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食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

今年のハゼは厳しい感じ~。

そろそろ釣れている頃だろうと秋の楽しみであるハゼ釣りに出発!


前回はまったく釣れなかったけれど、単に暑すぎただけなんだよな。」
などと自分に言い聞かせ、前回とは違う釣り場に来たけれど、釣れるのはこんなお魚や…
2013.09.29ハゼ釣り6
(チビッ子クサフグ)

こんな魚ばかり。
2013.09.29ハゼ釣り1
(シマイサキの子供)


よくこんな小さな魚が針に掛かるよな~、と感心しつつも餌取りの小魚に負けて場所移動(笑)。



ここでは白ギスが釣れたり…
2013.09.29ハゼ釣り2

チビセイゴ(スズキの子供)が釣れました。
2013.09.29ハゼ釣り3


時にはハゼも釣れるのですが、話にならないくらい少ない。
2013.09.29ハゼ釣り7

100匹くらい釣れるのが当たり前の釣りなのに、釣り上げたハゼは10匹にも満たないほどでした。
2013.09.29ハゼ釣り4

他の釣り人や、ご近所にお住まいでいつも釣り人の観察をされているご老人にお話を伺っても同様。

決して私の腕が悪いだけではなさそうです(笑)。



そろそろモクズガニのシーズンで、釣りをしながらも何匹か確認できました。
2013.09.29ハゼ釣り222

今度準備をして獲りに来よう♪




釣りの方は何とか一回分くらいのおかずは確保できましたが、かなり不完全燃焼。

今年はやっぱりハゼ釣りは厳しいかなぁ…。



で、あまりにも猟欲が満たされなかったので、そのまま夜のアナゴ釣りに突入!

はい、ここら辺が自分でもかなりのバカだと思います(笑)。

2013.09.29アナゴ釣り2

こちらは中サイズ2匹と小サイズが1匹。
2013.09.29ハゼ釣り111

こちらもイマイチ。



海水温が下がらずにアジも釣れてないから波止場もガラガラで、今秋の釣りは苦戦しそうな予感です。






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シマドジョウ

これが最後の水中ネタです。
(どこまで引き伸ばすんだ!というツッコミは無しでお願いします。笑)


最後はシマドジョウです。

小指ほどの小さなドジョウで、文字通り体側に縞模様があり、とても美しいドジョウです。

2013.09.23シマドジョウ1



これもきれいな河川に住む生き物で、川底を移動し、口の中に砂を出し入れしながら餌を食べていますね。

2013.09.23シマドジョウ2


捕まえようと手を伸ばすと、あっと言う間に砂の中に潜って隠れてしまいます。


この魚も河川の汚染や農薬の影響などで一時期はほとんど見かけなくなっていたのですが、最近は個体数も増えてきて観察することができるようになりました。

頑張ってたくさん増えるんだよ♪





残念ですがこのドジョウは10センチにも満たない種類で、食用には適さないので食べたことはありません(笑)。





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カマツカ

まだ続く水中ネタ♪


今回嬉しかった発見がこの魚。

2013.09.23カマツカ3

カマツカです。



きれいな川に生息し、砂や岩の上で餌を食べています。

河川の汚染で一時期ほとんど見かけなくなりましたが、こんなにたくさん増えているなんて…。

2013.09.23カマツカ

この写真には3匹写っているのが分かりますか?

(以前に鮎獲りをした時にもたくさんいたのですが、鮎を獲るのに夢中でこんなにたくさんいるとは気付きませんでした。笑)



川底の砂模様に溶け込む、見事な保護色ですね。

2013.09.23カマツカ4


では、この写真には何匹のカマツカが写っているでしょう?

