食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

鴨のすき焼き

天気予報は曇り。


降っていた雨も上がり大物猟へ出発!

しかし現地に着くとまたもや振り出す雨。

メンバーの皆さんと駄弁りながら雨宿りをするけれども止みそうにありません。



こんな時はしょうがないですね。

「ハンター仲間からの頂き物の鴨ですき焼きを作って食べよう!」ということになりました。



骨と骨付き肉を焼いて割り下で煮込み、野菜を投入して更にグツグツと煮込みます。

最後にスライスした胸肉を投入。

サッと胸肉に火が通ったら出来上がり♪

2012.11.28鴨すき1
(鉄鍋の形が良い味出していますね)


「胸肉に火を通しすぎないことと甘めの味にするのがポイント」
と先輩ハンターの方に教えていただきました。


美味いっ!!

こんなに美味しい鴨のすき焼きは食べたことが無い。



最後はうどんで〆。これもまた最高♪



あ~、腹一杯だ。満足満足。




え?猟果!?

食べた後に1ラウンドやりましたが、皆さんすき焼きを腹一杯食べたので戦闘不能(つまりはボウズ。笑)でした。




たまにはこんなのもいいよね(笑)。





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若き勢子、奮迅!!

猟期中の休みは、とりあえず出猟(笑)。

乾燥した日が何日も続くと獲物の足跡が見つけにくく、どこの山に寝ているのかの判断が難しくなるのですが、前日の夕方までに降り止み、足跡も分かりやすいので絶好の大物猟日和です。



しかしこの日は猟隊のメンバーの皆が焦っていました。

見切りが上手いメンバーが多く空山(イノシシや鹿がお留守の山)を競る事がほとんど無いグループが、絶好のコンディションであるにも関わらず2ラウンド続けて空振りだったからです。

猟期の終盤に少なくなった獲物を「一か八か」で競るのではなく、餌を食べた跡も足跡も「間違いなくこの山にいる!」という場所を競ったのに獲物は出ませんでした。



午前中で「たくさん獲れたから」と猟を止め解体作業に入ることも多いのですが、お昼ご飯を食べて仕切り直し。



「三度目の正直」か「二度あることは三度ある」か?
静かに狙撃手が包囲網を張りめぐらせます。


3ラウンド目の私の待ちはこんな感じ。
2012.11.25奮迅5


右奥から延びてくる獣道と、これとは別に(画面には映ってないけど)左正面からの獣道を受持ちます。
2012.11.25奮迅2



2人の勢子が犬を入れるとすぐに2発の銃声。
「外れた! 今度こそイノシシが出たよ!! 50~60kgくらいのヤツが待ちの方向に向かってるから気を付けて」
勢子長の声。


緊張して待っていると、一旦は犬の追い鳴きの声が近付きますが、やがて犬の声も聞えなくなります。


「犬が匂いを落とした(見失った)か…」
と思っていたら「パキッ」っと枝を踏み折る音。

「いる…。オレの待ち場の前まで来ている。犬を撒いたからこの近辺が安全かどうかを確かめているんだ。
気配を殺せ…。注意を怠るな…。」

自分自身に言い聞かせます。


「パキッ!」
次の木の枝を折る音が聞えた時には、右前方からイノシシが飛び出していました。


しっかりと狙え3発撃つことの出来る7メートルの位置まで引き付け、初弾を発射!
2012.11.25奮迅6

反転し、逃げようとするイノシシに次弾発射!!
2012.11.25奮迅8

走り出したイノシシがバランスを崩してつんのめり、瞬時後ろ足を下に前足だけで獣道にしがみ付く様な格好。

更に後ろ足を軸に斜面を転がり落ちていくイノシシ。


落ち方が変。


「中ったな…」
すぐに銃に弾を補充し斜面を下りて追跡。



この下は深いブッシュになっていて、イノシシがガサゴソと暴れる音が聞えます。

「手負いになっている…。急いで止めないと犬が追い付いて来たら切られる」
と言うのも、私が撃ちかけたイノシシは70kg~80kgの大きな個体。しかも撃つ瞬間に、口元から突き出た牙がはっきりと見えたからです。


動けなくなったイノシシがブッシュの中ですくんで反撃してくる可能性もあるので、注意しながらおっかなびっくりのヘッピリ腰で進みますが、血の落ちた痕跡も見つかりません。


