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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

残弾射撃大会2016

所属する猟友会の残弾射撃大会に行って来ました。
猟期に購入した実包を消費して必要以上に保管しない主旨の射撃大会ですが、実猟だけで射撃をしない人にとっては射撃場で安全な猟銃の取り扱いを改めて復習するためにも必要なものです。

射撃場に着いて掲示板を見てみるとこんな張り紙が。
2016.04.27残弾射撃5
聞けば5月1日、2日はサミット関連の会議開催に伴い、銃砲所持者の猟銃の持ち出しを自粛してくださいとのこと。
へえ、こんなの初めて見ました。


さてさて、競技の方ですが今回の競技はトラップ射撃。
足元からバビューンと発射され遠ざかって行くクレーを撃つものです。
5メートルWトラップ30枚、10メートルシングルトラップ20枚の50枚撃ち。
参加者は23名で、出場料金は4,000円。

まずはWトラップ競技から。(一番右が私)
2016.04.27残弾射撃3
Wトラップは射台に入ると連続して2枚のクレーが放出され、それを2発の弾で撃つ競技なので、外しても追い矢(追撃)が出来ません。

ずいぶん久しぶりの射撃なので勘を取り戻すのに苦労しますが、それでもそこそこ良い感じでバシバシと撃破♪
しかし後半戦は集中力が途切れ、2枚目のクレーが全く中らなくなります。
中てようと焦れば焦るほど失中の連続。

初矢の1枚目は中るのに2枚目が中らなくなるのは、銃身が止まってしまって上手く振れていない証拠だろうなぁ。
結局22点/30点。


続いて10メートルシングルはまあまあの16点/20点。
久しぶりに撃つと10メートルトラップはクレーが遠く感じましたね。

この写真はニューフェイス、猟友会新規入会の安原くん(仮名)。
2016.04.27残弾射撃4
今では珍しい水平2連銃での参加です。
安全な猟銃の取り扱いは出来ているので問題なし!

しかしまだフォームがぎこちなく初々しい感じ(笑)。
自分が初めて猟銃を所持した時の事を思い出します。


競技が終わり表彰式。
結果はスキート射撃の国体選手であり国際スキート競技でエキシビジョン参加の猟友会会長(41点)に次いで2位(38点)。
ちょっとビックリ!!
まあ、でも7割5分くらいの命中率なので微妙ですね。

参加者全員が持ち帰れる商品が様々あり、成績順にくじを引き、くじの順番で景品が選べます。
私は会長に続いて2番目にくじを引きます。
「うりゃ!」
2016.04.27残弾射撃1
「よっしゃ!一番くじゲット♪」
相変わらずクジ運だけは強いようです(笑)。

景品に立派なキャリーカートがあったのでゲット!
2016.04.27残弾射撃6
釣りで使っているものが錆びて古くなっていたんだよね。
丁度良かった。ラッキー♪

和気あいあいとした雰囲気の中、皆さんバーベキューセットやディパックなど思い思いの景品をゲットされていました。
2016.04.27残弾射撃2

それから射表(成績表)を受け取り、内容に納得。
2016.04.27残弾射撃8
黄色の枠で囲った所がWトラップで斜線が命中、○印が外れ。
上段は1枚目のクレーで下段は2枚目のクレー。

初矢は全部中っているのに、後半の二の矢がボロボロ(涙)。
2016.04.27残弾射撃9
最後の6射台連続で二の矢を外したのは自分でも笑えるくらい。

先程、勘が取り戻せなかったとか集中力が切れたとか書きましたが違います。
射撃の腕が悪かったのは事実ですが、それ以上に私の心が弱かったのです!

