ来る子犬がケガをしないように、木のささくれなどが無いように注意して仕上げました。
(それでも子犬が大きくなるとガリガリ噛むんですけどね・・・)

入り口側はお腹が大きくなったふじが飛び越えた時にお腹や乳首が当たらないように低めに作成。
子犬が動き出す頃になると脱走防止のために板切れを一段追加する予定です。
この中にカーペットを敷き、適当な布切れをたくさん入れて子育てをしてもらいます。

うん、子犬が大きくなってふじが横になって授乳しても良い感じだね。


ふじの調子はどうかというと、暑さでハーハー言っていますが、食欲もすごくて機嫌も良く順調です。
2017.07.30産屋2
「石鯛ください」の表情(笑)。


どうか無事に産まれてきますように♪


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石鯛の炭火焼き

久しぶりに突いた石鯛、35センチ。
2017.07.24大漁1
うん、姿形が良いですね♪
(過去の自己最高は58センチ)

釣り人の間では「幻の魚」とか「磯の王者」なんて呼ばれていますが、潜りをする人間にとっては意外とそうではありません。

青物や真鯛は追っても岩陰に入ることなく逃げるので突きにくい魚ですし、クロ(メジナ)などは臆病で警戒心が強く、岩陰に入っても奥に隠れてしまって突きにくい魚です。

石鯛は好奇心の強い魚で、岩穴に逃げ込むと大抵「どうなったんだろう?」と振り返ってこちらを眺めています。
なので大物の石鯛であっても比較的獲りやすい獲物と言えます。


私が潜りを始め、まずベラやカワハギを突き、その次にアラカブ(カサゴ)やアコウを突き、その次に突けたのが石鯛という感じでしょうか。
石鯛を突くことが出来るようになると「おお、お前も一丁前の腕になったな!」なんて周囲の大人たちに言われ、嬉しく感じたのを覚えています。


大学時代に友人たちと食料現地調達型の離島のキャンプに行くと、ほとんど石鯛しか獲れずに
「今日のノルマは一人一匹ね!」
「ええぇ、また石鯛ぃ~!? たまには違う魚が食べたい!!」
なんて言われたりもしました(笑)。

そんな時は刺身、ムニエル、唐揚げ、カルパッチョ、干物、シチューやカレーなど様々な料理を作ってみたのですが、結局一番美味い食べ方はこれ!
2017.07.24石鯛2
シンプルに炭火の塩焼き♪

こんがりと焼き、パリッと焼けた皮が身から離れるくらいになると食べ頃。
2017.07.24石鯛3

厚目の皮を剥ぐと蒸し焼きにされたきれいな白身。
ほんの少しの醤油とレモンでいただきます。

脂の乗った旨味の強い身、キシキシとした締まった食感、ほんのわずかに磯の香り・・・。
「美味いっ!!」

「炭火で焼きながら」というところがミソで、食べ進むと味が変化します。

ボトボトと焼け落ちる油煙で燻され、少し燻製臭の付いた味。
更に食べ進むと熱で骨から髄液が溢れ出て、身の美味さが増します。

焼いた骨とアラで出汁を取ってお茶漬けを作っても美味しいです。

「ああ、そうそう。イヤというほど食べた石鯛だけど、こうやって改めて食べると美味い魚だなぁ~」


炭火の側で汗をダラダラと流しながらビールを飲みます。
石鯛をたくさん食べたはずであろう少年時代から青年時代にかけての事を思い出そうとしますが、酔いが回ってしまって上手くいかず・・・。

「ま、過ぎたことはどうでもいっか!!」
なんてことを思います(笑)。


「だけどなぁ、オレが潜りを始めた頃は石鯛なんてウジャウジャいて、決して幻の魚なんてものじゃなかった。だけど近年は本当に幻になりつつあるなぁ・・・」
そんなことを思っただけでした。


今日も自然の恵みに感謝です。



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あれ!?

ちょっと物憂げな表情のふじ。
2017.07.025あれ!?1

異常な暑さだもんな~。
2017.07.25あれ!?2
でもその割には最近食欲すごいよね。

などと思っていたら胴回りがぽっちゃりしてきた感じ。
2017.07.25あれ!?3

「あれれ!? なんかおかしいぞ・・・」

鈍い私はようやくピンときます。
「おお!もしかしておめでたなんじゃないか!?」

1月以上前に婚活のためにお婿さんのリン君のご自宅に預けられていたふじですが、実は今回も交配が認められず、リン君の飼い主さんとも「見ていないところで交配してたらいいのだけど・・・」と話していたのですが完全に諦めていたのです。

「なぁ~んだ! するべきことはちゃんとやってるじゃん♡!!」

いやあ、なんかとっても楽しみ♪


まだ完全に確定という訳ではないのですが、無事に皆様に良い報告が出来るように、ふじの体調管理に努めたいと思います。


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大漁♪ だけど喜べない・・・

「本格的に暑くなってきたから海水浴客も多いだろう・・・。早めに潜りに行くか」

というわけで朝8時過ぎに海へ!
2017.07.24大漁1

「うん、波もないし澄んでいる。絶好の潜り日和だ」

水着のお姉さんから白い目で見られながらジャブジャブと海に入ります。
「うう、そりゃそうだろうなぁ。オレだってこんな海水浴の人の側を、魚突き用のホコを持った人間が通って海に入って行くと不審な目で見ると思いますよ・・・」


沖に出るとなかなかの透明度。
「うん、良いコンディション♪」

ボチボチと魚を突きながら海流に乗って移動。


いつも大きな魚がいる穴を覗くとチラリと大きな魚影。
「お!チヌだな」

チラリチラリと瞬間しか見えませんが、なんとかゲット!

