食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

初めてのマック♪

猟期が終わり少し余裕があったので、
2017.03.25初マック2
ふじと菜の花を見に行く。


ちょっと小腹が減ったので帰宅途中に人生初のドライブスルーを体験中のふじ♪
2017.03.25初マック1

商品を用意してくれながら、なぜだか笑いをこらえるのに必死なお姉さん(笑)。
「なぜ!?」


後部座席のふじの顔を見て納得。
ヨダレ垂れて物凄い糸引いてる・・・。

良い匂いがして、自然にヨダレが出ちゃったんだね(笑)。


ふじの顔を見ないようにしながらも、ついつい何度も見ちゃうお姉さん。


ごめんなさい、お仕事の邪魔しちゃった感じですね。


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狩猟の魅力まるわかりフォーラム

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今年の猟期も終了。そして狩猟をして良かったことを想う。

私にとって8年目の猟期が終猟しました。
2017.03.23終猟1
(ワサビの若葉。もう少ししたらワサビ漬けを作るために葉っぱを採取する時期)

(詳しくは書きませんが)無事にとは言えませんでしたが、なんとか猟期が終わってホッとしています。
今年の猟期を振り返ると、狩猟の恐ろしさなんかを改めて感じさせられたシーズンでした。


「8年にもなるともうベテランだろう?」
などと狩猟の事を知らない人から尋ねられたりしましたが、まだまだヒヨッコであることは自分が重々分かっています。

私はサラリーマンハンターで、基本的に休みの土日・祝日しか出猟できません。
対して教えていただいているベテランハンターの方々は、キャリアが30~40年以上ある上に、定年退職などで「さぁ、気兼ねなく山を駆け回るぞ!」と、毎日のように出猟されている方々ばかりなのです。

私の方が年齢的に体力はあると言えど経験値は低いし、差は開く一方と言えますね。
それに毎日のように出猟されている先輩ハンターの方々の方が体力もありそうだし・・・(笑)。


猟期の休みの日のほぼすべて出猟。
ゆっくりと休む暇もなく、平日は仕事をし(仕事をしているフリとも言う)、家の用事は片付けられないまま山積。
クタクタにくたびれて夜は泥のように眠る。

同じ年頃の人々がネオン煌びやかな夜の繁華街に繰り出して行くのを横目に、たまに光の浴びる山に行ったかと思えば汗と泥と血にまみれる生活・・・。

一般の方から見ると不可解な事なのでしょうね。
「理解できない」とか「信じられない」と面と向かって言われたことが何度かあります(笑)。


しかし「それで幸せなの?」と聞かれれば、胸を張って「幸せです!」と答えます。
だって40歳も半ばを過ぎてこんなに夢中になれることがあって、世代を超えたたくさんの仲間がいるんだもの。


それにもう一つ「良かった」と思うことがあります。

先に述べたように40代半ばで8年経験しただけなんて、ハンターとしてヒヨッコです。
世間一般では「高齢者」と言われるような方々がバリバリと現役で山を駆け回り、たくさんの知恵と経験を授けていただけます。

「人間力」という言葉が自然と浮かんできます。

私が社会生活を暮らす上で触れ合う数人の「肩書き」というものなんかに頼り切って、威張り散らしている人たち。
この人たち、「肩書き」というものがなくなったらどうなるんだろう?


山を歩き、野生動物と対峙し、先達から教えを乞う。
そんな事をしていると生命体としての自分の小ささや弱さを考えずにはいられません。


「一兵卒として頑張ろう!」
休みが終わり仕事が始まる月曜日の朝、素直にそんな事を思います。


狩猟をしていて良かった。


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大航海時代

時は15世紀。
人はまだ見ぬ大陸や、そこに眠る黄金や香辛料を求めて大海原に漕ぎ出しました。
2017.03.20大航海時代1

存在するかどうかも分からない大陸を求め、時には荒れ狂う海を進むのは相当な勇気と覚悟が必要だったと容易に想像できます。
しかしそれこそが「開拓者精神」や「未知のものに対する知的好奇心」であり、現代の世界が成立した人類の叡智であると思います。