ああ、ガラスのハート・・・。


まあ、クジ運だけは良いようなので、宝くじでも買って来ましょうかね~(笑)。


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欲深い甘夏狩り(笑)♪

「食料捕獲作戦!」というタイトルのこのブログ。
基本的には野山や海や川を駆け巡り「タダの食料」をゲットすることをメインテーマにしています。

まあ、貧乏人なのでいつもは狩ったり釣ったり獲ったり採ったりして「タダの食料」をゲットしている訳ですが、今回は通常と違います。
なんたって「人が手間暇かけ苦労して作った甘夏柑を好きなだけ取っていい!」という夢のようなお誘いが舞い込んできたからです♪

ハンターと言う人種は、一般の方と比べて猟欲(何かを獲ろうとする欲)がかなり強い人種なので、「獲り放題」とか「釣り放題」とか「狩り放題」なんていう言葉をぶら下げられるとひとたまりもありません。
「うひょ~っ!行く行く!!」
二つ返事でOKの返事をします。

お招きいただいたのはハンター仲間の岡村さん(仮名)。
岡村さん(仮名)ご夫妻は某超大手有名企業にお勤めでしたが脱サラをして、現在は専業農家として様々な作物を栽培されています。

「この甘夏出荷されているんでしょ?オレ達が採っても構わないんですか!?」
「夫婦2人じゃ収穫しきれなくて、結局シーズン終わりには熟しすぎて出荷できなくなるから喜んでもらえる人に採ってもらった方がこちらもありがたいの。好きなだけ採ってください」
と太っ腹なお言葉。

「採り放題」キタ~!!
「放題」大好き人間としては堪りません(笑)。

2016.04.26ミカン狩り8
同行したハンター仲間の数人で甘夏の樹に群がります。

なんかミカンの黄色って葉っぱの緑に映えて癒されるね。
2016.04.26ミカン狩り9

それに白くて小さな花の愛らしいこと♡。
2016.04.26ミカン狩り10

なぁ~んて言っていたのも最初の30分まで。
上を向き高枝切りバサミで大きな甘夏を切って摘んで落下させないように静かに平地に置くことを繰り返し、切った枝がミカンの表面を傷付けないようにきれいにヘタを切り揃えて収穫バックに入れ、溜まったらコンテナに移し替えるために何度も山の斜面を往復します。
甘夏の樹が生えているのはデコボコの斜面で、そこに踏ん張って上を向いて収穫したり、溜まったミカンを運ぶだけで汗が吹き出します。

時々休憩して甘夏をいただきながら、ふと下を見るとこんなものが。
2016.04.26ミカン狩り2
これはサルが甘夏を食べた跡。
「へぇ~、人間と同じように皮をむいて食べるんだね」

これなんか、岩に腰かけて食べている様が目に浮かぶようですね。
2016.04.26ミカン狩り5

ちなみにカラスやヒヨドリなんかの鳥類が啄んだらこんな感じになります。
2016.04.26ミカン狩り3
イノシシの足跡はドカドカと付いているし、こりゃ被害も相当なものだろうなぁ。

「ウチの甘夏は美味しいから、他所の畑は襲われずにウチのが真っ先に狙われるんだよ」
「そっかぁ、こんなに重労働なのに収穫物を野生鳥獣に持って行かれたら大変ですよね」


実はミカン狩りを始める前に周囲の山を少し見ていたのですが、その時木の枝が不自然に揺れたのです。
2016.04.26ミカン狩り6

少し山に近付くとやはりサルの姿。
2016.04.26ミカン狩り1

分かりやすいように丸印を付けてみました。
2016.04.26ミカン狩り7
写真を撮ろうとすると、周囲にサルの警戒音が鳴り響き、少なくとも5~6頭のサルが目視できたので、実際はかなりの数のサル群がいたようです。


ミカン狩りは3時間ほどで2本の樹の実を収穫したのですが、終わる頃には肩や背筋が引き攣り、汗だくになっているような状態でした。
終盤は握力が弱って高枝切りバサミを扱うのもしんどくなってきたので、樹の幹に登ってミカンを収穫していたら、減農薬栽培のため超苦手な毛虫攻撃!

