fc2ブログ

食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

猪のシャブシャブ

ハァ~、最近夜は寒くて晩御飯には鍋物ばかり食べています。
まあ、メイン具材は猟で獲ってきたお肉なんですけどね。

今日は大好きなイノシシのシャブシャブ。
2015.01.29猪シャブ1

50kgのメスイノシシのバラ肉とモモ肉を使いました。
スライサーで切るほど薄く切れないので肉切り包丁で適当な薄さにスライス。

後は普通にシャブシャブでいただきます。
2015.01.29猪シャブ2

ちなみに他の具材は、山で採ってきたヒラタケとキクラゲ、戴きものの白菜と大根とネギ。
最高に貧乏で、最高に贅沢な鍋(笑)。

本当に美味しいイノシシは臭みも無く、肉に深い旨味がある上に脂身が甘くとても美味しいです♪
こんなイノシシはお肉の美味さをシンプルに味わえる料理が良いですね。

〆はイノシシの旨味がたっぷり出たスープで作る雑炊!
これが最高♪


ハフハフと鍋をつつきながら、出猟した時の出来事なんかをボンヤリと考えます。
「あそこの山には尾根筋がこういう風に走っていて、あそこら辺に寝屋があった。餌を食べていたのは孟宗竹のタケノコで、通し(獣道)はこう伸びていた・・・」

まあいいや、美味しいものを食べてお腹も一杯になってきたし、酔いも回って眠くなってきたから考えるのも面倒になってきた。
そろそろ寝よう・・・。


ちょっと本音を言えば、猟期が始まって約3ヶ月間ずっとお肉を食べ続けているので、少し飽きているのも事実ですが・・・。

ああ、お魚食べたいなぁ(笑)。


今日も自然の恵みに感謝です。


狩猟の魅力まるわかりフォーラム facebookサイト
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)

↓コンロのカセットボンベが一番高価やね!!と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



ソックス履いてる・・・

本日はちょっと小ぶりな38kgのオスイノシシをゲット!
2015.01.26ソックス1
「5~6頭入っている」と見切った通り、結構たくさん獲物は出たのですが、巧く待ち場に掛かりませんでした。
残念!

で、仕留めたこの獲物がちょっと変わっています。

どこが変わっているかというとここ。
2015.01.26ソックス2
足先が白いですね。

後ろ足は両方とも白く、まるで靴下を履いているよう。
2015.01.26ソックス3


これは別の個体なのですが、時々体のどこかに白い模様の入ったイノシシが獲れます。
2015.01.26ソックス4

これはイノブタの血が入った個体だとかアルビノ系の突然変異だとか幼少時に栄養不良だった個体だとか言われていますが、確かなことは分かりません。


しかしこの地域では20年以上前に、実際に養豚畜舎が台風で壊れて豚が大量に山に逃げ出したことがあって、それから暫くは200kg近い体重のイノブタが獲れ続けたそうです。

「撃っても撃っても弾が効かなくってなぁ、そりゃ恐ろしかったんだぞ!」
そんな事を語ってくれる先輩ハンターの表情は、いつも冗談を言っている時と異なり笑みが消えていました。

もしかしたらこのイノシシもその時繁殖したイノブタの末裔なのかもしれませんね。

でもちょっと体重200kgのイノブタって野生の状態で見てみたい・・・。
きっと相当に恐ろしいでしょうねぇ。


今日も自然の恵みに感謝です。


狩猟の魅力まるわかりフォーラム facebookサイト
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)

↓白かろうが黒かろうが結局食べたんやね!!と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

崖際の攻防

ずっと続いていた微熱が治まり久しぶりの出猟!
実は尿の潜血は続いているのですが、色々調べてもはっきりした原因は分からず「それならストレス解消に山へ行こう♪」と思ったのです。(←バカ)

今日の場所は過去に失敗した事のある場所。(過去記事はこちら

かなり傾斜が急な山なのでゼイゼイ息を切らせながら待ちに付きます。
「うう、キツイ。やはりまだ体が本調子とは程遠いぞ…。」

今日の待ちはこんな感じ。
2015.01.25崖際の攻防3
手前に向かって延びる通し(けもの道)と、前方を横断する通しが交差する場所で待ち受けます。
ちなみにこの右手側に降りると断崖絶壁になっています。

事前の見切りでかなりの数が入っていることは分かっていたのですが、勢子長と若き勢子が犬を入れるとすぐに起こし鳴き!
勢子長と若き勢子がそれぞれ立て撃ち(犬が止めてくれた獲物を勢子が撃つこと)でイノシシをゲット!!