今回はなんとなくそんな事を思ってしまったのでした。


ふじを走らせるために海岸に連れて行った休みの日の事。
2017.03.20大航海時代2

フリーになって嬉しそうに走り回るふじ♪
ストレスを溜めないためにも猟犬には運動が必要なので、問題のない場所を選んで走らせます。


しかしそこにちょっと驚くものを発見!
2017.03.20大航海時代3

どう見てもイノシシの溺死体ですね。。。

体重40kg~50kg。
身体は小さいけれどタテガミが立派ですし、大人のオスの個体でしょうか。

腐敗した死体で病原菌を持っていたらいけないので、ふじをリードに繋ぎます。
ふじもおっかなびっくり接近。
2017.03.20大航海時代4

目玉や肛門近辺はカラスに突かれ、一部肉が無くなっていましたが腹腔も膨らんでいないし、この日の夜中に打ち上がった感じ。
(しかも肉付きが良くて美味そう♪)

この付近の山にはたくさんのイノシシがいるし、生息密度が飽和状態になって餌や住処を離島に求めた結果でしょう。

実際に10~20年ほど前にはまったくイノシシなんて生息していなかった離島に、今は溢れかえるほどに多くのイノシシが住み着いて繁殖しています。

近海で操業する漁師さんも、陸から何kmも離れた場所で泳いでいるイノシシを何度も目撃しています。


このイノシシは、夢半ばにして破れてしまったけれど、身一つで見たこともない陸を求めて大海原に泳ぎ出したのでしょう。

「その勇気には感嘆するよ・・・」


敬意の念を持って合掌。


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アクセルを踏めっ!!

ドゴーンッ!

山中に鳴り響く一発の銃声。

猟隊の方が大きな鹿ゲット♪
2017.03.17アクセルを踏め1


しかし狙っていた本命のイノシシには包囲網を突破され、猟犬と共に隣山へと移動。

獲物も競り終ったので待ちを解き、車に乗って犬探しに走ります。


一時期はパタリと止まっていたイノシシや鹿の動きも大きくなり、だいぶ人里付近の山での痕跡が見られますね。
2017.03.18アクセルを踏め3
(これはイノシシや鹿が道路を横断した跡。山の中の獣道の泥をアスファルトの上に落としています)

1月終盤からの寒気で気温の低い山の高い場所にいるのが厳しくなったのと、平地では餌となる草木の新芽やタケノコなどが一斉に芽吹き出したからでしょう。


皆で周囲を探すと私の探していた場所からかすかに聞こえる鈴の音。
「お、帰って来たな!」

車を停めて外に出ると鈴の音も大きくなり、山の中から聞こえるガサゴソ音。

「こっちにおったよ~」
皆に連絡。

道路で犬を呼んでいると、ガサゴソ音と共に山の斜面から落ちてくる岩。
「??? でっかいイノシシじゃんっ!!」

しかし猟銃は銃カバーを掛けてすぐに取り出せる状態ではありませんし、公道上なので当然ながら撃てません。
「どうしよう?イノシシが反対側の山に入ってもすぐに逃げ去ってしまうだろうし」

そこへ犬探しをしていた勢子副長の車が到着!
「なんてグッドタイミング! 行け!そのまま撥ね飛ばせっ!!」
(↑こんなことしちゃダメです)

しかし副長の車は急ブレーキ!

「副長ならあのままアクセルを踏み込んでくれると思ったのに・・・」
「バカたれ!あんなデカいイノシシ、軽自動車で撥ね飛ばすくらいでどうにかなるもんか。こっちの車がガチャガチャに壊れて終わりよ」

まあ、冷静に考えるとそうですよね(笑)。
少なく見積もっても80kg以上の大きな体格だったし、アスファルトの上を走っている時にブルンブルンと脂肪が揺れてたから、下手したら100kg超えだったかも・・・。

(もう時効だから話しますが、イノシシを撥ね飛ばして車の修理費に70万円ほど掛かった人を知っています。
ちなみにイノシシは平気な顔で山の中に逃げて行った)←こんなことしちゃダメです。


副長が車を降りるのと同時に猟犬も山から出てきました。
「まだあのイノシシを追っていたんだね。すまんすまん」

「いやぁ、それにしてもデカかったなぁ」
「後ろから見ると軽自動車の車幅より大きなイノシシでしたよ」


あの大きなシシが獲れなくて残念だった。
しかし貴重なものを見ちゃったなぁ(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