それでも猟期の笑い話やバカ話を皆でワイワイとしながら収穫すると、作業のキツさも少し忘れるようでした。
「いつもは夫婦2人で黙々と作業しているから、今日は本当に楽しかった」
と岡村さん(仮名)ご夫妻。

そうかぁ、「日本の民謡は作業の辛さを忘れるために唄ったものが起源になっている物が多い」という話を聞いたことがあるけれど、機械も何もなかった時代は全部手作業だったから、歌でも唄っていなけりゃやってられなかったんだろうなぁ。


2本の樹を収穫するとこれくらい。(軽トラにも載っています)
2016.04.26ミカン狩り4
すごい量だ!

皆で分けても相当な量があり、私は欲深く車に積める限界の4コンテナもいただいてきました♪
帰宅してご近所さんや知り合いにお裾分けすると、物々交換で野菜をいただいたりで更に食材が増えるわらしべ長者現象(笑)。

ゆっくりとお風呂に浸かると筋肉痛が心地良く、一心不乱に植物と向き合っていたからなのか頭の中のストレスがきれいさっぱりと無くなっていることに気付きました。
ふう、なんか楽しかったなあ。


岡村さん(仮名)、今回は大変お世話になりありがとうございました!


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熊本地震

4月14日に熊本地震が発生しました。

お亡くなりになられた犠牲者の方々並びにご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災され未だ避難生活を余儀なくされている被災者の皆様にお見舞い申し上げます。


私の住んでいる場所でも14日の前震で震度4、16日の本震で震度5弱を観測しました。

で、私は14日の最初の地震の時に何をしていたかと言うと、夜釣りをしていました。
2016.04.21熊本地震1

前回に続きアナゴ釣りをしていたのですがアタリも少なく、たまに何か釣れたと思ったらウミヘビ。
2016.04.21熊本地震2

「う~ん、なんか今年はおかしいな・・・」
などと思っていたら、大きめのアタリ!

置き竿にしていた竿先がズズズと引き込まれそうになったので、急いで竿を掴み合わせをくれます。
「よっしゃ!乗った(針掛かりした)。久しぶりに良いサイズのアナゴみたいだ♪」

同時にギュインギュインギュイン!!と、けたたましく鳴り響くスマホ。
「なんだぁ、この音は!?」
と片手に竿を持ちながら、胸ポケットに入れていたスマホを見ると、緊急災害マークのようなものが現れて「地震が発生しました。強い揺れが来ます!」などと喋っています。

「マジか!?」
とりあえず岸壁から2メートルくらい下がって急いでリールを巻き上げます。
2016.04.21熊本地震3
中サイズだけど、良く太って美味そうなアナゴをゲット♪

「さあ、いつ揺れる?」
と身構えていると、隣で釣っていた顔見知りの常連さんが近寄って来られて「揺れたね~」などと声を掛けられます。

「へ!?揺れましたか? ちょうどアナゴを釣り上げている最中で気付きませんでした・・・」
「いや、すごく揺れたよ。オレは津波が怖いからすぐに帰るよ」

たまたまアナゴと格闘している最中だったからなのか、震度4の地震に全く気付かず!!
なんてこったい・・・。

すぐに電話は通じなくなったけれど、ネットは使えたので片付けをしながらカーラジオとスマホで情報収集。
津波の心配はない様だったけれど、色々な事が不安だったのですぐに撤収して帰宅しました。


私は全く被害もなく無事でしたが、会社の同僚の方の実家が震源地に近い場所にあり家屋半壊。
その他にも親戚の方がケガをされたりと身近な方の被害が多少ありました。


まだまだ余震が続いていますが、被災された方々が心穏やかに暮らせるように一刻も早い復興を願います。


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私が護るわ♪

我が家のシシ犬(イノシシ猟に使う猟犬)ふーちゃんはとってもフレンドリー♪
2016.04.12ふじ1

シシ犬は、「飼い主以外は手を出せません!」というちょっと怖い感じの犬も多いので、ふーちゃんを見た人は「本当にシシ犬なの?」と信じられない様子で尋ねられる方もいるくらい(笑)。

