食べる事と、命をいただく事について考えます。 狩猟、素潜り、釣り、採集、手作り等々

感心した!

暑い~!
各地で猛暑日が続いていますね。

色々と忙しく、休みの日には溜まっていた雑用を済ませ、避暑とおかず獲りを兼ね近場の海へ!
2012.07.29感心した!

濃いブルーになった所より沖が私の潜っている場所。

こうやって見たらかなりきれいな感じがするけれど、水深のある場所はまだ濁っているんですよね…。



さぁ~って、今年は腱鞘炎が悪かったのであまり潜っていないから、体慣らしのために無理せず潜ろうかね~。


お!ここにはたくさんキスが群れているなぁ。今度釣りに来るかな。


深度に体を慣らすために潜行と浮上を繰り返しながら沖に向かう途中、水中で異様な物体を発見!
いるはずのない水中に、巨大な生命体が動いて移動しています。

「ギョッ!」
としますが、すぐにそれはアクアラングを背負ったダイバーだということがわかります。

ダイビングスクールなどで集団のダイバーを見かけることはありますが、今回は一人のみ。
しかも手には何かが入った大きなフラシ(網袋)を持っています。

「アワビやサザエの密漁者だな。こんな輩には関わりあいにならないに限る…。」

そう思い上方から眺めて過ぎ去ろうとしますが、そのフラシの中が何か変。
よく見ると空き缶やビニール袋や花火のカスばかりが入っています。

「海中の清掃活動をしているんだ! しかもたった一人で!!」



獲物を狙ってばかりの私としては、ちょっと自分が恥ずかしい感じ。



そう思いながらも相変わらずおかず獲り(笑)。
2012.07.29感心した!2

久しぶりに青空の下潜れたので気持ちよかった♪




う~ん、それにしても感心しました!!







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なぜ猟期は冬場なのか?

短い期間ながらも猟期と有害鳥獣捕獲活動を経験して、それまで見えてこなかったことについて書いてみます。


日本では、狩猟のできる期間(猟期)は原則として冬場に設定されています。
親父がハンターである家庭で生まれ育った私は、教えられるともなく「猟期=冬」という図式がインプットされていました。
2012.02.19雪中行軍11


なぜ猟期は冬なのか?

1点目は「野生鳥獣の保護」ですね。
野生鳥獣は原則的に春に子供を産み育てるものが多く、秋には巣立っています。一年の冬季を猟期として定めることは、狩猟鳥獣の保護に繋がります。


2点目は「安全面」でしょうね。
茂みや藪が深くて誤射などの事故の可能性も高くなる。
また、暑くて山歩きが辛く、体力を消耗して判断力が鈍る。
スズメバチやマムシ、毛虫などの危険な生物が多い。
などの理由が挙げられます。
蚊やブヨなども多く鬱陶しいですしね。


3点目に「猟期以外の獲物の味」です。
ハンターになる前は「猟期以外の獲物は不味い」ということを誰からともなく聞いていました。
それは確かに事実でもあり、事実でない部分もありました。

イノシシやアナグマ、鴨やヒヨドリの場合「不味い個体=痩せて脂身の無い個体」と言えると思います。
一般的にお肉は脂身が美味しいですからね。

イノシシの場合、ドングリなどの木の実がある秋からタケノコや木の芽がある春は比較的山の中にエサが多くて太っているけれど、夏場はエサが少ないために痩せている個体が多いです。
しかし針葉樹林に住んでいるイノシシは、もともとエサとなる木の実などが少なく秋にも痩せている個体が多いし、田畑や果樹園を荒らす個体について言えば、季節に関係なく年間を通じて丸々と太っていました。

アナグマなどは授乳期や冬眠から醒めたばかりのもの以外は年中太っていましたね。
2012.07.26アナグマ2
(これもいただいたアナグマ)

「猟期以外の獲物は不味い」と言われる最大の理由は野生鳥獣の太り方が原因ではなく、気温のせいだと思います。

私は「獲った獲物は食べる!」という食い意地の張った性格なので、夏場でも獲物を獲ったら血抜きをし、すぐに腹出しをして速やかに冷却し体温を下げるようにしています。
2012.07.26アナグマ4

そうしないと血が回った上に、自分の体温と気温ですぐに肉が煮えたような状態になり、時には精肉する前に腐敗が始まってしまいます。
これではとても美味しく食べることなんてできませんね。

実際に夏場に獲ったイノシシの内臓を触ると、とても温かく使い捨てカイロ以上の温度がありそうです。
即座に温度を落とす処置をしないと自分の体温で肉がダメになってしまう感じです。

