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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

初卵

ニワトリの卵。
2016.09.27初卵1
これは単なるニワトリの卵ですが、私にとっては単なる卵ではありません。

ホシノさんが産んだ初めての卵なのです。


5月初旬から飼い始めて5か月近く。
2016.05.15ホシノさん1
ようやく産んでくれた卵です。


実は2日前に潰れた卵をコンクリートの上で発見したので、正確には初卵ではありません。
2016.09.27初卵2
産卵箱を作って設置していたけれど、鶏小屋の窓枠に止まったまま産み落としたようで、どうしようもありませんでした。

残念!


思い返せばホシノさん達が家に来たばかりの頃は、まだ夜が寒くて何度も起きて無事を確認しました。

ゴールデンウィークを潰して鶏小屋の作成。
2016.05.13もうすぐ1

大きくなって鶏小屋に移したら、今度は野良猫や野生動物が心配。
少しでも鶏小屋から物音がしたら、やはり何度も起きて無事を確認しました。

夏を迎えるとヤブ蚊やヌカカがやって来るので蚊取り線香や電子蚊取り器での虫除け。


そして♂ホシノさんの死。
熱中症予防のための扇風機発動。

暑さ対策や給餌が心配でお盆休みはどこへも行けませんでした。


秋の気配が近付き、元気に走り回るのはいいけれど、毎日の脱走。
ネット張りとご近所さんへ平謝り(笑)。

飛行能力が身についてからはネットを飛び越えての逃飛行。
更なるネット張りとご近所さんへ平謝り追加(笑)。

日々の糞の掃除や餌遣りや水替え。
夜が明けると同時に「小屋から出せ~!」と起こされる日々。


それでも庭に出ると「何か美味しいものくれるの?」と後を付いて回るし、プリプリとオムツを履いたようなお尻を振りながら庭を駆け回る様子は見ていて飽きず可愛いものでした。
2016.09.27初卵3


そして今朝鶏小屋の扉を開けると、コロンと卵が産み落とされていました。

「はっ!これは!!」
息をのむ瞬間。

「ジーン・・・」
そしてしみじみと静かに感動。

例えると『アルプスの少女ハイジ』で、車いすの少女クララが初めて立った瞬間のようでした(笑)。



スーパーに行くと10個200円ほどで売られている卵。
「1個20円弱か・・・。本当に安いよなぁ」

今までの苦労を思い出すと、奇跡的な価格だと言わざるを得ません。


そしてある一人の青年の言葉が思い出されます。

「僕は動物が好きで牧場に就職しました。そこで僕に与えられた最初の仕事は、育てても卵を産まないオスのヒヨコを大量にタライに入れ、長靴で踏みつぶして殺して豚のエサにすることでした。嫌になってすぐに辞めました」


「20円くらいで当たり前にいつでもいくらでも卵を食べられる現代社会って、やっぱり奇跡的だよなぁ」
初物のホシノさんの卵を掌に包みながら、機械的に生産され食卓に上る卵の事を思ったのでした。


初物の卵に感謝です♪


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チマチマした魚釣り

チマチマと小魚を狙うような釣りが好きです。
魚種でいうとアジゴとかキスとかハゼとかをチマチマと・・・。


ドカーンと一発逆転!というような大物釣りが嫌いなわけではないのですが、ちんまりした魚を一匹一匹釣り上げるのが楽しいんですよね。

で、今日はそんなチマチマした釣りをしてきました。

そろそろハゼが釣れる頃だけど、干上がってハゼが釣れる時間じゃないので、潮が満ちるまでキス釣り。


釣具屋で餌のゴカイを買って釣り場に着くと、またもやトップガイドのトラブル。
2016.09.24ちまちま1
「おぅ・・・」
破損というより塩で錆びて落ちてしまった感じ。

釣具屋に引き返して修理してもらいます。
「だいたいこんな風に釣り始めにトラブルがあると何かと調子が良くないんだよね・・・」


さて、ようやく釣り初め!
小さな針に餌をチマチマと付け、砂浜だけではなく岩場が混じった場所を探して仕掛けを投入!
2016.09.24ちまちま2

潜って見ているとよく分かるのですが、小さなキスは砂浜に群れていますが、大きくなるほど岩場の周囲に住みつき、縄張りを持って他のキスが入り込んでくると追っ払っています。

「大きなキスよ、来い!!」

岩の周囲を少しずつ仕掛けを引っ張ってくると大きなアタリ♪
2016.09.24ちまちま4
よし、狙い通りに20センチを超える大きめのキスが釣れた。

その後は場所を変えたり、遠近投げ分けたりしますが小さなキスばかりでイマイチ。
2016.09.24ちまちま3


適度に釣ってキス釣りにも飽き、ハゼが釣れる時間になったので、場所を移動してハゼ釣りに変更。
2016.09.24ちまちま5
「う~ん、ここは例年大きめのハゼが釣れるんだけど、今年はやけに小さいな・・・」

しかもフグの猛攻!
2016.09.24ちまちま6
寄ってたかって餌を剥ぎ取られ、全く分からないうちに針だけになってしまいます。

お!コトヒキの赤ちゃん(下の魚)♪
2016.09.24ちまちま8
これはリリース。

結構な数が釣れるセイゴ(スズキの子供)。
2016.09.24ちまちま7
大きくなる魚なのでリリースしたいのですが、大きな口で針を飲み込んでしまうので、残念ながらほとんどがお持ち帰り。

