みぞれ交じりの雨で大物猟が中止になったので鳥撃ちに行ってきました。
雨だとブッシュの中のキジは競ることが出来ないので、必然的に鴨撃ち中心になります。
朝一で川にいたカルガモ発見!
半矢で落とし、川岸の竹藪に潜り込まれます。

こんな時はブリタニースパニエルのジャンにおまかせ!
倒れた竹の下に潜り込んだ獲物を、ほぼ百発百中の確率で回収してくれます。
(竹の下を流れに逆らって泳いでいるのが分かりますか?)
ところが今回はジャンが咥えようとした寸前に半矢のカルガモが飛び立って逃げてしまいました。
「え?うそだろ!羽根が折れた感じだったのに・・・。いや、でも力尽きてすぐ近くに落ちるハズ!」
飛び立った先を視線で追いますが、近くに落ちると思っていた目論見は外れ、遥か遠くの山向こうに飛び去ってしまいました。
「だあぁ、失敗した!止め矢を撃っておけばよかった」
それからいつもの池を覗いて回りますが、かつてないほどに鴨の姿が見えません。
翌日から大寒波が来るとのことで、凍って閉じ込められてしまう惧れのある小さな池は避け、大きな湖や川に避難しているのでしょう。

雨は雪に変わり、山間部は気温もドンドンと下がって行きます。
「このぶんじゃ、早めに帰らないと雪が積もって帰れなくなるぞ」
と親父と話しながらも鴨が全然いません。
野生動物は大きく気候が変わる前などは行動パターンがガラッと変わるのが常なのですが、これほどまでに鴨の姿を見付けられなかったのは狩猟を始めて初めての事です。
それでこちらもいつもと大きく行動パターンを変えて鴨を探します。

今まで行ったことの無いような大きな湖や川の、銃の射程に入り回収出来そうな場所の鴨がターゲット。
通常なら半矢にしたり、回収に手間取ったりするので狙わない場所です。
苦労しながらも最終的には真鴨を2羽とコガモを1羽ゲット!

ふぅ!
今回の鳥撃ちはかつてないくらい苦戦しましたが、親父の長年の経験に助けられました。
私はまだまだ修業が足りませんね。
勉強になりました。
今日も自然の恵みに感謝です。
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP↑会場でパネル展示していただいています。
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