とある休みの日に大物猟に向かっていると親方からの連絡。
「誰か応援頼む。車に積むのを手伝ってくれ!」
お!親方の罠にイノシシが掛かっているな。よしよし♪
で、そのイノシシがこれ。

少し痩せてはいますが、木の実の豊富な秋だったら90kgは超えていそうな大きな個体。
人と比較すると大きさが分かりますね。

でもね、実はこれ
ロードキルイノシシだったのです(爆)!話を聞いてみるとこんな感じ。
この日、親方がいつものように夜も明けぬうちから猟場に向かっていると、前方で停車していた車がバックした後、中央車線にはみ出して走り去ったそうです。
そしてその跡には
なんと、大きなイノシシが倒れているではありませんか!!「おお、ラッキー! さっきの車はイノシシを撥ねてしまったんだな。銃も罠も使わないうちにイノシシゲットしたもんね~♪」
息を吹き返したりしたらまずいので、すぐに車を降りナイフを取り出して血抜き(笑)。
そんなことをしていたら先程の車が引き返してきて停車。車のバンパーやボンネットが激しく損傷しているので間違いない。
「なんだ!?イノシシを取り返しに来たのか? でもこのイノシシはもうワシがツバ付けたもんね~。」
「あの~、事故証明を取らないと保険がおりないので警察を呼んだのですけど…」
「え!?警察来るの? 別に何も悪いことはしてないけれど、血だらけのナイフを持っていたりしちゃまずいよな。」
ナイフの血を拭い、ちょっと余所行きの口調でドライバーに話しかけます。
「それは災難でしたね。御怪我はありませんでしたか? お体は大丈夫でしたか、いやぁ~それは良かった良かった。」
「ところでこのイノシシはどうされます?引き取り手が無いのならもらっていいですか?」
という訳で警察の現場検証が済んだ後に、無事に譲り受けて来たそうです(笑)。
思えば
去年も
一昨年もロードキルアニマルを拾ってきたのは親方でした。

私も夜釣りなどで夜中に車を走らせることも多いのですが、こんな美味そうなヤツは見たことがありません。
きっとイノシシを呼ぶ男なんだろうなぁ(笑)。
お土産もあるし、今日は猟をせずにこのまま帰ろうか♪ などとグループの皆さんで話していたけど、その日もきっちりと若き勢子が51kgのオス鹿をゲット。

猟に行くと色々なことが起こります(笑)。
追記:
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