チマチマとゴカイを小さな針に付け、ちょっと投げてはチマチマと小さなハゼを釣り上げます。
釣れるのは皆10センチくらいの小さなハゼばかり。

「せめて15センチ以上あると美味しい天ぷらが出来るけど、このサイズだと唐揚げだな」

チマチマと10センチほどのハゼを釣り続けますが、あまりに小さすぎて我慢の限界。
「ええい、チマチマ釣るのにもほどがあるっ!!」

いくらチマチマした釣りが好きだからと言ってもギブアップ(笑)。
2016.09.24ちまちま9

お持ち帰りのお魚はこれくらい。
もう少しハゼが大きかったら良かったのだけれど、数釣れて十分楽しめました。

天ぷらと唐揚げでいただき、大変美味しゅうございました♪


今日も自然の恵みに感謝です。


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矢印みたいだ♪

ふーちゃんは耳が大きい♪
2016.09.22矢印1

屋久犬の母親と新田犬を父に持つ生まれだけれど、大きくて尖った耳を持つ屋久犬の血を濃く受け継いだみたい。

この写真は猟期が終わったばかりのもので、冬毛でモコモコしている上に山を走りこんで筋肉ムキムキで超マッチョに見えますね♪


で、夏毛に変わり暑かった今年の夏は少し夏バテしてちょっとほっそりしました。
2016.09.22矢印2
涼しい家の中で堕落しきっている図(笑)。

フローリングの木の色と同化していますが、上から見ると尖った耳が矢印みたいだ。


「ん?呼んだ!?」←クーラーの効いた部屋から一歩も出たくないので、眼だけで返事。
2016.09.22矢印3
最近すっかり家庭犬と化してるなぁ~。


散歩に行くと「大きな耳ですね。なんていう種類の犬ですか?」と聞かれることもしばしば。

「雑種です。しかしこう見えてもイノシシ猟に使う猟犬なんですよ」
と言うと
「へえぇ、このフレンドリーな犬がねぇ」
と意外な顔をされることもよくあります。


さあ、そろそろ涼しくなったし走り込んで猟期に備えましょうかね~。

ふじ、今年も一緒に頑張ろうな♪


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雨後の椎茸

とある雨上がりの朝、車の横にある(放置しているともいう)シイタケの榾木を見ると・・・。
2016.09.08雨後の椎茸1

うっひょ~!!

この榾木は2年経過して何度か収穫できたのですが、一度にこんなにたくさんのシイタケが生えてきたのは初めてです。

「それにしても確かに前日は何も生えてなかったと思うんだけど・・・」
キノコの類にはあまり詳しくない私ですが、庭にも謎のキノコが一夜にして生えてきていたりします。

「一夜にしてこれだけ大きくなる菌類ってすごい!」


この場所はナメクジが多くすぐに齧られてしまうので、とりあえず場所を変えます。
2016.09.08雨後の椎茸3
榾木の上下に銅線を巻くとナメクジが嫌がって登ってこないと教えてもらったので、今度試してみましょうかね~。

上の写真は昼過ぎの状態。
朝見た時に比べてかなり大きくなっています。


余り大きくなりすぎると香りが薄くなるので、適当なところで収穫。
このままオーブンで焼いて、軽く塩をかけていただきました。

美味っ♪
(残念ながら調理写真は撮り忘れました)


いや~、シイタケ栽培おもしろいな。
「だんだん大きくなって実がなってきた。そろそろ収穫だな」という野菜とかと違って、「うおっ!いきなり生えてきた!!」というような宝探し的感覚が楽しい♪

今年も榾木をもらって来よう。
シイタケじゃなくて他のキノコも作ってみようかな。


ごちそうさまでした。


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ヒトデはかなり恐ろしい!

夜釣りをしているとよくヒトデが釣れます。
2016.09.18ヒトデ1

普通の方は「ヒトデが釣れた」なんて言っても「たまたま針に引っ掛かって来たんだろう」と思われるでしょうが、実際はそうじゃないんです。

私はアナゴ釣りの釣り餌に魚やイカの切り身、ゴカイなんかを使っていますが、それらの匂いを感知し、ガッツリ針の根元まで飲み込まれています。
「いやいや、そんな訳ないよ。だいいちどうやってヒトデがそんなに素早く移動するんだ?」と思われるでしょう。

そこで実際に検証。
2016.09.18ヒトデ2

釣り上げたヒトデを裏返しにしてしばし放置・・・。
するとなんだかワラワラと何かが動き出してきます。

「ん!?なんだ?」
とその動くものをよく見るとこんな感じ。
2016.09.18ヒトデ3

ギョエェェ~!!なんじゃこりゃ!?
これを少年時代に初めて見た時は思わず叫んでしまいました。

足の裏から延びる沢山の触手。
これが匂いを感知すると同時に、結構な高速で移動する手段なのです。


実際に海に潜っていると、海底に沈んだ魚の死体の上に何匹ものヒトデが群がって貪り食っているのを見かけます。

ショッキングな構図ですが、こうやって大きな魚の死骸などが分解され、再び他の生物のエネルギーとして自然界に還元されていくのを目の当たりにし、命は他の命を繋ぐために循環するものだと理解できます。


しかし仮にヒトデが進化し、1メートルくらいに大きくなって移動スピードが更に速くなって泳ぎ回る魚なんかを捕食しだしたとしたら・・・。
これは潜りをしている立場からしたら、現実的にかなり怖い!


う~ん、独りで夜釣りをしていると余計なことばかり考えて良くないですね・・・。

ヒトデ恐るべし!!


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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