「まだいるから気を付けてよ」
という連絡を受けて緊張感を維持したまま待機。

数発の銃声。

そしてバリバリという音と共に、私の受け持つ通しを猛スピードで駆け下って行きます。
ドカッ!
2015.01.25崖際の攻防8

即倒!!
「40kgくらいのイノシシ倒しました」
メンバーに連絡をして血抜きのためにナイフを抜き近付くと、倒れていたイノシシが起き上がって逃げ出そうとします。

ギョッとして慌ててナイフと猟銃を持ち替え、止め矢を放ちます。
2015.01.25崖際の攻防6
「ふぅ~、やれやれ。前回と同じく半矢で逃げられずに良かった・・・」

ホッとして再度ナイフを手にして近付きますが、再びヨロヨロと瀕死の足取りで逃げ出しました。
2015.01.25崖際の攻防9

「確かに中ったのに何故!?それにこの方向だとバックストップ(弾が外れた場合に安全が確保できる安土)が確保できずに撃てないぞ・・・」
疑問が浮かぶよりも冷や汗が出そうになりながら急いで後を追います。
もうこの先は断崖絶壁で、イノシシが崖下に落ちてしまう惧れが大きかったからです。

あと2メートルほど移動したら崖に落ちるという場所で、回り込んでなんとかバックストップを確保して追撃。
2015.01.25崖際の攻防1
「あ、危なかった・・・。なんとか崖下に落とさずに止めることが出来て本当に良かった・・・」

確認すると私の撃った1発目は脚の付け根に着弾。
2発目は前回と同じく鼻の付け根、3発目でようやく頭蓋に中っていました。


そして問題がもう一つ・・・。
「中腹の獣道まで引き上げるには山が急すぎて無理だし、こんな崖の側からどうやって降ろそうか?」
と悩みますが、ロープを繋ぎ合わせてゆっくりゆっくり崖を降ろしました。
2015.01.25崖際の攻防2
後ろを振り返るとこんな崖。

結局1時間ほどの短期決戦で40kg~60kgのたっぷり脂の乗ったメスイノシシばかりを4頭ゲット!!
偶然かと言われれば実はそうではないのです。

この時期は発情期になってメスを追いかけまわしているオスイノシシから逃げるために、メスイノシシばかりが固まっていることがあるのです。
見切りの結果、メスばかりいる場所を競って作戦通りにゲットできたのでした。


あまりにも1ラウンド目が早く終わったのでもう1ラウンド。
2015.01.25崖際の攻防5
今回は私もふーちゃんと一緒に勢子として山に入りますが、獲物は出たものの上手く待ちにかからず終了。


まあしかし、充分な獲物も授かったし、誰もケガも事故もなく終了できたので上出来です。
2015.01.25崖際の攻防10


今日も自然の恵みに感謝です。


狩猟の魅力まるわかりフォーラム facebookサイト
狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)

↓進歩無いねっ!!と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

只今勉強中!

仕留めた鹿の匂いを嗅ぐふーちゃん。
2015.01.22勉強中1

実は幼少期にはそれなりの数のイノシシに当てていたのでイノシシの匂いは覚えていたのですが、鹿には猟期になって初めて出会ったので鹿の匂いは覚えていなかったのです。

実際に初めて山で鹿と遭遇した時は分かりませんでした。
5メートルの距離の藪の中にすくんでいた鹿が飛び出した時には「なんだ?なんだ?」と、動くものに反射的に反応して付いて行った感じです。
私も脱包(銃から弾を抜いた状態)していたので何も出来ず…。

それで鹿の匂いを覚えるために学習中の図です(笑)。

本当は罠にかかった実物と遭遇させると良いのだけれど、これから山を引くとすぐに匂いも覚える事でしょう。


それにしてもへっぴり腰なのがかなり笑えます。


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)

↓本当にかなりのへっぴり腰だね!!と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

異形

とある場所で見た立派な鹿角。
2015.01.21異形3
ところがこの鹿角がどこか変。

普通の鹿角はこんな感じ。
2014.11.11鹿スープ4

どこが変かと言うとここら辺り。
2015.01.21異形4

並べて飾っているものにはこんな角もありました。
2015.01.21異形2
先端が変形していますね。


あまり知られていませんが、鹿の角は毎年生え変わります。(あんな大きな角が一年で伸びること自体が信じられない)
角が延びる時は袋角という柔らかい袋に包まれた状態で伸びるので、その時に傷付いたりして変形したのでしょうね。

しかしこのスケルトンを見た時はさすがに驚きました。
2015.01.21異形1

画面左の角は2本生えています。
こんな角は初めて見ましたね。

突然変異とも奇形とも取れるこの様な種が固定されていくと、新種になるのでしょうか。

生物の体には不思議な事がいっぱいです。


狩猟の魅力まるわかりフォーラムHP
鳥獣対策総合案内コーナー(鳥獣対策、狩猟へのご案内など)

↓鬼みたいだね!!と思った方はクリックプリーズ(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
カレンダー
12 | 2015/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード