我が家に来て5週間足らずのふーちゃん。
少しずつ猟犬の片鱗を見せながら、スクスクと大きくなっています。
ちょっと大きくなるのが早過ぎる気もしますが…(笑)。

これは少し前の、初めてペットシーツを買って来た時の様子。(ペットシーツなるものを初めて買った)
サラサラした食感が気持ちいいのか、オシッコをせずに寝転んでしまいました。
すぐにビリビリに破かれましたが…(涙)。

顔付きも大人っぽくなって、お鼻も伸びてきました。
生後1ヶ月頃の写真を見ると「この子は将来パグのような顔になるんじゃないだろうか?」と密かに心配していたのですが…(笑)。


(共に若き勢子撮影。一番左がふーちゃんです)
そのふーちゃんを初めてのワクチン注射のために猟友会御用達の獣医さんに連れて行くと笑われてしまいました。
「わはは!ちゃん付けで呼んでたりしたらシシ犬は務まらんよ。人によっては名前を付けなかったり、一、二、三と番号で呼んでいるくらいだからね」
シシ犬はイノシシの牙でやられて命を落とすこともあるので、情が移らないようにそんな飼い方をしているハンターがいるのも事実です。
「先生、オレには無理です。とてもそんな飼い方は出来ません」
「ふむ…」
豪放に笑っていた先生の目が少し真剣になります。
ワクチン注射を済ませ、一通り診察と体重測定をしてフィラリアの薬をもらって終了。
「この子はきっと良い猟犬になるよ。万が一ケガをしたらすぐに連れておいで」
「はい」
実家ではずっと犬を飼っていたので「犬がいる」というのが当たり前の環境で育ったのですが、犬がいる生活というものは本当に良いものです。
仕事から帰って来ると尻尾をブンブンと振りながら「ヒュンヒュンヒュン」と声にならない声で鳴いて喜んでくれるし、たまに付合い酒で遅くなったりすると眠そうにしながらも駆け寄って出迎えてくれ、体を震わせながら擦り寄って来ます。
膝の上に乗って私の手を甘噛みするふーちゃんに言い聞かせます。
「いいか、ふーちゃん。キミはイノシシ猟をする猟犬だから将来山でイノシシと出会う事になるだろう。
しかしイノシシを見つけても闘ったりしちゃダメだぞ。こっそり逃げ帰ってくるんだ」
親バカかもしれませんが、本当にそう思います(笑)。
そうやってふーちゃんと遊んでいると、ふーちゃんの生家の若き勢子と酒を飲んだ時の話を思い出します。
「出猟の準備ができて、最後に猟犬に首輪を付ける時にギュッと抱きしめてやるんだ。今日もケガをしないように気を付けろよっておまじない代わりにね」
そっか~、キミは犬が心配だからいつもいつも物凄い距離を駆け回っているんだね。
オレも頑張らないといけないな…。
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