怪しい人には吠えますが、「オレの友達だよ」と言うと尻尾を振って近寄って行きます。
2016.04.12ふじ2
「こんにちわ、私ふじ♪」
しかも笑いながら(笑)。

そして少し撫でてもらった後は、必ず人に背を向けて座ります。
「なぜふーちゃんは後ろ向きに座るの?」

「ふじは猟犬だからいつもハンターの前でイノシシの探索を行っている。そしてイノシシを発見すると激しく吠え立ててイノシシがいることを教えてくれるんだ。
イノシシが捲ってくる(ハンターに向かって突進してくること)かもしれない。そんな時に備えて背後のハンターを守ってくれているんだ。
つまりそうやって座るのはキミの事を守ってくれている証拠だよ」

「ジ~ン、ちょっと感動!!」
な~んて感じで皆さん感動されるのですが、これはデタラメで真実は異なります。


本当の理由はこれ。
2016.04.12ふじ3
(私が寂しいので)いつも食後30分くらい家の中に入れてやるのですが、そこで「スペシャルマッサージ」と称して、少し背中や腰回りを揉んであげているのです。

「はぁ~、極楽だわ♪」
はい、つまり背中を向けて人の前に座るのはスペシャルマッサージをおねだりしているからです(爆)!

まだ猟犬として体が出来上がっていない幼少時に、猟へ行き山を駆け回った後、筋肉がパンパンに張っていたのがきっかけで揉み始めました。
山へ行くと人(私の事ね)も同じく筋肉痛になっているから、どちらかと言うと人間の方が揉んでほしいくらいなんですけど・・・。
甘過ぎですね(笑)。


デタラメ言ったお詫びにふじの変顔。
2016.04.12ふじ4
皆さん、許してちょ♪


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ヒョウモンダコ、そして地球温暖化について少し考える

さて、クイズです!
ここになんの生物が写っているか分かりますか?
2016.04.11ヒョウモンダコ2

ここのマル印の中にいるんですが、潜りをしている私も分かりませんでした。
2016.04.11ヒョウモンダコ1


答えはヒョウモンダコ。
2016.04.11ヒョウモンダコ3
長崎県で漁師をしている兄貴から送ってもらった写真で、これは駆除後のもの。

唾液腺にフグ毒と同じ成分のテトロドトキシンを持っていて、噛まれると大変危険とのこと。
最近では「殺人ダコ」として時々報道されていますね。

本来は南方系のタコだったのですが、地球温暖化が進んで海水温が上がり、一昔前では見られなかった地域でも広範に発見されています。
私の住んでいる地域でも、海水浴場や漁港や海の近くの小学校などで「触るな!危険!!」というポスターを見たことがあります。
(私はまだ実物を見たことがありません)


しかし温暖化と共に海の中の生物相がかなり変わってきているのも事実で、最近ではこんなものも釣れたそう。
2016.04.11モンガラハギ1
南方系のモンガラハギ。
食べると美味しいらしいけど、身にシガテラ毒を持っていることがあるので市場に出回ることはありません。


私も実際に海に潜ると、一昔前はいなかった見慣れない魚がたくさんいて戸惑う事がよくあります。
明らかに熱帯系のものです。

地球温暖化は様々な要因が複雑に絡み合っているので、単純に「こうすればいい」という類のものではないんでしょうけれど、人々が少しだけ自然の事について興味を持ってくれるだけで結果は相当に異なってくると思うのです。

まあ、寄付金や金儲けだけが目当ての、ロクな知識も経験も公平に物を観る眼も持っていない一部の浅薄な自然保護団体なんかには辟易しますけどね。


単純に「温暖化が悪い」とは言いませんが、これから日本の海は(山もだけど)どうなっていくのでしょうね・・・。

「この魚が美味かった!」なぁ~んてバカな事を書くくらいしか私に出来ることはないのですが、より良き方向へ向かう事を願います。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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