しかし実際問題として山の中から引き出すのにもかなりの時間がかかるし、近くに谷川などの水場があるとも限りません。

そうやって適切な処理がされていない(したくとも出来ない)お肉を食べるため、「夏場の野生鳥獣は不味い」という事に繋がっているのだと思います。


私は夏場の有害鳥獣捕獲や罠にかかった獲物をもらいに行く時に、いつも氷とクーラーボックスを持参してきているので、最初の頃はかなり皆さん驚かれていました(笑)。
猟友会でもちょっと噂になったくらいです(爆)!
2012.07.26アナグマ3
(カラスを食べたり、お風呂場で解体をしているせいかも。笑)



他の理由としては「毛皮の状態が良くない」なども挙げられますが、毛皮の需要がほとんど無くなった現在ではあまり関係ない事項ですね。




私は命を奪う以上は美味しくいただきたいと思いますし、それが戴いた命に対しての礼儀だと思うのです。




などと思いつくままにつらつらと書き連ねてみましたが、食い意地の張った自分の行動を正当化するための単なる言い訳です(笑)。






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外れたっ! でもラッキー♪

猛烈に熱かったので、夕涼みとおかず獲りを兼ねて日没前の1時間ほど潜りに行ってきました。
2012.07.27チヌ



波はないけど、豪雨の影響で水深のある場所ではまだ濁っているな。


魚影は少ない。
この時期、たくさん砂浜に群れているキスもわずかしかいないし、フグも少ない。

ちょっと沖まで出て、魚の居付く岩棚の穴を覗いて回ります。



一つの穴を覗こうとした時に、飛び出してくる大きな魚影!
40センチは楽にあるチヌ。


逃げるチヌにホコ発射!!


うっ、命中したけど腹のど真ん中。

大きな魚は頭か脊髄に矛先を絡めないと、身を引きちぎって逃げることが多いのです。


魚に突き刺さったままの状態ですぐにホコを手から離し魚体を捕まえようとしますが、魚に触れる寸前で身を引きちぎって逃走。

この時点で息が限界。一旦水面に浮上します。
「失敗したなぁ。致命傷だったからこのままどこかで死んでしまうだろう…。獲りたかったな。」


まだ穴の中を覗いてなかったので一応覗いてみようと再度潜水。


しかしその途中で大きな魚がその穴に入っていくのが見えました。
「あれ?内臓が出ている…。さっきのチヌじゃん!!」

近くに身を休める場所がなかったのか、半矢の状態で引き返してきたようですね。


穴に入ったところを簡単にゲット!


47センチ。(それとコッパグロ)
2012.07.27チヌ2


反対側から見ると腹が裂けた跡が…。
2012.07.27チヌ3



なんとか獲れて良かった♪



今日も自然の恵みに感謝です。






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ミョウガ

ハンター仲間のご夫妻に海の幸をお裾分けしたら、お返しにたくさんの自家栽培(本業)のお野菜をいただきました。

我が家はタンパク質の自給率は高いのですが、貧乏な賃貸マンション暮らしなので家庭菜園をする土地すらない…。
だからお野菜のいただき物はとてもありがたいのです。


いただいた野菜の一つ、瑞々しく素晴らしく香りの良いミョウガ。
2012.07.26ミョウガ

小さい頃は素麺の薬味として入っているミョウガが薬臭くて苦手だったけれど、きっと新鮮なものじゃなかったんだろうな。


だって新鮮なものはこんなに美味しいんだもの!

バリバリと生で齧りながらビールを飲む。

飽きたらちょっと諸味をつけて…。



ぷはぁ、美味いなぁ~!



梅雨も明けたし夏だなぁ。

腱鞘炎の調子もだいぶ良くなってきたし、そろそろ潜りに行こうかねぇ♪





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アナゴは美味い!  んだけどなぁ~(笑)。

アナゴは美味い!

だけど同じような体形のウナギやハモなんかに比べて不当に評価が低いように感じるのは気のせいでしょうか。



今の時期、河川のいたるところでウナギ釣りをしている光景を目にしますが、海でアナゴ釣りをしている人はほとんど見かけません。

まあ、ライバルが少なくていいので今日もアナゴ釣りへGO!

美味しいのも理由の一つですが、アナゴ釣りは適度に忙しく適度にヒマで、夜空の星を眺めたりするのにも丁度良い感じだからです。

(しかし一体、年間何日くらい釣りや潜りや狩猟に行っているのだろう、オレ!?)




