大物猟をお休みして、今猟期初めての鳥撃ちに行って来ました。
その中での一コマ。

産まれてこの歳になるまで見つめてきた親父の背中。
物心ついてから少年時代、青年時代とずっとこの背中を見つめ続けてきた。
思い返すに、親父はいつもいつも狩猟で獲ってきた獲物や、潜ったり釣ったりして獲ってきた大きな魚をぶら下げていたような気がする。
日本社会の親父達の地位が堕落して久しいが、この姿を見ると狩猟採集生活を行っていた太古の昔、自分の生命活動を維持する食物を獲って来て家族を養っていた父親という存在は絶対無二のものだったのだと思う。
単純な腕力や脚力では遥か以前に親父を追い越していると思うが、「獲物を獲る」という事において私はまだまだ親父に遠く及ばない。
親父が狩猟に費やした時間や労力、親父が教えを請うた先輩ハンター達の教え、さらにその先人達の経験や知恵。
それらの伝承が獲物を獲らせてくれているのだ。
齢七十、親父のこの後姿を見る時間もあまり残されていない…。
しっかりと瞼に焼き付けておこう…。
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