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生きて帰る

「みんな、ちょっと集まってくれ」
各人が見切りを終えて集合すると勢子長が神妙な面持ち。
2017.03.14生きて帰る1

「端木のオヤジ(仮名)がシシ(猪)にやられた。幸い特に重傷という訳ではないけど、本当に殺されかけたらしい。後学のために皆も聞いてほしい」

「えっ!?」
皆の表情が一瞬固まります。


端木さん(仮名)というのは近隣の銃猟ハンターで、私の所属する猟隊とはライバル関係に近いものがあり、決してお世辞にも人柄的に褒められたものではない典型的な一昔前のハンターです。
「ワガママで我が強い」と言えば良いのでしょうか・・・。猟欲が強くて他人との協調性が無く、ちょっと複数の仲間のハンターを引き連れているかと思えば、一猟期も持たずに喧嘩別れする始末。
〔実際に勢子長もかつて端木さん(仮名)と一緒に猟をしていました〕


しかしその人間離れした猟の実力は誰もが認めるところ。
80歳を超えた現在も猟犬を引き連れ、単独猟で山の中を駆け回っています。

私なんぞの駆け出しハンターが見切りをしている時に山の中で出会うと、生物としての強さというか迫力に気圧され、ビリビリと殺気を感じて毛穴が逆立つのを感じたものです。


「あの端木さん(仮名)がシシにやられるなんて・・・」
武勇伝の枚挙に暇がない人物でしたが、危うく本当に死にかけたとのこと。

以下は勢子長から聞いた話を書き起こします。



100kg超えのシシを寝屋から起こして2発弾いたんだ。
首と背骨に間違いなく命中した。

危険を感じたシシは寝屋に籠って出てこない。
止めを撃つために犬の啼いている方向に忍び寄った。

犬の吠えている藪までの距離5メートル。

その場所からではシシの姿が見えなかったから、一歩足を踏み出したんだ。
その瞬間小山のような大きなシシが突進してきた。

銃に残っている弾2発を発射!
だけどシシは凄まじいスピードで2発とも失中。

あっと言う間に宙を舞って地面に叩きつけられた。
シシに突進されて吹っ飛ばされたんだな。

そしてすぐに馬乗りになられてシシが腕に噛み付いてきた。口からはみ出した大きな牙がハッキリと見えたよ。
「腕を持って行かれる!」
噛み付かれながら瞬間的に腕を引き抜いたけど、肉が抉り取られた。

すぐに今度は足元から何度も捲られた(鼻先で突き上げられること。牙で大きな血管を切られると簡単に致命傷になる)。
幸運なことに冬で厚着をしていたのと丈夫なズボンだったから肉に牙が通らなかったけれど、ズボンはズタズタに切り裂かれてボロ雑巾のようになった。
切られはしなかったけれど、突かれて足は内出血だらけ。

なんとか弾を取り出そうとしたけれどそんな暇はない。

次は足首に噛み付かれた。
噛まれた方の足と反対の足で必死にシシの鼻先を蹴りながら、銃弾を撃ち尽くして空になった銃の銃床で何度もシシの脳天をブッ叩いた。

その時に猟犬がシシの後ろからトモ(後ろ足)に噛み付いてくれてなぁ。それにシシが気を取られてなんとか一発だけ銃弾を取り出して仕留めることが出来た。


本当に今回は殺されたと思った。
50年以上シシ撃ちをしているけれど、こんなに恐ろしい経験は初めてだった・・・。



結果的に腕はダメージを受けたけれど全身どこも骨折もせず、状況からすると軽症。


「あの端木さん(仮名)がなぁ。だけどあの人だったからその程度のケガで済んだんだろうな。
これが普通のハンターだったら、弾を取り出すことに執着し過ぎて殺されているよね」