ドボーンと仕掛けを投げ込んで待つこと暫し…。

竿先に付けた鈴が「チリン」と鳴ります。


お!今日は最初から大物ゲット♪
2012.07.24アナゴ6

写真では大きさは分かりにくいと思いますが、特大と大の中間サイズ。



レジャー椅子に座って流れ星を見たりしながらそこそこ調子よく釣れ、3時間ほどで5匹。
2012.07.24アナゴ1

特大と大の中間サイズ×2、大×1、中×1、極小×1って感じ。

ヒガンフグも1匹。



大きなものだけを並べてみました。
2012.07.24アナゴ2


私は必ずその日に捌いて下処理をしてから寝ます。


ウナギと同じように捌いて…
2012.07.24アナゴ3


皮にたっぷりの塩をまぶします。
2012.07.24アナゴ4
(写真の量は控えめなくらい)


それからゴシゴシと魚体の表面を塩で擦って、ヌルヌルの粘膜を落とします。
2012.07.24アナゴ5

一度じゃ取れないので、水で洗い落としながら2~3度繰り返して完全に粘膜が無くなるまで繰り返し、ザルかバットに入れて水切り。


この粘膜に独特の匂いがあって、きれいに取り除かないと身を食べても美味しくないんですよね。


きちんと処理をしたものはどんな料理にしてもとっても美味しい♪
(あまり大きなものは脂が乗りすぎてて天麩羅には向きませんが…)




あ、でもこんな事を書いてライバルが増えてもいけないな~。

アナゴはヘビみたいで気持ち悪いし処理は面倒だしということで、釣り人の皆さんはさくっとスルーでお願いします(笑)。









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男力(おとこぢから)

連日暑い日が続いていますが、今日も有害鳥獣捕獲活動へ出動!



今日も最初に箱罠の設置。

罠の大きさや鉄骨の太さにもよりますが、50kg~100kg程の重さがあるのでかなりの重労働です。

まずは設置場所の除草。
2012.07.23男力1

設置して作動糸のセット。
2012.07.23男力2



それからカラス・ドバトの駆除に向かいます。

この日はカラスが6羽、ドバトが3羽。(先輩ハンターの皆さんが獲ったものですが…)
2012.07.23男力4



もうそろそろ終わろうかという時間に、有害鳥獣捕獲隊員の一人が車を落とし込んで動けなくなっているので助けに来て欲しいとの連絡。


現場に向かいながら、また私の車で引き上げることになるのか!?と思いドキドキ…。
と言うのも、2週間ほど前に田んぼに落ちかけたヤンキー兄ちゃんの軽自動車を引き上げた時に、クラッチが焼けて逝ってしまったので部品交換。修理代に7万円近くもかかってしまったのです。
2012.07.23男力2




現地に到着するとこの状況。
2012.07.23男力3

前輪が脱輪し、脱出しようと試みたら青草で滑って後輪まで脱輪したそうです。

ドライバーにケガは無かったので、とりあえずは良かった。


普通の4WD車で引き上げられるような状況ではありませんね。
2012.07.23男力5


さて、ここからがすごかった!

一般人なら途方にくれる様なこの状況を、様々な角度から検証し、隊員の方がすぐに3トンユニック車を手配。
2012.07.23男力6

「ここにワイヤーを掛けたら板金が曲がるからダメだ。」

「クレーンで上がるけど横移動はできない。人力で引っ張り出せ!」


重機と人力の合わせ技であっという間に引き上げます。



トラブルはどんな人にも起こり得るものだけど、大切なのはリカバリーの仕方。

状況判断力や対応力に富み、強く逞しい男達を見て心地好くそんなことを思ったのでした。








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ブリ

さあ、久しぶりの寄生虫ネタです(笑)。

今回のものは結構ハードですよ!




今回のものは漁師をしている兄貴から送ってもらった写真です。


兄貴が釣ったブリ。
2012.07.22ブリ2

アジ釣り用の細い針で釣った激闘の跡。
2012.07.22ブリ1
ものすごい力で針が伸ばされて、バレる寸前だったことを物語っています。




で、ここからは兄貴のメールを転載。

「自家消費用に今日捌いた。
丸々肥えてて虫はいないだろうと思ってたら出てきたよ!

わりとメジャーな寄生虫のブリ糸状虫。
2012.07.22ブリ3

ウニョ~ンという感じでしばらくうごくのよ。
食べても無害らしいけど、身には穴が開いてるし気持ち悪い。
2012.07.22ブリ4

水温下がる時期にはいない。

ひどいやつは身にボコボコ穴が開いて穴あきチーズみたいになるの。
そんなやつは尻尾に身がついてなくて、痩せてるから見当はつくけどね。

天然もののブリは正月前くらいしか高値はつかないから、それ以外の時期は結構活魚にかけずに食べる漁師は多い。
それで捌いてボコボコだったら、さすがに気味悪がって捨てられてる。

んで、二束三文でも市場にかければよかったと悔しがる(笑)。」





身に穴が開くような寄生虫って考えただけでもすごいですね~。

痛くないのだろうか?



しかし寄生虫がいるのは天然物の証とのこと。

スーパーで刺身のパックを買っている人には想像も出来ないでしょうが、(そういう人が日本の中で大多数を占めていることも知っていますが)、これもまたあるべき自然の姿だということを知っていただけたらありがたいですね。







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プロフィール

じゃん

Author:じゃん
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には
「美味いか不味いか?」
が大きな判断基準を占める。

素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。
2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?

E‐mail
capturefood@yahoo.co.jp
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