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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

走る!

鳥撃ちに行っていたある日の事。

「ん!?」
違和感を感じ車をUターン。

「うおっ!!やっぱりイノシシ!」
2016.01.28走る!2
30kg程の小さなイノシシが2頭で田んぼに出てきて餌を食べています。
時間は16時になっていないくらい。

だけどここ、鳥獣保護区なんですよね。
どうしようもないから親父に運転を変わってもらいカメラを手にします。

それまでは平気な顔をしていたのに、車が停まると猛ダッシュ!!
2016.01.28走る!4
他にも車は通っていたのに私たちが乗る車にだけ反応しました。
他の車とは違う行動と、窓から見えるカメラのレンズに危険を感じたのでしょう。
やっぱり野生動物は敏感なものですね。

「走る~、走る~、オレ~達!」
という歌が一昔前ありましたね(笑)。
2016.01.28走る!1
山沿いの田んぼの横をかなりの距離走り、しばらく並走してから山の中へと消えて行きました。

まあしかし、鳥獣保護区だったからどうしようもありませんねぇ。
美味そうなイノシシだったんだけどなぁ。

しかしおもしろいものが見れたので満足です♪


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
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寒波襲来!!

大寒波到来とのことで、あまり雪の積もらない私の居住地域でも30センチの積雪予報。

今日はさすがに大物猟はやらないだろうと思って朝寝坊していると
「早く来い!もうみんな出発しているぞ」
と集合招集。

外を見るとチラチラと降り始めてはいるけれど、確かにまだ雪は積もっていない。

半ば「ウソだろ!?」と思いつつも、「こんな大雪予報の日に猟をするぞ!」というメンバーの方には痺れましたね、色々な意味で(笑)。
いやぁ~、こんなすごい熱意を持った先輩方に囲まれて本当に幸せだ(涙)♪

「この気温じゃ凍り付いて見切りも出来ん。気配が濃い場所へ直行!サッサと競ってサッサと引き上げるぞ!!」
2016.01.25雪6
という事で山へ行ったけど、どっさりと雪は積もっているし、前が見えないくらいに吹雪きだしたのであえなく撤収(笑)。

外気温マイナス7℃。
2016.01.25雪4
私の住んでいる場所ではこんな気温はなかなか見れません。

帰宅途中に幹線道路にも雪が積もり始め、4WDの私の車も滑り始めます。
「う~ん、結構やばいな。ノーマルタイヤだしチェーンは積んでいないんだよね・・・」
応急処置としてタイヤの空気を抜き、タイヤが変形するくらいまで空気圧を落として接地面積を増やします。
(あくまでも応急処置。アイスバーンなどでは役に立ちません)

冷や冷やしながらも何とか無事に帰宅。
幸い自宅近くはあまり積もっていませんでした。
2016.01.25雪3
山へ行って駆け回るつもりだったふーちゃんは不満そう(笑)。

しかし初めて見る雪に大興奮し、喜んで庭を駆け回ります♪
2016.01.25雪1
ふじ、今度はキチンと準備をして雪の山を駆け回ろうな。


この寒さのせいか、ふーちゃんとニャンコ(仮名:毛皮)の距離も相当に縮まりました。
2016.01.25雪2

ま、悪い事ばかりじゃないよね♪


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嵐の前の鴨撃ち

みぞれ交じりの雨で大物猟が中止になったので鳥撃ちに行ってきました。
雨だとブッシュの中のキジは競ることが出来ないので、必然的に鴨撃ち中心になります。

朝一で川にいたカルガモ発見!
半矢で落とし、川岸の竹藪に潜り込まれます。
2016.01.25雪の鴨撃ち1
こんな時はブリタニースパニエルのジャンにおまかせ!
倒れた竹の下に潜り込んだ獲物を、ほぼ百発百中の確率で回収してくれます。
(竹の下を流れに逆らって泳いでいるのが分かりますか?)

ところが今回はジャンが咥えようとした寸前に半矢のカルガモが飛び立って逃げてしまいました。
「え?うそだろ!羽根が折れた感じだったのに・・・。いや、でも力尽きてすぐ近くに落ちるハズ!」
飛び立った先を視線で追いますが、近くに落ちると思っていた目論見は外れ、遥か遠くの山向こうに飛び去ってしまいました。
「だあぁ、失敗した!止め矢を撃っておけばよかった」

それからいつもの池を覗いて回りますが、かつてないほどに鴨の姿が見えません。
翌日から大寒波が来るとのことで、凍って閉じ込められてしまう惧れのある小さな池は避け、大きな湖や川に避難しているのでしょう。
2016.01.25雪の鴨撃ち2
雨は雪に変わり、山間部は気温もドンドンと下がって行きます。