「無理をするな。一旦元の場所まで戻って待機しろ」
と親方からの連絡。



一段落して若き勢子が猟犬を連れてきて追跡にかかります。

「大きかったから気をつけて…。頼む。」



私ももう一度イノシシの足跡をゆっくりと辿ると、血痕発見。
2012.11.25奮迅2

「やっぱり中ってる…。しかも結構な出血量。」


そのことを伝えると
「犬が伸びたね。獲物に付いたみたい。」
と若き勢子。




それから時々入る連絡。

「血を引いてるけどかなり走ってるね。」

「追ってるけど、どんどん高い所に登ってる。」

抜群の運動量を誇る若き勢子の、今まで聴いたことが無いような擦れる声と荒い呼吸音。




かなりの時間が経過…。




「止めたよーっ!」




獲物を引き出すために若き勢子の場所まで向かいますが、仕留めた場所は見上げるような大きな山の山頂付近。

2012.11.25奮迅1

「オレが撃った場所からここまでどれくらい離れてるんだ…? はっきり言って無茶苦茶な距離と高低差だぞ。それを駆け抜けて来るなんて…。」



80kgのオスイノシシ。
2012.11.25奮迅3

最後は若き勢子に向かって反撃して来たところを仕留められました。



私の撃った弾は左前足を完全に飛ばしていました。
2012.11.25奮迅4

傷跡を見て、撃った直後のイノシシの行動が納得。

しかしこの状態で相当の距離を走り、一番高い山の山頂付近まで逃げ登るなんて…。



そして手負いとはいえ、それに追い付き仕留める若き勢子の凄さ。

う~ん、なんだか段々とキミは「人間以外の何か」に近付きつつあるんじゃないかい(笑)?



キミと一緒のグループで猟ができて良かったよ。

ありがとね♪





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うべ

そろそろシーズン終わりのうべの実。

2012.11.23うべ


手に届きそうなものがあったらポケットに忍ばせて、食べながら山中を移動する。


嫌味が無く自然な甘さがしみじみと美味い。
2012.11.23うべ2


山を歩くだけで狩猟は楽しい♪




さあ週末だ! 今週も山へ行こうっと!!






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破壊

10メートルの距離で、3発撃って1発しか中らなかったイノシシ
2012.11.21

胴体の真ん中に中っていますね。



この場所に着弾して、50メートル以上斜面を駆け上って行き絶命。

胃や腸の消化器官じゃ致命傷にはならないから、肝臓に中ったのか?と思いながら解体するけれど肝臓は無傷。



じゃあどこに中ったのかというと、肋骨を1本折って肺を貫き、心臓の中で弾が止まっていました。

食べるために心臓をスライスしていたら見つかりました(笑)。

2012.11.21破壊2


右側が今回心臓の中から取り出した弾。左側は40メートルの距離から中てた弾

至近距離から撃ったので、弾の潰れ方が違いますね。



おそらく3発目に撃った弾です。

「心臓を貫通した」というのは見たこともありますが、「心臓の中で止まっていた」というのはかなり珍しいことです。




「1発目も2発目も10メートルの距離から撃ったのに中ってないなんて…」
とガッカリしていると

「意外と至近距離で中てるのは難しいんだ。射撃場でそんな距離の動的射撃をすることがないから慣れていないし、至近距離を猛スピードで走られるとアゴが上がったり、銃が先走ったりする。」
との先輩のお言葉。


そっかぁ…。




それにしても弾が心臓を破壊して相当の距離を走っていました。

信じられないかもしれませんが本当の話です。




只々、野生動物の生命力に脱帽です。






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親子でVV!!

先日の話を少し詳しく…。



友好関係にある山岳地帯のグループが遠征に来てくださり、今日は15人ほどの大部隊です。

2012.11.20VV2

山岳地帯ではイノシシが少なく鹿ばかりだそうで、皆さんイノシシを撃つのを楽しみにされています。
こりゃ~、是非イノシシを撃ってもらわないとなぁ。


そう思いながらも、1ラウンド目に出たイノシシは滅多に走らない場所を走り、親父の待ち場で仕留められました。

2012.11.20VV1
80kgのメス。




続く2ラウンド目。

私の待ちはこんな感じ。
2012.11.20VV8

私の右下40メートルには親父の待ち場。

こんな感じで竹やぶの向こうに小川があり、イノシシが通る獣道があります。
2012.11.20VV6

小川を通り、崖を登って来た所を撃つ作戦です。



勢子が犬を放つと、ものの10分もしないうちに起し鳴き。

吠え立てながら私と親父の待ち場に近付いてきます。


「親父、こっちに来るぞ。気を付けろ!」
この前のこともあったので、念のために連絡します。



いよいよ近付いてくる犬の声…。

「バキッ!」とイノシシが竹を踏み割る音…。



来た!
50kg~60kgのイノシシが、川の向こうから体を揺らせ走って来ます。


川に下りる瞬間だけは死角になるので、どこから来てもいいように銃を構えますが、イノシシは私の目の前の通し(獣道)を登ってきます。



「さあ、来い!」



しっかりと引き付け、崖を上った所で1発発射!

