ジャパンルール県選手権射撃大会に参加してきました。

クレー射撃の大会はザックリと大きく分けて「公式ルール」と「ジャパンルール」という2種類に分かれます。
公式ルールとはオフィシャルな競技大会で、オリンピックや国体を目指す人はこちらの競技をしなければ、いくら上手くてもオリンピックや国体には出場することはできません。
ジャパンルール射撃大会とは、誰でも参加できるアマチュアルールです。
野球で言えば硬式野球と軟式草野球みたいなものかな。
本日の大会はそんなジャパンルールの射撃大会の中でも「腕に自信有り!」というシューターを集めて、県でのナンバーワンを決めようという大会です。
まあ、いつも5~6割ほどしか中らない私なんかが出るレベルの大会ではないのですが、時には7割を超えることもあるので後学のためにスキート種目に出場してみることにしました。
上を見ないと上達もないしね。
そう思って会場に着くとビックリ!
ジャパンルール強豪シューター達に混じって、公式ルールAクラスシューターの猟友会会長や親父の鳥撃ちの猟友、スキートマスターさんなどの名前も出場選手に挙がっています。
「県内ナンバー1」の称号を求めて、この日のために調整を行ってきた模様。
皆さん貪欲だな~(笑)。
そんな中、「お盆休みに遊びに来た孫達の子守で疲れてヘロヘロだから今回は出場しない」と言っていた親父も会場に登場。
「あれ?出ないんじゃなかったの!?」
「そのつもりだったけれど、当日エントリーOKということだったから出てみる」とのこと。
競技が始まるとこれまたビックリ!!

親父やスキートマスターさん、優勝候補の呼び声も高いSさんとも同組の上に、私がその組のトップシューターです。
「う、緊張する…。しかし緊張しても腕がヘタッピなのに変わりはないからな。思い切ってやるだけだ」

射撃中の私。

親父。
撃ち始めると、皆さんさすがに上手い!
25点満点で20点以上のスコアを叩き出す選手ばかりの中、1ラウンド目は14点と我が道を行く私(笑)。

競技は4ラウンド。
気温35℃を超える中、体力と精神力を削り合うようなジリジリとした消耗戦が続きます。
ハードな環境の中、射撃技術だけでなく強靭な集中力が求められます。
試合結果は以下の通り。

96点でSさんが優勝!
94点でFさんが準優勝。
92点の親父が3位で価値ある表彰台。
稀に見るハイレベルな射撃大会で、63点の私はブービー賞。
実力通り(笑)。
トラップ種目も同様にハイレベルな戦いで、優勝者のスコアは94点。

表彰式の模様。

遊びの射撃大会で最近は時々親父の成績を上回ることもあって、「もうすぐ世代交代だな」などと言っていたのですが、大舞台ではキッチリと結果を出して表彰台に上がる親父の姿を見て
「う~ん、かっちょええ!!」と、素直に思ったのでした。
親父、おめでとう♪
選手の皆さん、暑い中お疲れ様でした!
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