2013.09.23カマツカ2


頭部がはみ出しているものも含めて5匹です。



カマツカは「川ギス」とも呼ばれ、白身の美味しい魚です。

写真に写っているものは10センチ足らずの小型の個体ばかりですが、20センチ近い大きな個体もいました。



この魚も今度獲りに来ようっと(笑)。




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清流の鯉

鮎を探しに潜った時のこと。


3メートルほどの深みのある淵を覗いて見ます。

2013.09.23鯉3

きれいな砂地だし、餌になる小魚もたくさんいるのでスッポンがいそうなんですけどね~。

残念ながらこの場所では見たことがありません。



ウナギでもいないかな?と思い、障害物の陰を探して回ります。



大きな魚体を発見。

2013.09.23鯉

60センチを超える鯉ですね。



人に脅されたことがないのか、すぐ近くまで接近しても逃げません。

2013.09.23鯉2

同じサイズの物が3匹と、小さな個体が数匹確認できました。



鯉は近年増えた魚種です。

中流域には20匹以上の群が確認できました。

2013.09.23鯉4

雑食性で繁殖力が旺盛な上に比較的汚染に強い魚種で、かなり汚い川にも群れているのを見かけますし、きれいな川に生息している鯉でも一昔前のように釣り人が狙って釣るようなことが無くなり、食べなくなったのが原因でしょう。

美味しい魚なんですけどね。

特にきれいな水で育った鯉は臭みも無くとても美味しいです♪



今回は捕獲道具を持っていなかったから獲らなかったけど、次回は獲ってきて食べようっと(笑)。





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猛暑の影響

河口近くに今年初めてのハゼ釣りに行ってきました。

2013.09.22生息調査6

ところがまったく釣れず!

ハゼなんていうものは、「数釣ってナンボ」というような釣りなので、まったく釣れないなんていう事は通常ではありえません。


それが自分だけならば「単に自分の腕が悪い」ということも考えられるのですが、周囲の釣り人も同じ状況。


場所が悪いのかと思い、川を釣り上がりますが同様に釣れず。



夏場に潜ったことが思い出されます。

「この暑さでハゼが死んでしまったのでは…」
と考え、この日のハゼ釣りは諦めます。



ということは鮎もダメだろうな…。

去年は大雨のため鮎が少なかったので資源保護のために獲らなかったのですが、この暑さで鮎も死んでいることはほぼ確実。

だけど自分の目で確かめてみないと納得できないので、鮎の生息域である上流まで移動。


見た目はきれいですね。
2013.09.22生息調査

流れ込みの水量も結構あります。
2013.09.22生息調査5

車の中に常備している潜り道具を装着し、水中カメラ(と言えるほどの物ではなく、防水機能のあるコンパクトデジカメ)のみを手にして水中へ。
2013.09.22生息調査2

私が何らかの獲物捕獲道具を持たずに水中に入るなんていう事は本当に稀な事です(笑)。



水中の透明度はそれほど変わりませんね。

この近隣の川にしてはきれいなものです。
2013.09.22生息調査3


だけど確認できた魚はオイカワやカワムツなどばかりで、鮎は一匹もいませんでした。
2013.09.22生息調査4


猛暑のため日本各地で淡水・海水問わず魚が死んでいる報道がされたけれど、この場所も例外ではないようです。


しかしハゼや鮎が暑さに弱くほとんど死んでしまったとしても、それはある意味「弱い種」として淘汰されるのも自然界では当然のことかもしれません。

今回の原因は護岸工事や河川の汚染などではなく、猛暑という自然の変化によるものであるし、オイカワやカワムツは無事に生き残っているわけですしね。

仮にそれが人間の生命活動の結果である護岸工事や河川の汚染などの人工的なものであったとしても、それらは地球上の生命体の頂点に立った「強い種」である人類に与えられた特権かもしれません。

生物の多様性の重要さや環境保全や野生生命の保護などが叫ばれて久しい現代ですが、ある意味それも「強い種」である人間側から見た利己的で自分勝手な言い分かもしれませんね。




この川では鮎の人工放流は行われていません。

また鮎が泳ぐ川に戻るには数年の年月が必要でしょう。

いや、本当に絶えてしまったのならば、このままいなくなってしまう可能性も充分に考えられます。


鮎は食べて美味しいだけでなく、急流をヒラヒラと泳ぐ姿はそれはそれは美しく、「清流の女王」と呼ばれるに相応しい気品の感じられる魚です。


またこの川で、美しい鮎の泳ぐ姿を見られる日が来ることを切に願ってやみません。





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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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