ずっと続いていた微熱が治まり久しぶりの出猟!
実は尿の潜血は続いているのですが、色々調べてもはっきりした原因は分からず「それならストレス解消に山へ行こう♪」と思ったのです。(←バカ)
今日の場所は過去に失敗した事のある場所。(
過去記事はこちら)
かなり傾斜が急な山なのでゼイゼイ息を切らせながら待ちに付きます。
「うう、キツイ。やはりまだ体が本調子とは程遠いぞ…。」
今日の待ちはこんな感じ。

手前に向かって延びる通し(けもの道)と、前方を横断する通しが交差する場所で待ち受けます。
ちなみにこの右手側に降りると断崖絶壁になっています。
事前の見切りでかなりの数が入っていることは分かっていたのですが、勢子長と若き勢子が犬を入れるとすぐに起こし鳴き!
勢子長と若き勢子がそれぞれ立て撃ち(犬が止めてくれた獲物を勢子が撃つこと)でイノシシをゲット!!
「まだいるから気を付けてよ」
という連絡を受けて緊張感を維持したまま待機。
数発の銃声。
そしてバリバリという音と共に、私の受け持つ通しを猛スピードで駆け下って行きます。
ドカッ!
即倒!!「40kgくらいのイノシシ倒しました」
メンバーに連絡をして血抜きのためにナイフを抜き近付くと、倒れていたイノシシが起き上がって逃げ出そうとします。
ギョッとして慌ててナイフと猟銃を持ち替え、止め矢を放ちます。

「ふぅ~、やれやれ。前回と同じく半矢で逃げられずに良かった・・・」
ホッとして再度ナイフを手にして近付きますが、再びヨロヨロと瀕死の足取りで逃げ出しました。

「確かに中ったのに何故!?それにこの方向だとバックストップ(弾が外れた場合に安全が確保できる安土)が確保できずに撃てないぞ・・・」
疑問が浮かぶよりも冷や汗が出そうになりながら急いで後を追います。
もうこの先は断崖絶壁で、イノシシが崖下に落ちてしまう惧れが大きかったからです。
あと2メートルほど移動したら崖に落ちるという場所で、回り込んでなんとかバックストップを確保して追撃。

「あ、危なかった・・・。なんとか崖下に落とさずに止めることが出来て本当に良かった・・・」
確認すると私の撃った1発目は脚の付け根に着弾。
2発目は前回と同じく鼻の付け根、3発目でようやく頭蓋に中っていました。
そして問題がもう一つ・・・。
「中腹の獣道まで引き上げるには山が急すぎて無理だし、こんな崖の側からどうやって降ろそうか?」
と悩みますが、ロープを繋ぎ合わせてゆっくりゆっくり崖を降ろしました。

後ろを振り返るとこんな崖。
結局1時間ほどの短期決戦で40kg~60kgのたっぷり脂の乗ったメスイノシシばかりを4頭ゲット!!
偶然かと言われれば実はそうではないのです。
この時期は発情期になってメスを追いかけまわしているオスイノシシから逃げるために、メスイノシシばかりが固まっていることがあるのです。
見切りの結果、メスばかりいる場所を競って作戦通りにゲットできたのでした。
あまりにも1ラウンド目が早く終わったのでもう1ラウンド。

今回は私もふーちゃんと一緒に勢子として山に入りますが、獲物は出たものの上手く待ちにかからず終了。
まあしかし、充分な獲物も授かったし、誰もケガも事故もなく終了できたので上出来です。

今日も自然の恵みに感謝です。
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