別の場所では久しぶりの石鯛ゲット♪
2017.07.24大漁2

チヌが43センチ、石鯛が35センチでした。


「ああそうだ、潜れる時にホシノさん用にタンパク質もしっかり確保しておかないと」
と思い、普段はあまり突かないバリなんかも捕獲。
バリは調理法次第ではとても美味しい魚なんですが、毒を持った背ビレを持っているので危険を回避するために普段はあまり積極的には突きません。


「さあ、それなりに獲物も獲れたしそろそろ上がろうかね」
と思っていたら、水底で何かが動いたような気がして確認のために潜水。

岩棚の下を覗いてギョッとします!
大きなアラ(クエ)!!

一旦水面に浮上し息を整えます。
「少なく見積もっても50センチはあったぞ。よし、今日はあのアラをゲットして有終の美だ!」

再度潜水。
先ほどの岩棚を覗くと、まだ同じ場所にいます。
ドキドキドキドキ・・・。

「これだけ大きな獲物だから首の付け根をよく狙って・・・。頭蓋と脊椎の接合部に矛先を入れる感じで・・・」
と思った瞬間にはじけ跳ぶように反転するアラ。
瞬時に岩の奥に隠れてしまいました。

「失敗した!欲を出して狙い過ぎてしまった。魚突きでも射撃でも何も考えずに反射的に撃った方が当たると分かっていても、久しぶりに見たアラに対して平静じゃいられなかった」

何度か潜行を繰り返し、しばらくアラが逃げ込んだ穴の中を凝視しますが、当然ながら隠れてしまって気配なし。
もうこうなるとどうしようもありません。
完敗!!


結果自体は大漁♪
2017.07.24大漁3
海水浴の家族連れの皆さんの間を魚をぶら下げながら上がってきました(笑)。

「うおっ!スゲっ!!」
なんて言われながら・・・。

しかし大物を逃がしたので本人は忸怩たる気持ち。
「ああ、あの大きなアラが獲れていたらなあ・・・」

ガックシ(涙)。


今日も自然の恵みに感謝です。



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防獣フェンスは実際に有効なのか!?

昨年の猟期の話になります。


とある場所の光景。
2017.07.14防獣フェンス3
待ちを張るために防獣フェンスが張り巡らされた山中を進むと複数の人影。

「なんだ!? なぜこんな冬山の中に一般の方がいて、何の作業をされているんだ?」

挨拶をして事情を聴きます。

「わしらはこの麓の村の住人なんだ。地区の決まり事で二週間に一度、交代で防獣フェンスの見回りと補修をしている。
二週間も放置しておくとイノシシは怪力で穴を開けているし、鹿はこれくらいの高さなんかものともせずに飛び越えて行き来している。
ワイヤーメッシュを担いで登ってきて補修をしないといけないし、イノシシが掘って抉れた場所は丸太を縛り付けないといけない。
これがもう、ホントに重労働なんだ。
だけど皆がやっている事なんで今更イヤだとは言えないし・・・」


よく見るとフェンス沿いの獣道は、蹄で同じ場所を集中して歩くので30センチほどの深さの段差になり、補修のためにデタラメな数の鉄筋が打ち込まれています。
2017.07.14防獣フェンス4

山中に人がいて危険だったので、猟隊のメンバーに巻き狩りを中止することを伝えようとすると意外な答え。

「ワシらは一旦山を出るからやってくれ。いくらフェンスを塞いでも山の中の獣の数が減らないとどうしようもない」
ということで巻き狩りを開始しますが、これが全くダメ!!

鹿はフェンスを飛び越えて逃げるし、イノシシは自分で開けた秘密の逃走経路から真っ先に逃げ出してしまいます。
フェンスの内側には悔しくて吠え捲る猟犬と呆然とするハンター達。

「こりゃどうしようもないや・・・」



これは違う場所の写真なんですが、ここも立派なフェンスですね。
2017.07.14防獣フェンス1

まだ設置されたばかりのようで「イノシシでも鹿でもかかって来んかいっ!!」という無敵感溢れる佇まいです。


しかしその3年後の姿がこれ。(先ほどとは別の場所です)
2017.07.14防獣フェンス2

無数のカズラが巻き付いてすでに無法地帯。
一部は重みで斜めに傾いています。
ここも3年ほど前は先ほどの写真の様にピカピカだったんですけどねぇ。

「フェンスがあるから草刈り機が使えないので除草も出来ない。
こうなることは分かっていたから正直な話設置したくなかったんだけど、自分の畑だけ設置しないと獣の侵入経路になるから他の人に顔向けできないんだよね・・・。
あと1~2年もするとカズラの重みでフェンスが倒れるだろうから、その時は重機で撤去してもらおう」


防獣ネットって役に立たないじゃん!!と思いますが、電気柵も事故が起こったり切れた電気線の補修がこれまた大変なようです。


まあしかし、こんなことは農業従事者でも林業従事者でもない私が言うことではありませんね。



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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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