「このぶんじゃ、早めに帰らないと雪が積もって帰れなくなるぞ」
と親父と話しながらも鴨が全然いません。
野生動物は大きく気候が変わる前などは行動パターンがガラッと変わるのが常なのですが、これほどまでに鴨の姿を見付けられなかったのは狩猟を始めて初めての事です。

それでこちらもいつもと大きく行動パターンを変えて鴨を探します。
2016.01.25雪の鴨撃ち3
今まで行ったことの無いような大きな湖や川の、銃の射程に入り回収出来そうな場所の鴨がターゲット。
通常なら半矢にしたり、回収に手間取ったりするので狙わない場所です。

苦労しながらも最終的には真鴨を2羽とコガモを1羽ゲット!
2016.01.25雪の鴨撃ち4
ふぅ!

今回の鳥撃ちはかつてないくらい苦戦しましたが、親父の長年の経験に助けられました。
私はまだまだ修業が足りませんね。

勉強になりました。


今日も自然の恵みに感謝です。


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美味っ!!鴨のすき焼きはベリーレアで♪

うう、今週も寒いですね!
凍えそうだ!!

こういう日はやはり鍋物が食べたい♪
久しぶりに鴨のすき焼きがいいね~。

では、まずは鴨を獲ってきます。
2016.01.21鴨スキ7

「ええ~、鴨をすき焼きにするの!?味が濃いし、せっかくの鴨肉なのに鴨本来の美味さを殺してしまうんじゃないの?」
と思われる方も多いかと思います。(私も以前はそう思っていました)
しかし先輩ハンターから美味しい食べ方を教えていただいて以来、大好物の食べ方の一つになりました。

まず捌いて骨と身に分け、骨は少し油でいためてからすき焼きの割り下でグツグツと煮込みます。
少し煮て骨からの旨味が出た所に野菜を投入して更に煮込みます。

胸肉などのお肉は最後に投入!
2016.01.21鴨スキ1

水菜などを入れて蓋をし、お肉にわずかに熱を通すくらいで火を止めます。
2016.01.21鴨スキ2

これくらいかな。鴨肉は火を通し過ぎるとパサパサするし、レバーっぽい味になります。
2016.01.21鴨スキ3

骨からエキスが出て甘辛い味に良く合いますし、レアだとお肉の旨味も負けずに楽しめます♪
2016.01.21鴨スキ5

そして最後に再びうどんを入れ、今度は良く味が染み込むように煮込んで〆。
鴨の脂が染み込んだうどんがまた良いんですよね。

はぁ~、美味しかった♪
今日も自然の恵みに感謝です。


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山中のミカン

狩猟の為に山を歩くと、山中に栽培放棄されたミカンの木を見付けることがしばしばあります。
2016.01.19ミカン2
農家の方も高齢化が進んだり、手軽にコンビニで美味しいスイーツが買える時代なので、手間暇かけてミカンを栽培しても売れないし割に合わないのでしょう。


そして山の中で見つけた、ちょっと変わったミカンの木。
2016.01.19ミカン1
変なのが分かりますか?
ミカンの実はあるのに下の方の葉っぱが無くなっています。
最初は「うっ!?この時期に毛虫が発生したのか?」とも思いましたが明らかに違います。

これは鹿が届く範囲の葉を食べたためです。

この木を見て以前農家の方と話したことを思い出します。
「鹿がなぁ、ミカンの実は食べずに葉っぱだけ食べてしまうんじゃ。すると木が弱って枯れてしまうんじゃ」
なるほど~、納得!!


熟して落ちたミカンの実はイノシシの絶好の餌になりますし、木に生った状態でもヒヨドリが突きます。
そして葉っぱは鹿の大好物。

有害鳥獣が増えたという現状がありますが、この様な人間の負の遺産が野生鳥獣を人間の近隣におびき寄せ、増やしている現状もあります。
野生の硬くて苦い実や葉を食べるよりも、山の中に品種改良されて美味しい食べ物があるわけですから、そりゃこちらを食べますよね。

そしてこれらが栽培されていた場所は少しだけ人の住む集落から離れた場所で、まだ耕作している田畑が周囲に多く存在します。
そんな田畑で栽培されている農作物が更なる野生鳥獣の被害に遭うわけですね。

田畑の周囲に長大なフェンスや電柵を張ったりするよりも、この様な野生鳥獣を呼び寄せる原因を潰してしまう事が先だと思うのですが・・・。
2016.01.20鹿用電柵1

まあ、農業従事者でもない私が言う事ではないですよね。


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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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