皆でちょっと青ざめた表情で話したのでした。



結局猟の方は、その日は何も獲れずに珍しくボウズ。

しかも猟犬2頭がイノシシの牙で受傷。
重傷でしたが、今のところ幸い命に別状はないようです。


何かと考えさせられ、「出猟したら無事(とは言えないけれど死なないよう)に帰宅しよう」と心に強く思った一日でした。



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な、な、舐められてるなぁ・・・

土日の出猟が終わり、週明けの月曜日の朝。
「ああ、この週末も色々なことがあったなぁ・・・」


出勤のために車を運転しながら社用地に入ってチラチラと眺めるもの。

芝生に転がったイノシシのフン・・・。
2017.03.06舐められてます2

「ああ、また増えている。毎晩敷地内にイノシシが出て来ているんだろうなぁ。
でもあっしには関わりのねえこってす」


何せこれからの私の社会人生活はまだ長いですからね。
「イノシシ殺し」なんて変なあだ名が付いても困るんですよ。


餌を食べるために斜面に生えた木が掘り起こされた痕跡も日に日に激しくなっているなぁ。
掘り過ぎて倒れている木もあるし。
2017.03.06舐められてます5

「でもあっしには関わりのねえこってす」


しかし次に目に入ったものにさすがにギョッとします!
2017.03.06舐められてます3

イノシシのヌタ場(ダニなどを落とすお風呂場)。


金曜日までは絶対に何も無かった。
確かめずにはいられずに車を降りて様子を確認します。

「足跡は70kgくらいのイノシシと50kgくらいのイノシシが2頭。
ヌタ場の水が澄んでいる所を見るとヌタ場を作ったのは金曜日か土曜日の夜中だな」

フンの様子を眺めると他にも複数のイノシシが出て来ています。
うろついて餌を食べるだけならまだしも風呂場を作るなんて・・・。

くっ、な、舐められているな!!


いやいや、平穏な社会生活を送るためにもここは知らんぷりが一番だ。


でもそろそろ我慢の限界かも(笑)。


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絶賛脱輪中!!

「待ち(包囲網)を突破された!動くよっ!!」
猟犬がイノシシを追いかけて待ちの外に出たので、待場を外して動くことを他のメンバーに伝えます。

車に乗り込み隣山へ移動。

かすかに聞こえる犬の吠え声。
「立ててる(啼き止めている)な・・・。」

急いで車を降り銃に弾を込め啼き声方向へ向かいます。


忍んで山中を進んで行くと、遠ざかる猟犬の啼き声。

「くそ、高い山に移動した」
一旦車へ戻り、移動した方向へと急ぎます。


現場は細い未舗装道路。
緩いカーブ。
2日前に降った激しい雨でぬかるんだ地表。

特に無理な運転をしていたわけではありません。
四輪駆動も入れていたし、道幅は充分余裕があるつもりでした。

ズッ!!
斜め前に滑る車体。
2017.03.04脱輪中2

ガコンッ!!
「あっ!」と言う間に傾くドライバーシート。
2017.03.04脱輪中1

四輪全てが斜め横に滑り、道路脇の用水路に左側の前後車輪が脱輪。
降りて状態を見ますが、車の腹も地面に付いてかなり厳しい感じ。

私のストラーダにはデフロック機能が付いて、四輪駆動モードに「ハイ・ロー」のモードがあるので、ローモードにギアを入れてとりあえず脱出を試みますがダメ。

(ヘタクソだったけれど)昔モトクロスをしていたので、スタックし慣れていた経験もあり「無理」と判断。
「これ以上自力で脱出を試みても土砂崩れを起こして状況が悪くなるだけだ。応援を待とう」

猟が一段落ついてメンバーの方に応援を頼みます。


状態を見て皆さん絶句・・・。
「こりゃ~車体も重いし引っ張ってもとても上がらんぞ。JAF呼んでジャッキアップしてもらった方が早いんじゃないか!?」
と言いつつも一番馬力のある4WD車の方に引っ張ってもらいます。

静かにアクセルを吹かしながらクラッチミート。
あらかじめベタベタに空気圧を落としていた左前輪が上手く土を掴み、一発で引上げ成功!!

引き上げてもらった車の方はバックで引っ張ってもらったのでドライバーの方の顔が丸見え。
「うおっ!上がった!!」
「(私も)ホントに上がった!!」
互いにビックリした表情(笑)。

互いの車がパワーと信頼性のある4WD車で、幅広の大きなタイヤを履いていたから上がったのでしょう。
とりあえずJAF呼ばなくてよかった♪


良かった♪良かった♪と話していると他のメンバーから応援要請!
「スタック(はまり込んでいる)しているから助けて~!!」
2017.03.04脱輪中3

こちらは一見大したことなさそうでしたが、荷台が軽いことによる前後輪の車重バランスの悪さとタイヤの小ささやエンジンの非力さで、引き上げるのに相当苦労しました。


猟果の方は子イノシシが1頭のみで親イノシシには逃げられてパッとせず。
2017.03.04脱輪中4

ションボリ・・・。


まあしかし、ケガ人もなく無事に皆さんが帰ってくることが出来たので良しとしましょう。

いやいや、獲物に恵まれなくてもそれが一番大切なことですね。
(実際に猟銃や車の事故や人・猟犬のケガはシャレになりません)


(いるかどうかは別にして)山の神様、ありがとうございます。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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