体が真横になってもう1発、逃げるイノシシに更にもう1発発射!!
2012.11.20VV4


平気な顔で走り去っていくイノシシ…。
2012.11.20VV5


「あれ?なぜこの10メートルの距離で中らないんだ!?」


すぐに銃に弾を込め、次の獲物が来ないかを確認。

「すみません、抜けられました…」
とメンバーに連絡。

「バカタレ!横から見てたらイノシシの体が衝撃で揺れたから絶対に中った。急いで追跡しろ!」
と親父。



すぐに追跡を開始し、イノシシの足跡通りにトレースしますが血の1滴も出ていません。

「ダメだ、中ってない…。今年はあんなに(自分基準)射撃も練習したのに…。」



情けなくなりながら、50メートルほど獣道のある山道を登って行くと足元に倒れているイノシシ。

すぐに血抜き。
2012.11.20VV3


「ホッ、よかった。倒せて本当によかった。」
倒れていたことをメンバーに伝えます。

走っている時は50kg~60kgくらいにしか見えなかったけれど、こうして見ると70kgはありそう。
2012.11.20VV9
(猟が終わって撮影)


他にも4~5頭のイノシシが出たようですが、老獪なもので僅かな包囲網の隙を突破されました。




撃ったイノシシを計量すると90kg。

自己最高記録のイノシシ。しかも初めて親父と一緒の日にイノシシを仕留めることができました。
2012.11.20VV2


こういうことは狙っても中々出来るものではありませんし、「親父が鉄砲を置くまでに1度くらいできたらいいなぁ」くらいに思っていたのですが、こんなに早く達成できるとは…。

以前、猟隊メンバーの王島さん(仮名)と若き勢子が親子でイノシシを仕留めた時に、微笑ましくもあり、ちょっと羨ましくもあったのです。




まぁ、しかしこれもメンバーの皆さんに「獲らせてもらった」獲物ですね。

でも素直に嬉しい♪

皆さん、ありがとうございます。



そして遠征に来てくださった山岳地帯のグループの皆さん、ウチの親子だけ撃ってすみませ~ん(笑)。




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約束

おじいちゃん、おばあちゃん、やったよ。

2012.11.18


相変わらず銃の腕が下手くそで、3発撃って1発しか中らなかったけれど、なんとか倒すことが出来たよ。

90kgのオスイノシシ。




親父も80kgのメスイノシシを撃って、この日は2頭。

2012.11.18約束2





少しはお役に立てたかな♪





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農家の窮状

「さて、雨は上がったけれど今日は人数も少ないしどこを競るかねぇ…」


と、オレンジベストに迷彩服を着たハンター達が集まって大物猟の作戦会議をしていると、近所で農業を営むお爺さんがやって来ます。

2012.11.16農家の窮状2

「夜な夜なイノシシが出てきて畑を荒らすんじゃ。箱罠を仕掛けても、こんな小さな子供しか入らん。親イノシシは賢くてやりたい放題じゃ」

「最初はストッパーを掛けて子供は自由に出入りさせ、親イノシシが入るようになったら罠が作動するようにしてみるといいですよ」




続いて銃を持った強面のハンター達に近付いてくるお婆ちゃんが一人。
2012.11.16農家の窮状1

「こっちの山にイノシシがたくさんいるんよ。毎晩出てきて畑や田んぼを荒らしよる…」


同じく農家の方だけど、聞けば作った作物がほとんどイノシシに食べられて、自家用の米も野菜も買わないといけない状態だそうな。

最後には涙目になって声も詰まらせ必死に事情を説明してくれます。



「うん、うん。状況は良くわかった。

だけどごめんね、今日は人数が少ないからこっちの広い山を攻めるには人数が足りないんだ。追い散らすだけで仕留めることが出来ない…」




「美味しい野生鳥獣のお肉が食べられるから」という単純で食い意地の張った理由で始めた狩猟ですが、最近ではハンターという人種の役割を考えざるを得ません。





お爺ちゃん、お婆ちゃん、来週は人数がたくさん集まってきっちりと包囲網を張り巡らせて山を競るから…。

オレみたいにへなちょこで鉄砲の腕が悪くて、イノシシが飛び出してきて撃っても弾が中らないかもしれないけれど、お爺ちゃん、お婆ちゃんの笑顔が見たいから頑張る…。

それに他の皆さんは凄腕のハンターばかりだから…。





だから、だからもう少しだけ待っててね!






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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
お気軽にメールくださいね♪

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